1月5日(日)、オスロ。
ムンクの叫びの舞台(→
参考)から路線バスと地下鉄を乗り継ぎ、ムンク美術館へ。
ムンク美術館。
エドヴァルド・ムンクの残した膨大な作品が収蔵されている。
叫び(パステル画)。
ムンクの叫びは5点以上製作されており、最も有名な
油彩画は国立美術館に展示されている(→
参考)。
ムンク美術館にはもう一つ有名なテンペラ画の「叫び」が
あるはずだったが、残念ながら見当たらなかった。
叫び(版画)。
ずっとポップな感じに仕上がっている。
マドンナ。
ムンクというと「叫び」とか「橋の上の少女たち」みたなイメージしか
なかったので、こういう絵も描いてたということを知って驚いた。
嫉妬。
男の嫉妬心を見事に描いた名作。それにしても凄い構図だな(笑)。
ざっと見て回った後、併設のカフェで
スクリームケーキ。
ある意味これがムンク美術館最大のお楽しみだった。
しかし、それっぽいやつはこれしかなかった。何か違う気がする…。
しかも僕が食べた奥のケーキには「叫び」の紙が付いておらず。
ケーキを平らげてから地下鉄でオスロ中央駅に戻り、
エアポートエクスプレスではなくローカル列車で空港へ。
ローカル線は本数が少ないだけで空港までの所要時間は
エアポートエクスプレスとほぼ大差なく、値段も半額近くなので
時間に余裕があればローカル線の方が遥かに得である。
空港でチェックインして飛行機待ち。
オスロの中心部より空港の方が店がいっぱいあるような気がする(笑)。
アクアヴィットバー。
アクアヴィットとは、北欧圏で飲まれる
ジャガイモの蒸留酒。
小泉武夫先生の著書にも登場するアクアヴィットは是非一度飲んでみたかった。
アクアヴィット。
北欧のジャガイモ焼酎、念願の初体験。その味は如何に…。
「…!!」
アクアヴィット、うまい!
高濃度のアルコールの滑らかな舌触り。高級感のある
香りの中にジャガイモの素朴な要素が含まれている。
これはなかなか旨い。北欧が生んだ銘酒と言えよう。
アルコール度数は40度台くらいか。
普段こんなに強い酒は飲みつけないので、1杯40mlの
アクアヴィットを飲み干すのにコップ5-6杯の水が必要だった。
ストックホルム行きのノルウェジアン航空はおよそ30分遅れで出発した。
ノルウェー土産。
ヘラジカサラミ、トナカイサラミ、干しダラ、ヤイトオスト。
ヤイトオスト(Geitost)とはヤギの乳で作った茶色いチーズで、
独特のクセとキャラメルのような甘い香りがするという。
食べ物は全て空港でゲットした。
観光系はノルウェー国旗のマグネットとムンクの叫びの
マグネットのみ。全体的に購買欲をそそる土産が少なく、
ノルウェーの土産は「ショボい」と言わざるを得ない。
あ、もう一つあった。
ロイヤルファミリーの絵葉書。