8月12日(日)、ベルギー東部の町・スパ。
温泉施設テルム・ド・スパを満喫した後(→
参考)、晩飯を食べに出かける。
ベルギー初上陸の彼女曰く
「ワッフル食べたい」。そうか。やっぱ初上陸ならワッフル食べたいよな。
普通のレストランのデザートメニューにも大抵ワッフルが載っていたが、
せっかくならもうちょっと「それっぽい」店で食べるべきだろう。
そう、こんな感じのカフェとか。
晩飯の前にここでワッフルを食べることにする。
ベルギーワッフル。バニラアイス+チョコソース+生クリームのトッピングが食欲をそそる。
こいつは見るからにカロリー高そうだな(笑)。
まるで
チョコレートの泉。ワッフルの溝から溢れんばかり、というかちょっと溢れてるではないか。
チョコの泉を決壊させながらナイフで切り分け、
バニラアイスと生クリームを塗りたくって口に運ぶ。
「…!!」ワッフルの生地は
サクサク&フワフワ。さすがベルギー、抜群に旨い。
そして、
甘々・こってりなトッピングが生地の良さを一層引き立てている。
晩飯前だし、ボリューム的には2人で分けてちょうどいい量だ。
美しい木の下にあるレストラン。
晩飯はここで食べることにする。何より、木に惹かれた。
オープンテラスに腰を下ろし、ビールと料理を注文する。
マース。(MAES)
昼に飲んだジュピラーと同様ラガータイプのベルギービール。
風呂上がり、外の心地よい風を浴びながら味わうビールは最高に旨い。
豚スネ肉のロースト・マスタードクリームソースがけ。リエージュ地方の地元料理、らしい。
豪快なスネ肉の塊にフランス語圏っぽいソースがたっぷり。
ではでは、さっそく。
「…!!」うまい。豚スネ肉はクセがなく濃厚な旨味に溢れ、粒マスタードの
香りが利いたコクのあるクリームソースが肉によく絡む。
マースを瞬時に飲み干し、別のビールを頼む。
シネイ? (Ciney)
濃厚な味わいそのものはいいとして、
泡多すぎ(笑)。ドイツだったら間違いなくクレームをつけられるレベルだろう。
フリット。ベルギーはフライドポテト発祥の国である。
よって、ただのポテトでもとても有難みがあるように感じる。
マヨをたっぷりつけて食すと最高。コレステロール上等だぜ!
シメイトリプル! (Chimay triple)
シメイは僕が最も好きなベルギーのトラピストビール。
中でもこれは
通常の3倍のホップを使った「トリプル」である。
「…!!」はぁ…。あまりの旨さに
溜息が出る。ほんの僅か口に含んだだけで、
ホップの芳醇の香りが一気に広がる。
これは凄いビールだ。ワインのように少しずつ、じっくりと味わいたい。
最高の気分でレストランを後にする。
よし、
カジノ行くか!
カジノロワイヤル・スパ編。期待に胸を膨らませながら中に入る。
…
ガラガラじゃないか。
ディーラーが回す本格的なルーレットには客が1-2人しかいない。
一方、人気があったのはゲーセンのような自動で回すルーレットだった。
ビデオスロット、ブラックジャック、ルーレット(ディーラーの方)を
ちょこっとずつ遊んでみたが、ドイツのバーデンバーデンや
ヴィースバーデンのカジノとは比較にならぬほど
盛り上がりに欠ける。結局ちょい負けで早々と退散。ホテルに戻って眠りに着いたのであった。
土産。シメイトリプルの4本セット。
これでしばらくはトラピストな気分を味わえる。
ドゥヴェルのトリプル。久しぶりのヒューガルテン。
ベルギービールのアテにベルギーチーズ。
そして、レアアイテムが一点。
スパのグラス!ミネラルウォーター会社のロゴが印字されている。
ワッフルを食べた店で使われていたもので、恐らく非売品。
ワッフルの店には同ロゴのフィギュアなどキャラクター商品がたくさん
飾られていた。僕がそれを売り物だと勘違いしてご主人に尋ねたところ、
「これは売り物じゃないんでね。代わりにグラスあげるよ。」
という流れに。(何だか申し訳ないのでチップを多めに払った。)
とてもいいご主人だった。