#日独レーベンブロイ飲み比べ |
前からやってみようと思っていた企画がついに実現した。
日独レーベンブロイ飲み比べ対決!
僕の知る限り、レーベンブロイは日本で生産している唯一のドイツの銘柄である。
アサヒビールがライセンス生産している国産レーベンブロイと、
本家ミュンヘンのレーベンブロイ。果たしてどの程度、どのように違うのだろうか。
お互いに合うサイズがなく、本家は500mlの瓶、国産は334mlの小瓶。
賞味期限はいずれも2017年8月。鮮度に大きな差はなく、公平な勝負だ。
まずは本家のレーベンブロイから。
ライトブルーのラベルが目印。アルコール度数5.2%、
輸出を想定し、ラベル上部には各国語で「ビール」と書かれている。
モルトの香りと甘みが前面に出た濃厚な味わい。
それにしてもレーベンブロイってこんなに濃かったっけ…
久しく飲んでなかったせいもあり、余計濃く感じる。
爽やかさには欠けるものの、飲み応えのあるヘレスという印象だ。
続いて、アサヒビールの国産レーベンブロイ。
ラベルは少しクリームがかった白。アルコール度数5%。
「All Malt」「This beer gives a lot of enjoyment」
など、日本人でも読めるよう英語で表記されている。
日本とドイツの醸造技術が融合した国産レーベンブロイ、その味は如何に。
「…!!」
味の構成は本家に近いが(そりゃそうか)、本家に比べると、
国産レーベンブロイはかなりあっさりしている。
アサヒだけに?ドライな味にしているのだろうか。
モルトの香ばしさがより前面に出ている。
両者を飲み比べた結果、明らかに国産レーベンブロイの方が僕の好みに合っていた。
本家の方はどうも重たく感じるのに対し、国産はよりすっきりしてて飲みやすい。
本家の「完コピ」は頑張ってもできないだろうが、国産レーベンブロイは本家の味を
ベースにしつつも敢えて日本人の味覚に合わせて微調整してあると思う。
なお、レーベンブロイは日本での知名度とは裏腹に、
本国ドイツでは結構マイナーな存在である。
#アマランサスで明太子 |