モルゲンバーデンGmbH

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#2016オクトーバーフェスト2

10月3日(月)、ミュンヘン。

ドイツ統一記念日&オクトーバーフェスト最終日。

 

2010年から昨日までに全16軒のビールテントうち14軒を制覇。

昨日だけで3軒行った(→参考)。残り2軒のうち1軒は今年出ていないため

「完全制覇」は来年以降に持ち越しだが、今日でリーチをかけたい。

 

荷物置き場にカバンを預け、オクトーバーフェストの会場内へ。

 

Marstall。

 

これ、お菓子の家じゃないの?

 

北側の入り口から最も近いビールテント。今まで何十回も目の前を通り過ぎたが、

ずっとお菓子の家だと勘違いしてた。あまりにメルヘンチックな建物だし、

屋台がクレープとかだし、まさかビールテントだったとは思わなかった。

 

時刻は午前9時55分。まだ早すぎて開いていない。

入り口の前でしばらく待ち、10時の開店と同時に中へ入る。

 

メルヘン。

 

中央のステージに設置された回転木馬が「おとぎの国」感満点。

 

最終日の朝のビールテントはこんなに空いてるのか。

広大なスペースに腰を下ろし、マースジョッキを注文する。

 

シュパーテンのオクトーバーフェストビア。

 

巨大なジョッキを覆い尽くす巨大なイラスト。

このビールテントならではの芸術性に富んだジョッキである。

 

ビールテント15軒目、「準コンプリート」達成記念!

 

 

 

 

「…!!」

 

 

 

 

シュパーテン、うまい!

 

 

まずフェストビール特有の力強いモルトの味、仄かな甘味が前面に出てくる。

そしてシュパーテンならではのホップの爽やかな香りが後を引く。

普通のヘレスと同様に凄くバランスがいい。オクトーバーフェストに

出展する6社の中で、個人的にはシュパーテンが一番好きだ。

 

隣のテーブルのおばあちゃんが一人でフランツィスカーナーの

ヴァイツェンをゆっくり飲んでるのが微笑ましい。

 

マース1杯を飲んだ後、心地いい酔い具合で外を練り歩く。

 

ふと気になって、例年「オイデ・ヴィーズン」をやっているエリアへ行くと、

今年は「バイエルン農業祭」という数年ごとの渋いイベントをやっていた。

ビオのリンゴ酢を土産に購入する。

 

遊園地エリア。このジェットコースターは恐らく1972年の

ミュンヘン五輪の時にできたのではないかと推察する。

 

もう1杯、ヴァイツェンでも軽く引っかけよう。

 

ヴァイスビア・アルム。(Weißbier-Alm)

 

ホーフブロイのヴァイツェン専門のビアガーデン。

ホーフブロイの生のヴァイツェンは初体験だ。

 

ホーフブロイのヘーフェヴァイツェン。

 

かつての宮廷醸造所、由緒あるホーフブロイのヴァイスビア。

芳醇なバナナ香がありながら、すっきりした飲み口で旨い。

久しぶりにホーフブロイハウスへ行きたくなってきた。

 

―帰りの電車に乗る前に、何かメシを食いたい。

 

ローストチキンの屋台。

 

エンテ(アヒル)のローストがとても気になる。

 

ローストダック。

 

この脚1本だけで約12ユーロ、普通のローストチキンよりかなり割高である。

 

 

 

「…!!」

 

 

うん、うまい。

 

アヒルならではの力強い旨味、濃厚な脂のコクと甘みは確かに感じるものの、

本来アヒルって鶏に比べたらもっと突き抜けて旨味が濃いものと認識している。

正直、これだったら普通のローストチキンでいいやと思った。

 

 

ともあれ、残るビールテントはオイデ・ヴィーズンのハッカープショールただ一つ。

 

来年(2017年)も行けるかどうかは定かではないが、

一生を懸けてでもビールテント全制覇を達成したい。

2016.10.21 Friday / ドイツ-ビール祭り / comments(0) / trackbacks(0)
#2016オクトーバーフェスト1

10月2日(日)、ミュンヘン。

 

今年もドイツ最大のビール祭り: オクトーバーフェストへ。

 

正直今年は行こうかどうか迷った。2010年から昨年2015年まで

6年連続で訪問しており、小学校と同じ6年で「卒業」してもいいかなと思った。

しかし、連続訪問記録を伸ばそうという気持ちの方が最終的に上回った。

 

2010年に小学校に入学したお子さんは、今では立派な中学生。

俺も行こうじゃないか、新たなステージへ…!

 

 

新たなステージといえば。

 

今までは無理だと思って意識したことはなかったが、これだけ毎年行ってたら

 

「ビールテント全制覇」

 

にだいぶ近づいているかもしれない。

 

公式マップにビールテントとして表示されているもののみをカウントすると、

オクトーバーフェストには最大で合計16軒のビールテントがある。

通常のテントが14軒、オイデ・ヴィーズン(Oide Wiesn)のテントが2軒。

 

初訪問の2010年から当時のブログの写真を手掛かりに、

行ったことのあるビールテント、まだ行っていないビールテントを数えてみた。

※「行った」の定義は「屋外のビアガーデンを含む敷地内でビールを飲んだこと」とする。

 

 

青=既に行ったビールテント(11軒)

赤=まだ行っていないビールテント(5軒)

