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2018.10.29 Monday / - / - / -
#コモ訪問、イタリア土産(2016年1月編)
1月3日(日)。

ベルガモから一般道を走って1時間半、コモ(Como)に到着。

コモはイタリア北部、スイスとの国境に近い湖水地方の町。
ハリウッドスターがこぞって別荘を建てるなど、
欧州屈指の湖水リゾート地として知られているらしい。
ハイシーズンはもちろん夏で、1月の今は閑散期に当たる。

これまではただ高速の上を通過するだけだったが、
今回初めて実際に訪問してみることに。ついに念願(?)が叶う。



クリスマスマーケットの名残か、湖付近の広場には
イタリア各地の特産品の屋台がずらりと軒を連ねている。



コモ湖。

もっと綺麗な湖畔の風景を期待していたのだが、雑然としすぎている。
これが真夏の青空だったらちょっとはマシな印象だったかもしれないし、
遊覧船で遠くまで行けばもっといい景色が見られるのかもしれない。


サルデーニャの特産品の屋台。ここでボッタルガをゲット!



昼飯はカフェのブルスケッタ。
チーズをのせて焼いたトーストにトマトが乗っている。
トマトは新鮮だが、これで5ユーロ(5.5だったか)は割高すぎ。


ドゥオーモ。

コモにはなかなかいいドゥオーモがある。内部は比較的質素。

その後スーパーで食料品の土産を買い込み、車で長い帰路に着く。

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毎度恒例のイタリア土産紹介、2016年1月編。


観光系。

マグネットは訪問順にモデナ、パルマ、サンペレグリノ・テルメ、
ベルガモ、コモ。ミニチュアはパルマ大聖堂。



食品系。

左からエクストラバージンオリーブオイル、ボッタルガ、
イノシシのミートソース、チェリートマトのソース。



酒。

ランブルスコ、ヴァルカレピオ、モレッティ(ビール)の特別版。
まさか青リンゴ味のビールだったとは知らずに買ってしまって軽く後悔した。



ハム系。

モルタデッラ、プロシュート・コット、パンチェッタ。


モルタデッラ、うまい。

モルタデッラはボローニャ発祥の加熱ソーセージ。
滑らかな食感と独特の淡い旨味、ラードのコクがいい。


パルミジャーノ・レッジャーノ。(30か月熟成)

パルマのハム屋さんで購入。
さすがにプロシュートは持ち帰れないのでチーズだけにした。
ランブルスコと一緒に食べよう。
2016.02.08 Monday / イタリア / comments(0) / trackbacks(0)
#ベルガモ: ポレンタの菓子(?)、ローカルパスタ
1月2日(土)、ベルガモ。

コッレオーニ大聖堂の内部に衝撃を受けた後(→参考)、観光の続きへ。



コンタリーニの噴水。ヴェッキア広場の中心にある。



カブール。

老舗っぽいカフェ。ここでちょっと一休みしよう。



エスプレッソビスコッティ、ベリー系のミニケーキ。
素朴な味わいのビスコッティ。



ポレンタ・エ・オゼイ。(Polenta e Osei)

ポレンタ=とうもろこし粉で作った、ドロッとして粘り気のあるイタリアの主食。
ベルガモの人はポレンタをよく食べるらしく、街を歩いててもお菓子屋さんの
軒先には必ずこのポレンタの菓子が並んでいる。外から見えたのはどれも
大きかったので(肉まんくらいのサイズ)気にはなりつつも敬遠していたが、
幸いここには一口大のがあった。

とうもろこし粉の香りは殆どなく、マジパンのような味と強い甘味がする。

それもそのはず。現地にいたときはポレンタで作った菓子なのだと
思い込んでいたが、実際にポレンタは使われておらず、マジパンと砂糖で
ポレンタに似せて作られた菓子
だということが今調べて初めてわかった。
なんだ、そうだったのか…ちょっとがっかり。

でもよく考えてみると、実際にポレンタを材料に使わなくても
「ポレンタに似せた菓子を作る」という発想が生まれること自体、
ベルガモ人がポレンタを愛している何よりの証拠ではないか
と思う。
日本でいうと香川県人が「うどんに似せた菓子を作る」ようなものか。



ライトアップされたラジョーネ館と市民の塔。



DA MIMMO。

美味しそうなレストラン。19時のディナー開店と同時に突撃する。




プロセッコ。

席に着くと自動的にスパークリングワインが出てきた。この旅最後の夜に乾杯。




生ビール。

イタリア北東部ヴェネト州のペダヴェナ(Pedavena)というメーカーのビール。
昨夜サンペレグリノ・テルメのホテルで飲んだ瓶ビールもペダヴェナだった(→参考)。
超久しぶりの生ビール。キリッと冷えてて鮮度抜群、軽快な飲み口で旨い!


カゾンセイ。(Casonsei)

ベルガモのローカルパスタ。カゾンチェッリ(Casoncelli)ともいう。
ラビオリのような詰め物タイプのパスタで、ぱっと見は餃子に少し似ている。

では、いただきます。





「…!!」





おぉ、うまい!!

手作り感のある黄色がかった麺はシコシコとコシがあり、
中の餡は素朴な肉の旨味がする。ベーコンの旨味とバターのコク、
チーズの香りがどれもパスタの味を最大限に引き立てており、
唸るほど旨い。ビールとの相性も抜群だ。



アンチョビのスパゲッティ。

嫁のプリモは魚介系。これも旨そうだなぁ…あとで一口ちょうだい。

口に入れた瞬間、アンチョビ特有の濃い旨味が押し寄せてくる。
ただ、個人的にはフェンネルの香りがキツすぎると感じる。
恐らく匂い消しのためなのだろう。



豚肉の煮込み、ポレンタ添え。

いかにも柔らかそうな煮込みが食欲をそそる。
そしてベルガモのポレンタも押さえておきたかった。





「…!!」





うまい…。

いかにも長時間じっくり煮込みましたという見た目通り、
豚肉は口の中でホロリと崩れる柔らかさ。
野菜の甘味が利いたソースとも相まって非常に旨い。

ポレンタはモチモチの食感、とうもろこし粉の香ばしい香りと
素朴な甘味がしてこれまたいい。煮込みともぴったり合う。



ヴァルカレピオ。

生ビールから白ワインにスイッチ。
さっぱり辛口白ワインが濃厚な豚の煮込みとよく合う。



リンゴケーキ。嫁のデザート。

値段は高めだが、料理のレベルも高く、店員のサービスも親切で非常に満足。
最後の夜にいい店で食事できてよかった。
2016.02.08 Monday / イタリア / comments(0) / trackbacks(0)
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