#シュトゥットガルトの自家製ビール |
2月25日(土)、シュトゥットガルト。
VfB×フライブルクを観戦後、中央駅前で友人と合流する。
え、「試合どうだった」って? もうボロ負けだよ…。(→参考)
カルヴァーエックブロイ。(Calwer-Eck-Bräu)
自家製ビールが味わえるビアホール。いいねぇ、こういう店。こんなとこにあったんだ。
中はほぼ満席、大勢の客で賑わっている。
ブラウマイスター!
この店のお薦めらしい。この濁った色がまた旨そうだ。
ではでは、さっそく。
「…!!」
うめぇ!
華やかなホップの香りと芳醇な酵母の香り。自家製ならではの
出来たてフレッシュな味わい。小ぶりのグラス(300ml?)が瞬く間に空になる。
ヴルストサラダ。
ヴルストサラダ=滑らかなソーセージの細切りスライスをお酢ベースのドレッシングで和えた料理。「サラダ」といってもあくまでメインはソーセージの「肉料理」で、スーパーの肉屋のデリコーナーでも
よく見かける。大抵の店にはチーズ入りや黒ソーセージ入りなどがあり、僕は断然チーズ派である。
「…!!」
旨い。
ソーセージの淡い旨み、チーズの香りとコク、ピクルスとお酢の酸味、タマネギの
爽やかな辛味…。ソーセージもチーズも単体では正直どうってことない味なのだが、
お酢やピクルスやタマネギが加わると一気に実力を発揮する。
ピルス。
ピルスと言いながらブラウマイスターのようにやや白濁している。
これもホップの香りがよくて旨い! 喉越しというよりもじっくり味わいたくなるビールだ。
なお、ピルスは200mlのミニグラスかピッチャーの二択である。
…おっと、電車の時間だ!
慌てて会計を済ませて地下鉄のミッテ駅までダッシュ。
何とかギリギリ中央駅発の「終電」に間に合ったのであった。
(うち田舎だから終電超早いんだよなぁ…。)
いい店を教えてもらった。
また友人を誘って、今度は夕方くらいから思いっきりビールを呷りたい。
#VfBシュトゥットガルト×SCフライブルク(12/02/25) |
2月25日(土)、シュトゥットガルト。
メルセデスベンツ・アレーナ。
ブンデスリーガ第23節、VfBシュトゥットガルト×SCフライブルク。
因縁の対決・バーデン=ヴュルテンベルクダービー。
そして何といっても、岡崎慎司&酒井高徳との夢の対決である。
隣に座ったシュトゥットガルトファンのおっちゃんが僕に声を掛けてきた。
「シュトゥットガルトには日本人選手が2人もいるのに、
何でお前はフライブルクなんか応援してるんだ。」
ほんと、何でだろうね(笑)。
フライブルクは前節、あのバイエルンを完封して勝ち点1を奪った(→参考)。
※そのバイエルンが4日後のCLでバーゼルに負けたことには敢えて触れないでおこう。
リベリやロッベンを抑えたんだから、岡崎やハルニクだってきっと抑えられるさ。
揺るぎない自信、今日は勝ち点3しか見えない。
というわけで、フライブルクの先発は以下の通り。
バウマン
ゾルク - ディアネ - ヘーン - シュミット
マキアディ - フルム
ローゼンタール - カリギウリ
イェンドリセック
ザンティニ
ボランチが左右変わっただけで面子は前節のバイエルン戦と同じ。
今日あたり、ザンティニの「電柱」が炸裂するような気がする。
―15時半、キックオフ。
酒井高徳。
J1新潟からレンタルで今月シュトゥットガルトに加入。生で見るのは今回が初めてだ。
岡崎&ゴートク、胸熱の左サイドに気をつけろ。
まだ試合が始まって間もないが、とても息が合ってるように見える。
前半10分過ぎ、左のゴートクから逆サイドに大きなクロスが上がる。
…げげ、通っちゃった。
だあぁ…orz
前半12分、ハルニクが落ち着いて決めてシュトゥットガルト先制。
ゴートクのパスが通った時点で万事休すだった。くそー、よく見てたなぁ…。
前半20分過ぎにはまたもハルニクに右サイドを深々と破られる。
や、やばい…。
…orz シュトゥットガルト2点目。
ハルニクのパスに合わせて左からミサイルのようなスライディング、
ポストに激突しながらゴールに押し込んだのは、岡崎慎司だった。
岡崎らしい気迫のこもった見事なゴール。
しかし、フライブルクにとっては致命的な追加点。複雑な思いを胸にプレー再開を迎える。
「…!!」
来たあぁ!! 岡崎のゴールのわずか数分後、右サイドの
コーナーキックからディアネが押し込んでフライブルクが1点を返す。
ペナルティエリア付近での迫力ある攻防。
席の好みは人それぞれだが、個人的にはできるだけピッチに近い席がいい。(今回は最前列。)
岡崎×バウマン!
岡崎2点目はならず。(助かった…。)
1-2、フライブルクの1点ビハインドで前半終了。
守備の脆さは露呈したものの、攻撃面、特に中盤のボール運びはそんなに悪くない。
ボランチのフルムがしっかりしてるし、右SBゾルクの攻め上がりも効果的だ。
後半50分過ぎ。
カリギウリ→マキアディが左サイドを突破してフライブルクに大チャンス。
マキアディから逆サイドのペナルティエリア内に決定的なパスが通る!
相手DFはカバーしきれない! よし、もらった!
「…!!」
だあぁ…orz
ローゼンタールのシュートはポスト直撃、無残にも上空に弾き返されてしまった。
おい、あれ入れなくていつ入れんだよ! 試合の流れは再びシュトゥットガルトへ。
オワタ\(^o^)/ ブラルーズに押し込まれシュトゥットガルト3点目。
※写真は自暴自棄気味のフライブルクサポーターの皆さん。お疲れ様でした。
フライブルクはザンティニを下げてデンベレ、イェンドリを下げてライジンガーを
立て続けに投入。ザンティニ&イェンドリは今日も低調なパフォーマンスに終わった。
何が"ザンティニの「電柱」が炸裂する"だよ(笑)。
ところが、このデンベレがまたイマイチ。
中途半端に下がってボールロストして、とにかく周りの選手と息が合ってない。
ライジンガーさんは悪くない。流れを変える突破力を持っている。
しかし、自ら切り開いた決定的チャンスをゴールに繋げることはできず。
フライブルク2点ビハインドのまま時間は刻一刻と過ぎてゆく。
シュトゥットガルト4点目。ハルニク今日2点目。
さっきからシュトゥットガルトの奴らがこっちを指差してコソコソ喋ってるのが聞こえてくる。
「ツヴァイテリーガ(2部)、ツヴァイテリーガ」って。
うるせー、そんなのお前らに言われんでもわかっとるわ(笑)。
最終スコア4-1でシュトゥットガルトの圧勝。
岡崎慎司と酒井高徳には今日のような調子で今後も活躍してほしい。真面目に。
フライブルクは次節ホームでシャルケ戦。
今年に入ってからホームに限ってはそこそこいい試合をしてるので、ほんのちょこっとだけ期待。