モルゲンバーデンGmbH

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2018.10.29 Monday / - / - / -
#アンドラのバル(ドン・デニス)2回目
5月2日(金)、アンドラ・ラ・ベリャ。
午前中にスーパーや免税店で買い物を満喫した後、昼飯を食べに出かける。


ドン・デニス。(Don Denis)
昨夜に続き(→参考)、2食連続ドン・デニス。
アンドラを発つ前にどうしてももう一度ここで飲み食いしたかった。


とりあえずビール。
軽い喉越しのクアーズライト。真っ昼間のビールは最高だね。


突き出しのオリーブ。
こんなちょっとしたものでもフレッシュで旨く感じる。


ガラスケース越しに見える旨そうな惣菜。
胃袋が幾らあっても足りそうにない。


イワシフライ。
普段魚介に飢えている僕にとって、イワシフライは
スペイン方面に来たら必ず食べたい料理の一つである。
(シーフード料理は数あれど、何故かどうしてもイワシフライに行ってしまう。)

揚げたてのイワシフライにレモンをギュッと振り絞る。



「…!!」




イワシ、うめぇ!
衣のサクサク感の後、アツアツの身からイワシ特有の濃い旨味がジワッと滲み出てくる。
そこへ冷たいビールをグイッと呷った瞬間は、もう幸せ以外の何物でもない。


白ワイン。
昨夜タコマリネと一緒に飲んだのと全く同じカタルーニャの白。
さっきからイワシフライの話ばかりで恐縮だが、イワシフライは
ビールと白ワインどちらにも最高レベルに合うのが凄い。


イワシの酢漬け。
これも食べたかった。今日はとことんイワシで行こう。




「…!!」





ん〜、旨い。
お酢がキュンキュンに利いたバレンシアのと違い、ここのイワシは
酢は割と控えめで、代わりにニンニクの香り・辛味が凄く前面に出ている。
イワシ、ニンニク、お酢、ハーブ、オリーブ油の味が口に広がったところへ
白ワインをクイッと口に含む…思い出すだけで唾液が出てくる。



再びビール。腹八分目では到底我慢できないので、
小さいビールと一緒にもう少し何かつまむことにする。


ピンチョス。
一口サイズのパンの上に具材を乗っけたバスク地方の軽食。
生ハムは言うに及ばず、ツナも普段食べるのより遥かに旨い。


デザート。
上等なクッキーを食べながらエスプレッソを啜る。


ドン・デニス。
アンドラを訪れる機会はそうないかもしれないが、自信を持ってお薦めしたい。


試食コーナーで最後に一つまみ。これでもう思い残すことはない。

イベリコハムを口の中で噛み締めながら、帰りのバスターミナルに向かって歩く。

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以下、アンドラ土産。


イベリコハムのお徳用パック。
250g×2で26ユーロ。結構日持ちするので開ける楽しみが長く味わえる。


アンドラの国旗とマグネット。
リヒテンシュタイン、モナコ、バチカンに次ぐミニ国家コレクション。
2014.05.25 Sunday / アンドラ / comments(0) / trackbacks(0)
#アンドラのバル(ドン・デニス)
5月1日(木)、アンドラ・ラ・ベリャ。
温泉施設カルデアでひとっ風呂浴びた後(→参考)、晩飯を食べに出かける。



ドン・デニス。(Don Denis)
市街中心部の飯屋をざっと見て回った結果、明らかにここが一番旨そうだった。


琵琶・琵琶・琵琶。
天井に吊るされた、もの凄い数の生ハム。


ガラスケースに並ぶ旨そうな惣菜とシーフード。
天井のハムしかり、こういうバルに来るとテンションが上がる。

カウンター席に腰を下ろし、ビールとタパス何品かを注文する。


アンドラに乾杯!
ギンギンに冷えた生ビールが渇いた喉に染み渡る。
どこのビールか正確にはわからないが、コースターからすると
クアーズライト。欧州でアメリカのビールはかなり珍しい。


イベリコハム。
ベジョータ(ドングリ)を食べて育ったイベリコ豚の生ハム。
鮮やかな赤、そして脂肪のサシの入り具合がたまらなく旨そうだ。




「…!!」





うめぇ…。
ベジョータ特有の濃厚かつ上品な味わい。溜め息が出るほど旨い。




ミミガー。
スペインのミミガー。実際は豚の耳以外の部位も入ってるかもしれないが、
便宜上「ミミガー」とさせて頂く。コリコリな食感と超こってりな脂肪のコク、
そしてワイルドな獣臭い香り。僕のようにミミガーとか臓物とか、
そっち系が好きな人はきっと気に入るだろう。


パンコントマテ。
パンにオリーブ油を塗って生トマトをすりおろしたもの。
カタルーニャ地方でよく食される。トマトが新鮮で、シンプルながら抜群に美味。
パンそのものも香ばしくて美味しいが、パンコントマテにして正解だった。

ビールおかわり。


バカラオのコロッケ。
バカラオ=タラの塩漬けの干物。


衣のサクサク感、熟成した干しダラの旨味…ビールが進む一品。


リオハの赤ワイン。
やはりこの上等なイベリコハムにリオハは欠かせない。

まずはイベリコハムをじっくりと味わい、
その味が広がったところでリオハを軽く口に含む。



「…!!」


最強。完璧。
リオハの香り、軽い酸味と渋味、そしてイベリコ豚の濃厚な旨味。
口の中でお互いがお互いの味を最大限に高め合っているのがわかる。



最強の組合せに舌鼓を打った後、今度は白ワインに移行する。


タコのマリネ。
柔らかいタコの淡白な旨味にオリーブ油のコク、タマネギや
パプリカの香りとシャキシャキ感が絶妙にマッチしている。


白ワイン。
カタルーニャの白。爽やかな香りと酸味で、タコマリネに
これまた感心してしまうくらいビシッと合うワインである。



デザート。
会計を頼んだら、食後酒のスパークリングワインとクッキーが自動的に出てきた。
この店はバルの中でも比較的高級なバルというか、レストランとバルを両方
やってるところなので、レストラン客と同様にこういうサービスをしてくれるのだろう。
食後酒もクッキーも上等な味がする。



ここのご主人はFCバルセロナの熱狂的なファンである。
店の壁はバルサの歴代選手との写真で埋め尽くされている。
恐らくバルサの選手もときどきここへ食べに来たりするのだろう。


写真右: ペップ・グアルディオラ。
あまりにフサフサで最初誰かわからんかった(笑)。


バルサが三冠を達成した2009年の写真。
先月45歳の若さで亡くなったティト・ビラノバに合掌。



豪快なイベリコハムの試食コーナー。
これ、いいなぁ。

満腹感と満足感に浸りながら徒歩でホテルに戻る。

明日の昼もここで食べよう。
2014.05.25 Sunday / アンドラ / comments(0) / trackbacks(0)
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