モルゲンバーデンGmbH

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#チェスケー・ブジェヨヴィツェのビアホール
11月1日(金)、チェスケー・ブジェヨヴィツェ。
ブドヴァイゼル・ブドヴァルの工場を見学後(→参考)、市街中心部へ。


プジェスミル・オタカル2世広場。
ひと気はあまりない。


黒塔。右側は聖ミクラージュ教会。
とりあえず塔に上ってみる。

あれ、ここは無料で上れるのか。ラッキー!

と思ったら、上り終えた後/展望台へ出る前にきっちり金を取られた(笑)。
これはなかなか新しいパターンだ。もし入口で金を取っていたら上らずに
帰る人もいるかもしれないが、息を切らして上り終えた後では引き返すに
引き返せない。もっとも、値段は全然大したことない。(30コルナくらいだったか。)


展望台からの眺め。美しい。


塔を下りて街をぶらぶらしていると、どっぷり日が暮れてしまった。


Masne Kramy。
ブドヴァイゼル・ブドヴァル直営のビアホール。

どうやらここは店内で喫煙OKらしい。
欧州では珍しいが、タバコの匂いが大衆酒場的な感じを醸し出している。


Krausened Lager!
工場併設のビアホールで飲んだのと同じ、
クラウセニングを施した旨いビールがここにもあった。

ではでは、改めまして。



「…!!」


あぁ、うめぇ!
ホップの苦味、麦芽の香り、生き生きとした酵母…やっぱ旨いわ。鮮度が抜群にいい。



ソーセージのピクルス。
昼間に割としっかり食べた(飲んだ)ので、ここでは軽いつまみ系を食べることに。
ソーセージの旨味、お酢の酸味とタマネギの爽やかな香りでビールが一層進む。


ブルーチーズのパン。
チェコのチーズで(名前は失念)メニューには「ブルーチーズ」とあったが、むしろ赤い。
いずれにせよ、僕好みのクセのありそうなチーズではないか。




「…!!」


おぉ、旨い!
この発酵臭、たまらんなぁ。
イメージとしてはブルーチーズよりも「豆腐よう」(豆腐の発酵食品)に近い。
パンの表面にまぶされたフェンネルシードの強い香りと相まって独特の味わいを形成している。


Krausened Lagerおかわり。
1杯目は大グラス(500ml)で2杯目は小グラス(300ml)。
昼間から累計するとかなり飲んだので、少し抑えに入る。
旨いなぁ…。


そして黒ビール。(Dark Lager)
これも絶対に味わっておきたかった。ただカラメルの甘味が
するだけでなく、ホップの苦味もしっかり利いていて非常に旨い。


ビールタンク。
この店の生ビールのうち、Krausened Lagerはこのタンクから直出しである。
どうりで旨いわけだ。(他は普通の生ビール。)


サーバーの写真を撮っていると、ウェイトレスのお姉さんが微笑みかけてきた。

午後7時過ぎにホテルに戻り、翌朝に備えて早々と眠りにつく。

チェコ1泊弾丸ツアーはこれにて終了。
本場のブドヴァイゼル・ブドヴァルを存分に味わえて感無量である。


チェコ土産。他の国に行くと、こういう雑多な食べ物をついたくさん買ってしまう。


ブドヴァイゼル・ブドヴァルの黒ビール。
普通のラガーはドイツでも売ってるので黒だけ購入。開けるのが楽しみだ。
2013.11.10 Sunday / チェコ / comments(0) / trackbacks(0)
#本家バドワイザー「ブドヴァイゼル・ブドヴァル」の工場見学
11月1日(金)。
チェスキー・クルムロフから車で30分、チェスケー・ブジェヨヴィツェに到着。

チェスケー・ブジェヨヴィツェはビールで有名な町である。
ホテルのチェックインを済ませるなり、徒歩でビール工場に向かう。
ビール工場は市内北部のかなり郊外に位置しており、中心部からだと
徒歩で30分くらいかかる。バスかトラムで行く方法もあるらしいが、
難しすぎて断念。ビールを求めて幹線道路を延々と北に歩く。


ブドヴァイゼル・ブドヴァル。(Budweiser Budvar)
チェスケー・ブジェヨヴィツェが世界に誇るビール会社。
ブドヴァイゼル(Budweiser)はチェスケー・ブジェヨヴィツェの
ドイツ語表記「ブドヴァイス(Budweis)」から来ている。

