モルゲンバーデンGmbH

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#ドイツビール紀行(ダルムシュタット)

4月29日(土)。

 

フランクフルト近郊の都市、ヘッセン州ダルムシュタット。(Darmstadt)

車や電車で通過したことは数あれど、この街に降り立つのは今回が初めてだ。

少々緊張しながら中央駅を出て、市街中心部行きのトラムに乗り込む。

 

ダルムシュタット・ヘッセン州立博物館。

 

ラーツケラー(Ratskeller)。

 

ドイツのある程度大きな都市には大抵「ラーツケラー」という旧市庁舎の地下レストラン

があるのだが、ダルムシュタットのラーツケラーは何と自家製ビール

醸造施設を持っている。これはドイツでもなかなか珍しいのではないか。

 

自家製ビール。

 

メニューの表記はRatsbräu Premium Hell, nach "Pilsner Brauart"。

一応分類としてはピルスナーってことでいいんだろうか。

いかにも自家製ビールらしい濃い濁り具合だ。味は見た目ほど濃くない。

ホップでもモルトでもなく、独特の花のような香りが前面に出てきて面白い。

 

ダルムシュタットには他にも魅力的なビアホールがたくさんある。

ラーツケラーは1杯だけで切り上げ、2軒目へ、

 

グローエ醸造所。(Grohe Brauerei)

 

ラーツケラーから徒歩数分のところにある中小ブルワリー。

敷地内のビアホール(ビアガーデン)でビールを味わう。

 

ヘレス。

 

 

「…!!」

 

 

いかにも中小ブルワリーな垢抜けない麦芽の香り。

この洗練されてない感じがいい。絶賛するほどではないけど素朴で憎めない味だ。

 

シュヴェービッシュ・プレッツェル。(Schwäbisch Bretzel)

 

生地にバターが練り込まれた濃厚&柔らかいプレッツェル。温かい。

これはこれで悪くないが、プレッツェルとしては邪道な気がする。

(プレッツェルよりバターロールに分類したい。)

 

利き酒セット。

 

最初は利き酒セットがあることに気づかなかった。手前から反時計回りに

ヘレス、メルツェン、ヴァイツェン、季節のビール(ヴァイツェン+ボック)。

さっき飲んだヘレスの紹介は割愛する。

 

メルツェン。

濃色のメルツェンはローストモルトの香りが甘くて香ばしい。

 

ヴァイツェン。

仄かにスモーキーな香り(?)。ヴァイツェンにしては線が細い。

 

ヴァイツェン+ボック。

甘くて濃いボックビールが加わり飲み応えアップ。

 

利き酒セットを飲み終え、気に入ったビールを1杯…と見せかけて次の店へ。

本当はもっとゆっくり飲んでいきたいところだが、ダルムシュタットに

来る機会はそうないので、できるだけいろんな店を回りたい。

 

ジッテ。(Sitte)

 

本日3軒目。ダルムシュタット近郊の大手ビール醸造所:

プフングシュテッター(Pfungstädter)の直営レストラン。
ビアホールではなくちゃんとしたレストランだ。

 

ちなみにここはさっきのグローエのすぐ斜向かいにある。

 

プフングシュテッター。

 

苦味と酸味が前面に出てきてメタリックな後味。独特な雰囲気のピルスナーだ。

少々アロマに欠け、個人の好みには合致しないが、なかなか洗練された味だと思う。

ここも1杯だけ飲んで店を出る。

 

ダルムシュタット、面白い。

 

いい飲み屋が徒歩圏内にハシゴできるほど密集しており、

僕のようなビール好きにとっては非常に魅力的な街である。

今回行った3軒以外にもまだまだあるようだ。

2017.05.07 Sunday / ドイツ‐観光 / comments(0) / trackbacks(0)
#ドイツビール紀行(バイロイト)2

4月16日(日)、バイロイト。

 

マイゼル醸造所のビール博物館を見学した後(→参考)、次の醸造所へ。

 

