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2018.10.29 Monday / - / - / -
#バカリャウの卵とじ/ポルトガル土産
3月3日(月)、ポルト。

クレゴリオ教会付近のコロッケ屋で昼飯を食べた後(→参考)
嫁の服などを見に繁華街まで歩く。


大勢の人と車が行き交う通り。


雑多な街並みの奥にそびえるクレリゴス教会。美しい。

残念ながら、そろそろ帰りの空港に向かわなければならない。
後ろ髪を引かれる思いでメトロを乗り継ぎ、ポルト空港へ。


―空港ターミナル内のレストラン「ドウロ」。


バカリャウ・ア・ブラス。(Bacalhau a Braz)
バカリャウ(干し鱈)とタマネギ、フライドポテトの卵とじ。
ポルトガルにおける定番中の定番の料理である。
これはどうしても食べて帰りたいと思っていたのだが、
最後の空港でようやく出会えた。

ポルトガルの家庭の味。心して頂こう。




「…!!」




おぉ、うめぇ!
噛み締める度に、バカリャウの旨味がこれでもかと口に押し寄せてくる。
このバカリャウに細切りのフライドポテト、タマネギ、卵という材料構成が
それぞれの良さを生かしあい、幾重にも重なるような旨さがある。
これは食べられて良かった。


プリン。
卵が濃厚で旨い! かなり硬めの食感で、このプリンを頼んだ
嫁本人はあまり気に入らなかったようだが、個人的にはこういう
歯応えのある硬いプリンって結構好きだったりする。



満腹の腹を抱え、帰りの飛行機に乗り込む。
今回は格安キャリアのイージージェット。一つ気に入らない点を
挙げるなら、席を予約するのに1人1便最低2.99ユーロ取られること。
二人バラバラになるといけないので予約したが、そんなのは元の値段に
含めてくれていいから追加料金なしで自由に選ばせてほしい。


―以下、ポルトガル土産。


観光系。
左奥からファティマの聖母、イワシのぬいぐるみ。
サンジョルジェ城のミニチュア、タイル模様風のコースター。
タイル風のマグネット、ポルトのマグネット。


コルクのポアラー。
ポルトガルはコルクの生産量世界一の国である。
左がオリーブ油や各種調味料用、右はワイン用。
こういうビンの液だれを防ぐ道具のことをポアラー(Pourer)
というのか…今調べてみるまで全然知らなかった。
なるほどね、ポア(Pour)するからポアラーなのか。

ポアするから。

いや、何でもない。


焼き菓子。
ポルトガルらしい、卵をふんだんに使った素朴な味わいで旨い。


ポートワイン。
あまり一度で大量に飲む種類のワインではないので、
ハーフボトルをたくさん購入した。


普通の白ワインも。


珍味系。
ハムにチョリソーにチーズ。これで普段の晩酌がより豪華になる。


豚の霜降りハム。
これはめちゃくちゃ旨そう! もったいなくてなかなか開けられないだろうな。

食事が旨くて見どころ満載、ポルトガルは素晴らしい国だった。
是非また訪れたい。
 
2014.04.06 Sunday / ポルトガル / comments(0) / trackbacks(0)
#(ポルト)クレリゴス教会付近のコロッケ屋
3月3日(月)。
リスボンのサンタ・アポローニャ駅から高速鉄道に乗り、ポルトへ向かう。


電車旅行にビールはつきもの。量り売りの殻つき落花生をつまみに、
サグレススーペルボックのポルトガル二大ビールを飲み比べ。
どちらも軽快な飲み口、スーペルボックの方が僅かに濃い気がする。
それにしてもスーペルボックのロゴってラッキーストライクみたいだな。



―電車に揺られること3時間少々、ポルトに到着。


再びサン・ベント駅。
初日に行きそびれたクレリゴス教会を目指す。もう間違えないぞ。
迷わず美しいタイルが施された教会(≠クレリゴス教会)に向かって歩く。


リベルダーデ広場。



クレリゴス教会。(クレリゴスの塔)
ポルトのランドマーク的存在。なんだ、全然近いじゃんか。


塔の上からはポルトの美しい街並みが一望できる。
クレリゴス教会を含むポルトの旧市街地は
「ポルト歴史地区」としてユネスコ世界遺産に登録されている。


大通りを少し外れて路地裏をチラ見。



クレリゴス教会から坂を下ってすぐそばにあるコロッケ屋(大衆食堂)。
軒先のケースにずらりと並んだ様々な色と形のコロッケやフライが
あまりに美味しそうで、思わず立ち止まってしまう。


スーペルボック。
グラスが汚いらしく最初から泡が死にかけていたが、
構わず飲む。どうせこれから揚げ物食うから一緒や。


嫁はヴィーニョ・ヴェルデ。
微発泡の白ワイン。昨夜飲んだのよりちょっと甘め?


トマトサラダ。
豪快な厚切りトマトと生タマネギがどっさり。



エビクリームコロッケ定食。
大・中・小3通りのサイズがあるのだが、
中サイズを頼んだら予想よりも遥かに激しい「盛り」だった。

コロッケを1枚小皿に移し、ナイフを入れる。



「…!!」




おぉ、うまい!
皮は少々ぶ厚いが、淡いエビの風味が利いたクリームソースのコクが美味。
ビールと交互にモリモリ食べる。


ピリピリ。(Piripiri)
ポルトガルではチリソースのことを「ピリピリ」と呼ぶ。
タバスコより酸味は少なく、まさに「ピリピリ」する辛さが魅力。
ときどきコロッケにかけて食べると雰囲気が変わって一層旨い。


俵型のコロッケカニ爪つきの懐かしい形をしたコロッケ。
ガラスケースを指差して注文。確か1個50セントと非常に安い。

じゃあ、まずはカニクリームコロッケから行ってみよう。




「…!?」


これ、カニクリームコロッケじゃない。



すり身のフライだった。これは意表を突かれた。
日本のお弁当用の冷凍食品なんかにありそうな感じ。
もちろん、これはこれで非常に旨い。


もう一つの俵型コロッケ、こちらは何だろう。





「…!?」




レバーコロッケ。こちらも予想外。
鶏レバーの濃厚で力強い旨味が口に広がる。

コロッケ屋、いいわ。
これだけ食べて合計15ユーロ前後だったか。とにかく安くて旨くて満足した。

あと1時間ほどで帰りの空港に向かわなければならない。
2014.04.06 Sunday / ポルトガル / comments(0) / trackbacks(0)
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