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2018.10.29 Monday / - / - / -
#カンシュタッター・フォルクスフェスト2(迷走)

9月24日(土)、シュトゥットガルト。
ビール祭り=カンシュタッター・フォルクスフェスト訪問中。

1杯目のビールを軽く飲み干したところでテントを移る。


フュルステンベルクのテント。
ビールテントの出展は殆どがシュトゥットガルト近郊のブランドだが、
フュルステンベルクは僕が住む町で最もよく飲まれている、いわば「地元勢」。
ここのフェストビールは是非とも味わっておきたい。


ライブ演奏で大盛り上がりのテント。

一応立ち飲み席はあったが、1リットルジョッキの
フェストビールはちゃんと席に座らないと飲めないらしい。

どうしよう。




…ここ、座っちゃえ。


予約席に堂々と着席。だってガラガラなんだもん。
しかもテーブルの張り紙をよく見てみると、予約ったって午後4時半からじゃないか。
今まだ1時半だろ? 全然問題ないどころか、テントにとっては4時半までガラ空きより
僕のような客が席を埋めてビールガブガブ飲んで帰ってくれた方が有難いはずだ。

店員も特に予約の本人確認などしないし、これは完全にセーフと見なしていい。
この作戦、最初に気づけばよかったかもな。


1リットル、本日2杯目。
フュルステンベルクのフェストビールは普通の色だな。
ピルスが強い同ブランドらしい。

「…!!」

ぐはぁ、うめぇ。
1リットルジョッキで飲むせいか、いつものピルスよりも濃い気がする。


立ち上がって大騒ぎする客たち。
遠巻きに眺めてるだけでも楽しくなってくる。


…来た!


ローストチキン!
ビール飲んで食欲が沸いてきた絶妙のタイミングで登場。
目眩がするほど旨そうな匂いを漂わせて。


「…!!」


最強。
ジューシーで柔らかな鶏肉の旨味。表面の香ばしい香り。やや濃い目の塩加減。
ビールのペースは一気にトップギアへ。

ビール祭りにおけるベストのアテはソーセージよりもローストチキンである。
ミュンヘンのフェストから振り返っても、ビールテント内ではローストチキン率が圧倒的に高かった。
(もちろんソーセージもたくさん食べられているが、主に外の屋台が中心で
ビールのアテというよりも小腹を満たす軽食みたいなニュアンスが強い。)


―3杯目。

もう、居ても立ってもいられなくなってきた。



飛び込もう、熱狂の渦へ。



プロスト!
こんなガキどもには負けねーぜ。


おぉ、ギャルだ。 民族衣装で一層可愛らしい。
ここの誕生日席に座りたい欲求を抑えるのに必死だった。


シュトゥッガー! サッカーファンに混ざって大盛り上がり。
この日はホームでバイヤーレバークーゼンとの試合があり、
VfBシュトゥットガルトの格好をした客の姿が目立った。

「それ飲んだら次はオレがおごってやるよ!」

何ていいヤツなんだ。
しかし4杯目となると、口をつけることはできても完飲は無理だ。
ご馳走してもらって殆ど残してしまうのはあまりに申し訳ない。


―3杯目、完飲。

ミュンヘンでは3杯目の半分でギブアップしてしまったが、今回は勢いで何とか飲みきった。

あぁ、もうダメだ。

フラフラになりながらテントを後にする。

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お化け屋敷の中らしい写真だが、全く記憶が無い。
写真を見返しても記憶が全く蘇らない。ある意味ホラーだな。




その後も酔った勢いで他のテントを巡り、写真や動画を撮影していたようだ。
この辺は何となく、うっすらと思い出してきた。(もはやそういう次元である。)

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記憶が完全に残ってるのはここから。



イエイ!  帰り道でギャルに遭遇。
僕も向こうも全員酔っ払い状態だ。楽しいなぁ。


帰りは会場から1駅先の中央駅で家方面の電車に乗り換えればいい。
これならいくら飲んでても楽勝だろう。



「…!?」


あれ?