Budweiser。

そう、あのアメリカのバドワイザーもBudweiserである。

アメリカのバドワイザーとチェコのブドヴァイゼル・ブドヴァルとの間には何の関係もない。
バドワイザーの創始者であるドイツ系アメリカ人がビールの町チェスケー・ブジェヨヴィツェに
あやかり、自ら販売するビールに「バドワイザー」と命名した…というのが事の由来である。

つまり、アメリカのバドワイザーは所詮後追いに過ぎない。
ブドヴァイゼル・ブドヴァルこそがBudweiserの本家本元なのである。


アメリカのバドワイザーは「Budweiser」ブランドを商標登録し、主に北米地域で
ブドヴァイゼル・ブドヴァルのビールを「Budweiser」名で販売できないようにしてしまった。
ブドヴァイゼル・ブドヴァルは世界100カ国以上にビールを輸出販売しているが、
「Budweiser」表記が使えない地域では「チェコヴァル(Czechvar)」など
別の名前で販売することを余儀なくされている。

反対に欧州ではチェコ側の商標が有効で、アメリカのバドワイザーは
「Budweiser」ではなく「バド(Bud)」などの名前で売られている
…らしいのだが、欧州でバドワイザーなんか一度も見たことない。(売れないよな。)

ともあれ、バドワイザーの本家であるブドヴァイゼル・ブドヴァルを
現地で味わうのはビール好きの僕にとって一つの憧れであった。


工場見学の前に、併設のビアホールで昼飯を食べることにする。
店内はツアーの見学客と思しき団体で賑わっている。

生ビールは以下の4種類。

・Krausened Lager
・Premium Lager
・Pale Lager
・Dark Lager


普通のラガービールがKrausenedとPremiumの2種類あるのはなぜだろう。
まぁいいや、とりあえず一番上のKrausened Lagerで。


Klausened Lager。
バドワイザーの本家ブドヴァイゼル・ブドヴァル。
工場併設のビアホールで出来立ての生ビールを。

心して、頂きます。




「…!!」


うおぉ、うめぇ!!
ホップの香りと苦味がフワッと口に広がり、
麦芽の香ばしい香りがして、酵母が生き生きしてて…。

あぁ旨いなぁ…何かこう、ジワジワくる。


牛肉のクリームソース。
南ボヘミアの料理。柔らかい牛肉の濃厚な旨味とクリームソースのコク、
ベリーソースの酸味が絶妙に合う。肉まんの皮みたいなクネードリキも旨い。


2杯目はPremium Lager。
これもフレッシュで十分旨いのだが、最初のKrausened Lagerが
桁違いに旨かったため「普通に旨い」程度の印象になってしまう。

Krausened LagerとPremium Lagerは元は同じものであり、途中で
クラウセニング(Krausening)という工程があるか無いかが両者の違いだという。
クラウセニングについて調べてみたが結局答えには辿り着けず。
とにかくこのクラウセニングを施した方のビールが抜群に旨い。


3杯目はPale Lager。
ペールラガーは普通のラガーよりもやや甘く、
また違った旨さがある。普通のラガーよりも若干安い。

時間と腹具合の都合で黒ビールは断念。黒は夜に飲もう。


午後2時、工場見学スタート。
人の良さそうなおばちゃんがチェコ訛りの英語で丁寧に説明してくれる。


これは地下水のタンク。
本当にこの真下から汲み上げた地下水だけを使用するという。


釜。
焙煎された大麦の甘くて香ばしい香りが鼻腔を抜ける。
右下の袋に入っているホップを投入する。


醸造タンク。
お楽しみの試飲、遂に来ましたよ。



「…!!」


うまい!!
タンク直出し、新鮮そのもの。
ビアホールで最初に飲んだKrausened Lagerのさらに新鮮なやつだ。


…えっ、もう一杯飲むかって? いいんすか?


2杯目。
これは嬉しいなぁー。
貴重な直出しビールを2杯も飲めるなんて本当に幸せ。

ほろ酔い気分で次の建物へ。


山積みにされた、おびただしい数の缶ビール。


自動化ライン。
ブドヴァイゼル・ブドヴァルはOEM(受託生産)を一切しておらず、全世界向けの
全製品がここチェスケー・ブジェヨヴィツェの工場で生産・出荷されているという。


昔のビールサーバー。ペダル式ってのが何ともレトロな感じ。

本家バドワイザー、ブドヴァイゼル・ブドヴァル。
その魅力を存分に味わうことができた。
ホップの余韻を舌に感じながら、徒歩で市街中心部に戻る。
2013.11.10 Sunday / チェコ / comments(2) / trackbacks(0)
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