3月3日(月)、ポルト。
クレゴリオ教会付近のコロッケ屋で昼飯を食べた後(→
参考)
嫁の服などを見に繁華街まで歩く。
大勢の人と車が行き交う通り。
雑多な街並みの奥にそびえるクレリゴス教会。美しい。
残念ながら、そろそろ帰りの空港に向かわなければならない。
後ろ髪を引かれる思いでメトロを乗り継ぎ、ポルト空港へ。
―空港ターミナル内のレストラン「ドウロ」。
バカリャウ・ア・ブラス。(Bacalhau a Braz)
バカリャウ(干し鱈)とタマネギ、フライドポテトの卵とじ。
ポルトガルにおける定番中の定番の料理である。
これはどうしても食べて帰りたいと思っていたのだが、
最後の空港でようやく出会えた。
ポルトガルの家庭の味。心して頂こう。
「…!!」
おぉ、うめぇ!
噛み締める度に、
バカリャウの旨味がこれでもかと口に押し寄せてくる。
このバカリャウに細切りのフライドポテト、タマネギ、卵という材料構成が
それぞれの良さを生かしあい、幾重にも重なるような旨さがある。
これは食べられて良かった。
プリン。
卵が濃厚で旨い! かなり硬めの食感で、このプリンを頼んだ
嫁本人はあまり気に入らなかったようだが、個人的にはこういう
歯応えのある硬いプリンって結構好きだったりする。
満腹の腹を抱え、帰りの飛行機に乗り込む。
今回は格安キャリアの
イージージェット。一つ気に入らない点を
挙げるなら、席を予約するのに1人1便最低2.99ユーロ取られること。
二人バラバラになるといけないので予約したが、そんなのは元の値段に
含めてくれていいから追加料金なしで自由に選ばせてほしい。
―以下、ポルトガル土産。
観光系。
左奥からファティマの聖母、イワシのぬいぐるみ。
サンジョルジェ城のミニチュア、タイル模様風のコースター。
タイル風のマグネット、ポルトのマグネット。
コルクのポアラー。
ポルトガルはコルクの生産量世界一の国である。
左がオリーブ油や各種調味料用、右はワイン用。
こういうビンの液だれを防ぐ道具のことをポアラー(Pourer)
というのか…今調べてみるまで全然知らなかった。
なるほどね、ポア(Pour)するからポアラーなのか。
ポアするから。
いや、何でもない。
焼き菓子。
ポルトガルらしい、卵をふんだんに使った素朴な味わいで旨い。
ポートワイン。
あまり一度で大量に飲む種類のワインではないので、
ハーフボトルをたくさん購入した。
普通の
白ワインも。
珍味系。
ハムにチョリソーにチーズ。これで普段の晩酌がより豪華になる。
豚の霜降りハム。
これはめちゃくちゃ旨そう! もったいなくてなかなか開けられないだろうな。
食事が旨くて見どころ満載、ポルトガルは素晴らしい国だった。
是非また訪れたい。