バイロイター醸造所。(Baireuther Bierbrauerei)

 

マイゼルから徒歩数分、僅か数百メートル先にある。

恐らく現在はマイゼルの傘下になっていると思う。

 

ここバイロイター醸造所では、

カタコンベ(Katakomben)=地下壕の見学ツアーが体験できる。

ツアーは毎日16時からで、マイゼルのビール博物館のツアー

(14時、18時)とハシゴできるようになっている。

 

世にも珍しいビール醸造所の洞窟探検。ガイドさんの後について地下に潜る。

 

地下壕の地図。凄いダンジョン、或いはアリの巣だ。

 

寝室。ここに寝泊まりする人たちはきっと太陽の光が恋しくて仕方がなかっただろう。

或いは完全に地下生活に慣れすぎてしまって外に出られないかもしれない。

 

地下壕の所々に昔のビール造りに使われた器具が置かれている。

 

子供たちのマネキン。ちょっと怖い…。

 

1時間ほどの地下壕見学ツアーを終え、お楽しみの試飲タイム。

正直盛り上がりに欠けるツアーだった。

 

アクティエンのツヴィックル。

 

濃い褐色の無濾過ビール。まず生じゃなくて瓶ビールなのが引っかかるし、

一瞬モルトの香ばしい香りがするものの、そこから味の広がりがない。

立派な地下壕を持つ歴史ある醸造所のビールだからといって、

必ずしも旨いとは限らないのだ。

 

不完全燃焼な気分で坂を下りる。

 

再びマイゼル醸造所のビアホールへ。

 

バイロイターのヘレス。(Bayreuther Hell)

 

バイロイトに来たらこのヘレスも飲んでみたかった。

鮮度抜群、穏やかなモルトの香り。派手さはないが堅実に旨い。

 

今日は昼飯を食いそびれたので、夜はガッツリ肉を食いたい。

日替わりステーキの「スペシャルカット」を注文する。

 

フランクステーキ。

 

フランクとは外バラの一部で、少量しか取れない希少な部位らしい。

付け合わせの自家製ポテトフライも旨そうだ。

 

 

 

 

 

「…!!」

 

 

 

 

 

 

うまい!

 

素晴らしい焼き具合のフランクステーキを噛み締めると、

新鮮な赤身肉の上質な旨味がギュッと滲み出てくる。

また、香り高いハーブソルトやペッパーソースが肉の味を一層引き立てる。

ビールのピッチが一気に加速。手作り感溢れるポテトフライも申し分ない。

 

マイゼルス・ヴァイセ。(Maisel's Weisse)

 

2杯目はマイゼルを代表するヴァイツェン。芳醇なバナナ香が旨い!

無我夢中で新鮮な生ビールと上質なステーキを交互に味わう…凄く幸せな気分だ。

 

シトリラ。(Citrilla)

 

腹が落ち着いてきたところでクラフトビールに切り替える。

柑橘系のフルーティーな味。旨い! 麦芽とホップだけでよくこんな味が作れるものだ。

 

インディア・エール。

 

最後にもう1杯。ペールエール、IPA(インディア・ペールエール)ときて

インディア・エールなんてのもあるのか。エール特有のフルーティーな香り。

高アルコール(7.3%)で重厚な味わい。

 

壁に描かれたホップ男。

 

いい気分で会計を済ませてホテルの部屋に戻る。

 

その直後、もの凄い眠気が襲ってきた。

 

 

バイロイト祝祭劇場。翌日、帰り際にバイロイト音楽祭の会場に立ち寄る。

 

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定番のヴァイツェンやヘレス、そして革新的なクラフトビール。

バイロイトのビールの世界を思う存分満喫することができた。

マイゼル醸造所のビアホールはビール好きの方々に強くお勧めしたい。

2017.05.07 Sunday / ドイツ‐観光 / comments(0) / trackbacks(0)
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