酔いが一気に覚めた。

わずか1駅も耐えられなかったのか。
でも一度中央駅で下りたような気もするし、
間違えて同じ電車に乗ってしまったのか。

いずれにしても、思いっきり寝過ごした。


ようやく軌道修正。
窓の外をぼんやりと眺めながら、余韻と反省を交互に繰り返す。

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ミュンヘンと比べたら大したことないだろうと思っていたが、
シュトゥットガルトのビール祭りは想像を遥かに上回る熱気に溢れていた。

最初の乗り継ぎさえ上手く行ってれば、あとは寝てても全然問題なかったのに…
帰りは恥ずかしい姿を晒してしまったが、あの3杯目を飲んでる最中は最高に楽しかった。

2杯でやめとけば普通に帰れただろう。
しかし、わざわざビール祭りに来たのも思いっきり飲むためである。
あの熱狂の渦中にいて、2杯で帰るという選択肢はあり得ない。

今年の同フェストは10月10日(日)まで。
来週末、土曜宿泊での再訪を予定している。

2010.09.28 Tuesday / ドイツ-ビール祭り / comments(2) / trackbacks(0)
#カンシュタッター・フォルクスフェスト1(助走)

9月24日(土)。
前週のミュンヘンに続き、今回はドイツ第2のビール祭り・
シュトゥットガルトの「カンシュタッター・フォルクスフェスト」へ。

家から車で1時間、電車でも2時間のシュトゥットガルトなら気軽に行ける。
もちろん今回は電車だ。


シュトゥットガルト行きの電車。
僕と同じくフェストに向かうと思しき客で混雑している。

車両に入った次の瞬間。



…酒くせぇ!


ざっと見たところ、乗客の60%がビールを飲んでおり、
20%がビール以外のアルコール(ワインなど)を飲んでいる。

とりわけ目についたのが、若い女の集団。
デッキに陣取り、スパークリングワインをガンガン呷りながら、周りの男どもと威勢よく
ヨタ話をかます。酒好きな若い女は本来むしろ好きな方なのだが、あまりの貫禄に引いた。


シュトゥットガルト中央駅からS1に乗り換え、フェスト会場の駅に到着。


―来た!


カンシュタッター・フォルクスフェスト。
ミュンヘンと比べたら小規模だが、思ったより大きい。

あいにくの雨で遊園地のアトラクションはガラガラ。
その上気温が低いのでなかなかテンションが上がらない。



ビールテント。
ログハウス調のウッディな感じがいい。ミュンヘンと違った趣。


テント内には簡単に入れた。
正午過ぎにして早くも大盛り上がり。


ただし、端の方は空席が目立つ。
ミュンヘンと違い、シュトゥットガルトは原則予約制なのだ。
こんなに空いてるんだから、座らせてくれよ…。


幸いここのテントには立ち飲みの自由席があった。

ミュンヘンのテントには1リットルのジョッキしか無かったが、
ここの立ち飲み席では普通のサイズ(500ml)も置いてある。

いろんなブランドのテントで500mlを1杯ずつ飲んで回ろうか。

…いや、ちょっと待て。

ビール祭りは1リットル単位が基本だろう。
ましてや今日まだ何も飲んでないだろ?1杯目からそんな弱気でどうする。


1リットル、ドン!
シュヴァーベンブロイのオクトーバーフェストビール。
ミュンヘンで飲んだのと同じく、やや茶色を帯びた褐色。

ではでは、シュトゥットガルトに乾杯!

「…!!」


うめぇ。麦芽の旨味が濃い。
やはりフェスト用に造られたビールはいつものと味わいが違う。

―そろそろ腹減ってきた。つまみはどうしようかな。

周りの客が食ってるローストチキンがやけに旨そうだが、
1杯目はつまみ無しでいいや。まずはビールを思いっきり味わおう。

立ち飲み席と中央の盛り上がってる席とは若干離れているため、最初のうちは完全に
観察モードだったが、ビールが体内へ吸収されていくにつれ徐々に盛り上がってきた。

8割方飲んだところで、テントの中央へ行ってみる。


イエーイ! 盛り上がってるねぇ。
軽く酔った勢いで写真を撮って回る。


1杯目を軽く飲み干す直前。
次はどこのテントへ行こうかな。メシは何食べようか。

最初のテントを去る間際、BGMは99 Luftbaloons。
着いた直後はどうなることかと思ったが、ようやくテンションが上がってきた。

2010.09.27 Monday / ドイツ-ビール祭り / comments(0) / trackbacks(0)
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