このマップは数年前のもので、2016年はOide Wiesnが無い。

僕はOide Wiesnのハッカープショールのビールテントを行き残しているため、

今年中にビールテント完全制覇を達成することは不可能であることが判明した。

(がっかり。)

 

ともあれ、今年行けるところは全部行こう。

パージングのホテルにチェックインし、トラムでフェスト会場へ。

 

昨年までと大きく異なる点として、大勢の警備員が入り口の周りを取り囲んでいた。

 

 

 

 「このカバンは持ち込めません。」 

 

 

 

すぐそばの荷物置き場にカバンを預けるよう指示される。

 

この1年間、欧州各国で物騒な事件が何度あったか。ミュンヘンだけでも複数ある。

昨年までのフリーエントランス状態では格好のテロの標的にされてしまうだろう。

警備が厳しくなるのは当然だし、有り難いことだ。

 

オクトーバーフェスト。7年連続訪問達成。

 

外はあいにくの雨だが、雨のオクトーバーフェストは過去に何度も経験している。

 

今回はビールテント全制覇という明確な目標があるため、

脇目もふらず狙いのビールテントに直行する。先述の通り今年中の達成は

無理だが、少なくともオイデ・ヴィーズン以外のビールテントは制覇できる。

 

Pschorr-Bräurosl。

 

メイポールが印象的な、ハッカープショールのビールテント。

テントの中は満員。外のビアガーデンは雨の当たらない

ごく限られたテーブルは混みあっていて、他は誰も座っていない。

 

ハッカープショールのオクトーバーフェストビア。

 

今年初の生フェストビール。いただきます!

 

 

 

 

「…!!」

 

 

 

うん、うまい。フェストビールならではの濃厚な麦汁の香りと仄かな甘味。

 

 

 

 

外の様子はこんな感じ。寒々しい…。

 

マースジョッキ1杯(1ℓ)をさくっと飲んだ後、すぐ次のビールテントに向かう。

 


Schützen-Festzelt。

 

バヴァリアの女神像のすぐそばにある、レーベンブロイのビールテント。

幸いなことに雨が上がってきた。

 

レーベンブロイのオクトーバーフェストビア。

 

いいねぇ。ハッカープショールのより麦芽の香りが香ばしく、やや甘さ控えめで

こっちの方が個人的な好みに近い。ここでもマース1杯だけ飲んで次へ。

 

雨が上がって屋外のビアガーデンにも続々と人がなだれ込んできた。

混み始める前に飲めてよかった。

 

Käfer Wiesn-Schänke。

 

高級デリカッセンのケーファーが運営するビールテント。ここは盲点だった。

ここと「Kuffler's Weinzeit」は純粋なビールテントとは微妙に違う。

特に昨年行ったKuffler's Weinzeitはその名の通り「ワインのテント」で、

ビールはパウラーナーのヴァイツェンしか置いてない(→参考)。

 

ビアガーデンは大勢の人々で賑わっている。

今年はビール祭りの期間中(10月3日まで)の終盤に来たので、

これでも少ないといえる。初日なら入るのに長いこと待たされるだろう。

 

パウラーナーのヘーフェヴァイツェン。

 

ミュンヘンでは「ヴァイスビア」(白ビール)という。

あのカーブがかかったヴァイツェングラスではなく

ストレートのグラスであるところに違和感を感じるが、これだけ

大人数にビールを提供するのだから効率重視になるのも無理はない。

 

フェストビールもあるのに普段いつでも飲めるヴァイツェンにしたのは、

マースジョッキを3杯飲むと酔い潰れてしまうことが明白だからだ。

Kuffler's Weinzeitにも500mlのヴァイツェンしかない以上、僕が定義した

「ビールを飲んだ」のビールは必ずしもフェストビールである必要はなく、

ビールであれば種類は問わないということにして差し支えないだろう。

 

パウラーナーのヴァイツェン、凄い久しぶり。

(そもそも普段ヴァイツェン飲まないもんな。)

特有の芳醇な香りと仄かな酸味。やはりグラスが違うせいで

違和感は拭えないが、ヴァイツェンの王道というイメージだ。

 

酒量をセーブした甲斐あり、まだ酩酊状態には至っていない。

 

フェスト会場を出る頃には、もう1杯飲みたくなってしまっていた。

 

アウグスティーナー・ブロイステューベン。

(Augustiner Bräustuben)

 

ミュンヘン市民に愛されているブランド:アウグスティーナーの直営ビアホール。

今年5月に訪問し、新鮮なヘレスの旨さに感激したのは記憶に新しい(→参考)。

 

オクトーバーフェスト帰りか、或いはオクトーバーフェスト前かは

定かではないが、地元民っぽい男性グループで賑わっている。


アウグスティーナーのヘレス。

 

ヴィーズン帰りに普通のヘレス…上級者の俺かっけー!

それにしても素晴らしい、この麦々(むぎむぎ)感。

麦わらのような香ばしい香りがたまらなく旨い。

 

上級者気取りでヘレスを1杯ひっかけた後、トラムで宿泊先のパージングへ。

なにせずっとつまみ無しでビールしか飲んでないから無性に腹が減ってきた。

近くのインド料理屋でチキンカレーを食い、ようやく腹が落ち着たところで

ホテルに戻る。

 

数分後には深い眠りに落ちていた。

2016.10.19 Wednesday / ドイツ-ビール祭り / comments(0) / trackbacks(0)
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