4月7日(土)、ウィーン。
Uバーンを乗り継ぎ、シュロス・シェーンブルン駅に到着。
シェーンブルン宮殿!ハプスブルク家歴代君主の離宮。女帝マリア・テレジア時代に完成した。
テレジアの娘マリー・アントワネットに6歳のモーツァルトが求婚したという
伝説の舞台もここである。ユネスコ世界遺産。
いざ、突入!
と思ったら、宮殿内部のチケットには入場時間が定められており、
入るのに1時間ほど待たなければならない。
なるほどね…今はイースター連休中の午後だから混むのも無理ないか。
庭園は待たずに入れるので、待ち時間の間にまずここから回ろう。
奥の高台にそびえる建物「グロリエッテ」を目指し、だだっ広い庭園を歩く。
ネプチューンの泉。お、
リスや! かわいいなぁ。
グロリエッテ。記念碑的な建物らしい。
ここまで歩くのは結構しんどかった。中のカフェで一休みしよう。
やっぱ
ビールでしょ。
カイザー(皇帝)の名を冠したオーストリアのブランド。
ユネスコ世界遺産の中でビールを飲む…最高に贅沢だな。
グロリエッテ屋上からの素晴らしい眺め。(あいにく天気は良くない。)
頑張って歩いてきた甲斐があった。
おっと、こうしている間にチケットの入場時間が過ぎてしまった。
約15分遅れて宮殿に入場、1時間弱ほどかけて豪奢な内部の部屋を見て回る。
※撮影NGなのでさらっと流すが、宮殿内部は文句なしに最大の見どころである。
動物園。シェーンブルン宮殿の動物園は何と、現存する
世界最古の動物園である。
入場料が追加で10数ユーロ掛かるが、これは絶対に行くしかないだろう。
幼少の頃、名古屋の東山動物園で動物園デビューを果たした。
あれから26-7年。31歳となった今、世界最古の動物園へ。
これからの人生、ここより古い動物園に足を踏み入れることはない。
「…!!」パンダ!動物園のスターといえばパンダだろう。ちゃんと躍動的に動いてる姿に感激。
(ちゃんと躍動的に動いてないパンダ/動物園の如何に多いことか…。)しかも旨そうに笹食べてる姿ってのがとても絵になる。
おっと、また時間だ。
慌てて宮殿の方向へ戻り、
宮廷パン工房へ。
17時半から菓子作りの実演ショーがある。
アプフェルシュトルーデル!(Apfelstrudel)
リンゴの甘酸っぱさとシナモンの香りが利いてて美味。
これからアプフェルシュトルーデルの実演ショーである。
―17時半から10分ほど遅れてショー開始。
おぉー、すげぇ!生地を薄〜く延ばす職人技。こいつでリンゴフィリングを包んで焼き上げる。
オーブンに入れたところでショー終了。
同時にオーブンから焼きたてのシュトルーデルが出てきて客に振舞われる
…という展開を期待してたのだが、そんなに甘くはなかった(笑)。
迷路庭園。この風景、ファミコンの
「がんばれゴエモン」の迷路を思い出す。
小判とか通行手形が落ちてるんだよね(笑)。ここ行き止まりか…。
え、ここも行き止まり?
迷路の中央には全体が見渡せる高い段があり、
ここがゴールと言えるのだが、
まったく辿り着けない。一度入口に戻って途方に暮れていると、
人が出てくる通路を発見した。どうやらここが出口らしい。
うぅむ…。
仕方がない、
出口から入ろう。こうなったら奥の手だ。
ゴール達成! 思いっきり
ズルしたけど(笑)。
こりゃ難しいよ。
18時過ぎにシェーンブルン宮殿を出て、再びウィーン中心部へ。
※今日から1週間少々ドイツを離れます。次回更新は5月を予定しています。