5月2日(金)、アンドラからバスでバルセロナに帰還。
(アンドラの様子 →
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道中の風景。
バルセロナ空港⇔アンドラの往復チケットを買ってしまったため
空港から電車で市街まで移動しなければならなかったが、
バルセロナ空港→アンドラ/アンドラ→バルセロナ市内と
それぞれ片道で買えばよかった。
サンツの一駅先のパセジ・ダ・グラシアで電車を降り、徒歩でホテルに向かう。
カサ・バトリョ。
ガウディの名作。午後7時半前後という割と遅い
時間帯ながら、入口には観光客が行列を作っていた。
ホテルにチェックインしてシャワーを浴び、晩飯を食べに出かける。
今回のメインはアンドラで、バルセロナではほぼ寝るだけと決めている。
ホテルから徒歩圏内で適当に済ませよう。
マヨルカ通り沿いのバル。この辺ではここが一番旨そうだ。
カウンター席に腰を下ろし、とりあえずビールを注文する。
フェルティンス?
珍しい、ドイツのフェルティンスである。あのシャルケ04の
スタジアムの内部に脈々と流れていることで有名な。
ドイツのよりずっと薄くて軽い、スペイン仕様の味。
スペインのメーカーが受託生産しているのだろうか。
ロシア風サラダ。
スペインではポテトサラダを「ロシア風サラダ」(Ensaladilla Rusa)と呼ぶ。
洋の東西を問わず、ポテトサラダはビールのいいアテになるな。
ここのはオリーブが上に乗ってるだけでなく中にも混ざっている。
タラのコロッケ。
アンドラで食べたのよりも小さいが、中身は大体同じ
バカラウ(タラの塩漬けの干物)のコロッケだった。
ちょっと変化がほしくて、試しに卓上のワインビネガーを振りかけてみると、
いきなり
フィッシュ&チップスのような味わいに。まぁ、考えてみれば
タラ+ジャガイモ+揚げ油という材料構成は同じだからある意味当然か。
アンチョビ。
強い塩分と熟成したイワシの旨味…これは白ワインだろう。
店内には日本人客も何組かいて、ときどき日本語が聞こえる。
ヴィーニャ・ソル。(Vina Sol)
大手メーカー「トーレス」のカタルーニャワイン。
ドイツでも普通に売ってて、割と安いので時々買って飲んでいる。
軽くて爽やかな酸味と甘味のバランス。
パンコントマテ。
ここのパンコントマテはカタルーニャ風?の薄いパンを使っている。
炙りたてのカリカリで旨い。
満腹になったところで会計を済ませて店を出る。
エストレラ。
もうちょこっとだけ飲みたい気分だった。
ホテルの部屋で冷たい缶ビールをプシュッと開ける。
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5月3日(土)、バルセロナ空港第1ターミナル。
リザラン。 (Lizarran)
小さいパンの上に具材が載ったバスク地方発祥の軽食
「ピンチョス」の大手チェーン。朝飯はここで食べよう。
ピンチョス。
左からトマト+フレッシュチーズ+バジル、サーモン+白アスパラ+バジル、
スパニッシュオムレツ、そして生ハム。生ハムは鮮度が少々微妙だったが、
どれも概ね旨い。これで心置きなくスペインを発てる。
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以下、今回のスペイン土産の一部。
モハマ(乾燥塩漬けマグロ)と白ワイン。空港内で購入。
モハマ大好きなんだよなぁ…。スライスしてオリーブ油にしばらく
浸けてからワサビつけて食べると最高! 鬼のようにメシが進む。
もちろんワサビつけずに白ワインのアテにしても最高だ。
カルフールの真空パックの生ハム。
左のイベリコハムは40gで2ユーロ、右のイベリコでないハムは45gで1ユーロ。
生ハムもピンキリとはいえ、スペインのは安くてもそれなりに旨い。こんな風に
気軽なサイズと値段で生ハムを味わえるスペイン国民が羨ましい。
ドーキョー! (dokyo)
あんこの代わりにチョコが詰まったどら焼きのようだ。
どら焼きの「ド」+東京の「キョー」で「ドーキョー」、
或いは単純にtokyoのミススペリングと推察する。
まさか「度胸」なんて難しい単語は知ってるはずがない。
怪しい風貌のこのお菓子。開けるにはちょっと度胸が必要だ。