モルゲンバーデンGmbH

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#カジノロワイヤル(モナコ編)

6月25日(土)、モナコ。
この旅最後の夜、いよいよお楽しみの時間がやってきた。

晩飯を食べたところでホテルに戻り、軽くシャワーを浴び、
電気シェーバーでヒゲを剃り、安物のYシャツとネクタイとスーツ着用し、
いつもよりジェル多めで髪を整え、クールウォーターを何度も噴きつけ、
薄汚れたローファーを穿いて
準備完了。颯爽と外へ飛び出す。


カジノ・ド・モンテカルロ! (Casino de Monte-Carlo)
モナコと聞いてイメージするのは、F1グランプリか「カジノ」。
世界で最も有名なカジノの一つと言えるだろう。


さぁ、行くぜ!
レセプションでパスポートを提示し(必須)、入場料10ユーロを払ってカジノ内部へ。





「…!!」

娯楽の殿堂。大人の社交場。
そんな風格溢れる美しい内装に思わず息を呑む。
(URL http://en.montecarloresort.com/Casino-de-Monte-Carlo,507.html)

客は意外とラフな格好が多かった。
昨年12月に行ったバーデンバーデンのカジノはドレスコードあり(ジャケットネクタイ必須)
だったので今回もそれなりの格好で臨んだのだが、モナコのカジノは割とユルいようだ。
※ただ、ある程度きれい目の格好にしてった方が間違いないだろう。

とりあえず肩慣らしにスロットでもやるか。
ドラムが回るやつからビデオスロットまでたくさんの種類の台がある。
適当なマシンに50ユーロを突っ込んでスロット開始。



…ものの10分ほどで全部吸い込まれた。

いや、まぁ、こんなのほんの肩慣らしだから。だって、ほら、そもそもさぁ、
モナコまで来てスロットやったって全然つまんねぇじゃん。どこでもできるし。


心の中で見苦しい言い訳をつぶやきつつ、足早にスロットエリアを立ち去る。



―やっぱりカジノといえばルーレットだろう。

3卓ほどあるルーレットのテーブルに向かうと、入った直後よりもかなり客が増えていた。



ルーレットをやる前にちょっと一息つこう。
バーカウンターでウオッカマティーニ(シェイク)を飲む。
エレガントな中の雰囲気によく合うなぁ。

…あ、ちょっとこぼしちゃった。


―ウオッカマティーニを飲み干して準備完了。

モナコのルーレットはMin5ユーロから。
ディーラーに100ユーロ渡して5ユーロチップ×20枚をもらう。

いざ、ルーレット開始。

最初に申し上げておくと、僕の賭け方は本当にショボい。
基本は18倍賭け(隣り合う数字2つ)か9倍賭け(数字4つ)にチップ1枚だけ。
たまに離れた場所に1枚ずつ2点賭けることもあるが、大抵は1枚しか賭けない。
赤黒や奇数偶数などは基本的にやらない。

軽い気持ちで何度か賭けてみたが、全くかすりもしない。

チップが没収される様を歯がゆい思いで眺めながら、ある作戦を思いつく。





同じ目にずっと賭け続ければいいんじゃないか。
しばらく出てない目にずっと賭けてたらいつか当たるだろう。
出目の電光掲示板を食い入るように見つめ、賭ける場所を決める。


2-5の18倍。これで行こう。

相変わらず全くかすりもしないが、これでいい。
ただひたすら2か5が来るのを待ち続ける。

残り5枚を切っても絶対に動かない。今日は2-5と心中すると決めたんだ…。





「…!!」


5、来た!

起死回生、残り3枚から一気にトントン(20枚)まで回復。
バックオントラック、次の狙いを35-36の18倍に定めて再びルーレット開始。



―数枚呑まれたところで、さっきから0(ゼロ)が全く出てないことに気づく。

35-36は引き続き押さえつつ、途中から0や0-2-3を織り交ぜてみる。


そろそろ来るだろう…ダメか。

もうそろそろ来るだろう…やっぱダメか。

いや、もうそろそろ来るだろう…やっぱダメか。
















「…!!」


ゼロ来た!!

僕はこのとき35-36と0(のみ)に1枚ずつ賭けていて、
0に置いた1枚が36倍=180ユーロになって返ってきた。


ディーラーにチップ1枚をくれてやり、速攻退散。
スロットの-50ユーロを差し引いてもトータル55ユーロのプラス。
さらに突っ込みたい気持ちも出てきたが、欲張ると大抵ろくなことがない。
博才がまるで無い僕にしてみれば、この程度でも勝てたら十分御の字だ。


博才がまるで無い僕だが、カジノは結構好きだ。
何より、歴史あるカジノの豪奢な内部を見られれば、多少負けたって構わないと思っている。
(今回も200ユーロくらいまでは負けてもいいと覚悟していた。)

そばの売店で土産を買い足し、気持ちいい気分でカジノを去る。

2011.07.01 Friday / モナコ / comments(0) / trackbacks(0)
#ビーフタルタル

6月25日(土)、モナコ。
晩飯はどこで食べようか。


急な上り坂。


モナコの路地もなかなかオツですなぁ。


さんざん坂を上り下りした挙句、ホテルの近くのイタリアンに入る。
地理的に近いこともあり、モナコはイタリアンの比率が高い。

メニューを眺めながら何を食べようか迷っていると、若い店員の男曰く

「今日はビーフタルタルがお薦めです。」

よし、じゃあビーフタルタルで。


バンドール。(Bandol)
プロヴァンス地方の赤ワイン。酸味と渋味が強い重厚な味わい。


ビーフタルタル!
ちょっと前に日本でユッケが盛り上がったばかりだが、こいつは旨そうだ。


ぐはぁ、旨そう。




「…!!」


旨い!
程よく脂が乗った牛肉のコクと濃厚な旨味。
黄色いソースとケッパーの酸味が新鮮な牛肉の味を一層引き立てる。赤との相性もいい。

―しばらくすると、一人の老人がオープンテラスに腰を下ろした。

蝶ネクタイを締めた老人はごく自然な様子でシャンパンを注文した。


真顔で蝶ネクタイ。真顔でシャンパン。
本物のセレブを目の当たりにした。
景色を撮るふりをしながら、右下の老人に意識を集中する。


デザートはアップルタルトとアイスクリーム。
甘酸っぱいアップルタルト、ブランデー(?)が利いたアイスクリーム。いずれも非常に旨い。

心地よい満足感に浸りながらホテルに戻る。

2011.06.30 Thursday / モナコ / comments(0) / trackbacks(0)
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