モルゲンバーデンGmbH

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2018.10.29 Monday / - / - / -
#モルゲンとチョコレート工場

2月26日(土)、ケルン。
最初にことわっておくと、映画『チャーリーとチョコレート工場』はまだ見ていない。


まずはケルン大聖堂にご挨拶。
中央駅のすぐ目の前に最大の名所があるというのが凄い。
夜の大聖堂もいいが、朝もいいなぁ。

サッカーと並ぶこの日最大の目的は、チョコレート博物館。

世界中の人々を魅了してやまないチョコレートの魔力。
僕は甘いものには疎い方だが、その魔力の核心に迫ってみたい。


チョコレート博物館。
大聖堂からライン川沿いに徒歩15~20分。



…のはずが、実際は迷いに迷って2時間弱掛かった。

『地球の歩き方』は見事に家に置いてきた。
地図があっても迷うのに、地図がなかったら迷わないはずがない。

素直に大聖堂からまっすぐライン川に向かえばすぐ着いたものを
「川沿いなんてつまんねぇぜ!(キリッ」とか言って下らない見栄を張った結果
思いっきりドツボにハマるという、僕の中では結構ありがちなパターンである。


チョコレートの成分が一目でわかる展示。これは勉強になる。
ホワイトチョコって何でホワイトなのにチョコなのかずっと疑問だったが、
カカオマスなし/カカオバターだけだったのか…なるほど、謎が解けた。

―館内を奥へ進むと、甘い香りが漂うチョコレート工場ゾーンへ。


黄金に輝くカカオの木、その下にはチョコレートの泉。
いかにもカカオの産地から来たようなお姉さんから試食のチョコウエハースをゲット。


「…!!」


旨い!
トロトロの温かいチョコレート。芳醇なカカオの風味とミルクのコク。
やっぱり出来立ては最高に旨い。


工場ゾーンではチョコレートの製造ラインを間近で観察できる。
整然とした自動化ライン、素晴らしい。


原液トロトロ。


原液ドロドロ!
これ、たまらんなぁ。普段チョコレートを食べない僕でさえ興奮する
くらいだから、チョコレート好きの人が見たら失神するんじゃないか。


チョコレートの広告マスコットやパッケージなどを集めたレトロな展示品コーナー。
チョコレートがいかに昔から人々に愛されてきたかがよくわかる。昔のCMを流す
シアタールームや19世紀末~20世紀初頭のチョコの自販機など、他にも見どころ満載。

―外へ出る前に、館内のカフェで一休み。


トリンクショコラーデ!
普段はコーヒーもブラックしか飲まないが、ここは甘々チョコづくしで行くべきだろう。
英語では「ドリンクチョコレート」、つまりココア。透明のグラスだが中は温かい。
かなり甘いココアと甘味ゼロの生クリームを混ぜて味わうと絶妙に旨い。


ショコラーデクーヘン!
チョコレートケーキ。芳醇なチョコの風味と家庭的な生地の旨さ。
見た目に反して甘さ控えめで個人的には非常に好みな味だ。


ライン川を眺めながらココア&チョコケーキを味わう優雅なひととき。

土産コーナーでチョコレートを買って外に出る。

―歩き始めた直後。


マスタード博物館!
チョコレート博物館のすぐ対面に発見。
チョコレートとマスタードを比べたら間違いなくマスタードの方が好きだ。

19世紀初頭のオリジナルレシピで作ったというマスタードをはじめ
様々な種類のマスタードが試食&購入できるが、博物館とは名ばかりで
実際はただのマスタード屋に毛が生えた程度の店だった。

陶器やガラス瓶の器に入ったマスタードはサッカー場で
没収されそうなので、結局買わずに試食だけして出てきた。


ンルケビサワ!(笑)
「地獄のミサワ」をふと思い出した。(http://jigokuno.com/)
しかもビサワのくせに「もみじおろし」みたいな赤い色をしている。

その後、徒歩15~20分で大聖堂付近のルードヴィッヒ美術館を訪問。
ピカソの作品などを中心に現代アートの充実したコレクションを鑑賞した。

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チョコレート博物館は実に面白かった。
甘いもの好きならずとも、また野郎1人でも十分に楽しめる。
ケルンに来たら是非訪れて頂きたい。

2011.02.27 Sunday / ドイツ‐観光 / comments(2) / trackbacks(0)
#場末のケルシュ/カレーヴルストエクスプレス

2月25日(金)、午後11時過ぎにケルン到着。

ケルンは去年のクリスマスイブにも行ったが、大聖堂を見ただけで殆ど観光できなかった。
(前回の様子 http://morgenbaden.jugem.jp/?eid=69)
ちょうど土曜日にフライブルクがケルンで試合をやるので、この機会に再訪することに。
朝から観光するため気合の金曜入りである。


ホテルのキーボックス。
19時以降はレセプションなしというやる気のないホテルだ。

「19時以降にチェックインされる場合は少なくとも2日前にホテルへ連絡してください。」
ブッキングドットコムに従って予約した直後にメールしたが一切反応なし。
心配になって2日前に電話すると、ボックスの番号と暗証番号を教えられた。
これがまた開けにくくて焦った。

まぁ、1泊36ユーロだから文句は言えまい。
風呂なし(共同)の部屋を予約したのだが、空いてたせいか
バスルームつきの部屋に泊まることができた。

ホテルの周辺は工業団地。
レストランそのものが少ない上、時間が遅いのでことごとく閉まっている。
5時間弱運転してきて疲れたので、もう車には乗りたくないし…。


開いてるレストラン発見!

しかし中に入ると、ここはレストランではなく完全に酒場。(おそらく時間が遅いせいだろう。)
つまみ程度の食い物も置いてないというドイツでは結構ありがちな酒場の雰囲気そのものだった。
空気を読んでメシは早々と諦める。


ガフェル・ケルシュ!
このシュッとした軽い飲み口、最高に旨い。
ケルシュを飲むために再びケルンに来たと言っても過言ではない。
1日の疲れが一気に癒される。


この場末感、たまらんな。
店内には僕以外におかみさんと客2人だけ。
レストランとは名ばかりで、タバコOKの完全な飲み屋だ。


飲んだ数だけコースターに鉛筆で印をつけるのもケルン特有のスタイル。


時間が遅かったので、この日は結局ビール3杯だけ飲んでホテルに帰った。
ケルンの人口は100万人弱とフランクフルトよりも多いのだが、
この辺はとてもそうは思えぬ寂れっぷりである。

―2月26日(土)。

朝8時過ぎにホテルを出て、電車でケルン中央駅へ。
土曜は電車の本数が少なく、30分弱待たされた。

中央駅のレストラン街は、さすが大都市と言える充実ぶり。
昨夜はメシ抜きでビールだけだったので、かなり腹が減っている。


カレーヴルストエクスプレス!
ここにしよう。


がっつり。
当初はカレーヴルストとパンにしようと思ったが、腹が減ってたので
思わずポメス(フライドポテト)とのセットメニューを頼んでしまった。

「…!!」


うめぇ。
白ソーセージの旨味、ケチャップベースのカレーソース&カレー粉の風味。
たまに食べるチルドのカレーヴルストとはライブ感が全然違う。


揚げたてのポメスも美味。
カレーヴルストのソースをつけながらモサモサと貪り食う。

血糖値急上昇、エネルギー充填完了。

満腹の胃をさすりながら、朝の観光へ。

2011.02.27 Sunday / ドイツ-飯 / comments(0) / trackbacks(0)
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