#グミ発祥の地: ボンのハリボー直営店と本社工場 |
ドイツを代表するお菓子といえば、ハリボーのグミ。
1920年、ハンス・リーゲル氏(Hans Rigel)は子供の噛む力を強くするための
硬い菓子としてグミキャンディを考案し、ドイツ西部の都市ボンにハリボー社を設立。
2年後の1922年にクマの形をした世界初のグミキャンディの販売を開始した。
ハリボー(HARIBO)の社名は創業者ハンス・リーゲルと本社所在地ボンの頭文字
→Hans Rigel, Bonnから来ている。
2017年。そんなハリボーの本社を訪ねるべく、アウトバーンを北上してボンに上陸する。
HARIBO Fabrikverkauf Bonn。
まずは本社工場から3-4キロ離れたところにあるハリボーの直営アウトレットショップへ。
HARIBO macht kinder froh(ハリボーは子供を幸せにする)。
「…!!」
中に入った瞬間、クマちゃんのお出迎えを受ける。
キッズコーナー。ぬいぐるみや子供用のプラスチック食器などグッズも充実している。
ショーケースには昔の広告や数十年前のグミ(!)など歴史的な展示があり興味深い。
グミ、グミ、グミ。おびただしい数のグミが所狭しと並ぶ様は圧巻の一言。
量り売りコーナー。数十種類ものグミから好きなものを選び放題!
HARIBO Boutique。ファン垂涎のグッズが盛り沢山。
あれもこれも欲しくなってしまい、厳選するのに一苦労する。
大量のグミとグッズを買い込み、次の目的地へ。
ハリボー本社工場。
煉瓦造りの建屋と天高く聳える煙突に歴史の重みを感じる。
グミキャンディの発祥。
世界中の子供たちに愛されるグミがこの地で生まれたと思うと感慨深い。
こっちは来客用の入り口のようだ。ハリボーの工場見学って楽しそうだな。
満足感と達成感に浸りながらハリボー本社を後にする。
ハリボーグッズ。右端は量り売りのグミ。
クマのメモ立て。
ちょっとパチモンっぽい顔が何とも言えない味を出している。
クマのぬいぐるみ。
これは普通に可愛い。小さいので3.39ユーロと値段が安いのも嬉しい。
ゴールドベアのショッピングバッグ。
パッケージを模したビニールケースの中にはグミの柄のナイロンバッグが収納されている。
使うのが勿体ないほどよく出来ている。かさばらないので日本へのお土産にもよさそうだ。
ゴールドベアはドイツ語でゴールドベーレン(Goldbären)という。
アクリル製ゴールドベア。
個人的に最も気に入っているのがこの置き物。大きさは約10センチ。
あのグミの形が忠実に再現されている。色は他に青、白(透明)、赤、オレンジ、緑があった。
こうしてまじまじと見てみると、あのパッケージのクマとは似ても似つかないこと、
そして実に洗練されたデザインであることがよくわかる。
まるで古代文明の秘宝のように荘厳な雰囲気も感じられる。
グミ発祥の地で手に入れた一生の記念。我が家にまた一つ家宝が増えた。
|