#SCフライブルク×TSGホッフェンハイム(12/09/16)
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9月16日(日)、フライブルク・イム・ブライスガウ。
ブンデスリーガ第3節、
SCフライブルク×TSG1899ホッフェンハイム。
バーデン地方のクラブ同士の
ダービーマッチである。
ホッフェンハイムの人々曰く。
Freiburger, Arschlöcher!
(フライブルク、ケツの穴)
一方、フライブルクの人々曰く。
Hoffenheim gehört nicht zu Baden!
(ホッフェンハイムはバーデンじゃない)
というわけで、今日は絶対に負けるわけには行かない。
そして今日最大の注目は、
宇佐美貴史。
2月のバイエルン戦ではベンチを温めていたが、
今やホッフェンハイムのスターティングメンバーとして
再びフライブルクにやってきた宇佐美。
こうして再びお目にかかれて非常に感慨深い。
宇佐美が活躍しつつ、フライブルクが勝つ。
そんな展開が理想的だ。
フライブルクの先発は以下の通り。
バウマン
ムイジャ - ギンター - ディアネ - ゾルク
シュスター - マキアディ
シュミット - クルーゼ
グエデ - イェンドリシェック
マックス・クルーゼはいい選手だな。今日も期待したい。
―15時半、キックオフ。
直後にホッフェンハイムのFK。
「…!?」
マジで!?
前半2分、クロスからデルピエレに押し込まれて
フライブルク早くも失点。
もう何やってんだよ…あまりの早さに
失笑を禁じえない。
宇佐美貴史。
ドリブルで果敢に左サイド突破を狙う。怖いなぁ…。
前半17分、ゾルクのクロスをグエデが押し込んで
フライブルク同点!
来た! これから一気に逆転だ!
と思ったら、直後にホッフェンハイムのカウンターに遭う。
宇佐美が来るぞ!!
宇佐美はこのままペナルティエリアに到達し、シュートを放つ。
「…!!」
宇佐美、ゴールならず。
あの場面を見てほっと胸を撫で下ろした日本人は俺だけかもしれない。
前半27分、シュスターのFKをクルーゼが頭で合わせて
2-1、フライブルク逆転!
宇佐美には気をつけろ。
前半は目の前でDFが振り切られる場面が幾度も見られた。
フライブルク2-1のリードで後半開始。
ティム・ヴィーゼ。
ヴィーゼは最近どうもあかんなぁ。
ホッフェンハイムの人々はさぞかしがっかりしてるだろう。
後半57分、ホッフェンハイムに2-2の同点に追いつかれる。
前半の途中から明らかにフライブルクの流れだが、
ああいう少ないチャンスをモノにされてしまうところが歯がゆい。
「…!!」
来た!
後半68分、シュスターのコーナーキックをCBディアネが
頭で合わせて
フライブルク3-2、再び勝ち越し!
壮絶な打ち合いとなったが、これで終わりだ。
このまま逃げ切って勝ち点3を手に入れよう。
後半76分。
…orz
3-3、ホッフェンハイムに再び同点を許す。スタジアムが一気に静まり返る。
宇佐美貴史、記念すべきブンデス初ゴール。
宇佐美の活躍は喜ばしい限りだが、どういう局面で入れてくれるんだと。
お陰で勝ち点が2つ消えてしまったではないか。来週でいいだろう。
複雑な感情を胸に、試合の行方を見守る。もう厳しいか。
後半83分。クルーゼのコーナーキック。
「ボフッ!」
来たあぁぁ!!!
左ゴール前でフリーになったマキアディが
鈍い音のボレーを放って
フライブルク4-3!
またもセットプレーからの得点である。
5点目!
ホッフェンハイムは完全に守備崩壊。クルーゼからどフリーのフライスへ
パスが通り、フライスがヴィーゼを余裕でかわしてゴールネットを揺らした。
最終結果
5-3。
壮絶な打ち合いを制したフライブルクが待望の今季初勝利!
宇佐美が活躍し、フライブルクが勝つという最高の結果に終わった。
試合後、宇佐美選手からサインをゲット。
自身初ゴールもチームは3連敗で表情はややお疲れ気味
だったが、それでもサインに応じてくれたのは非常に有難い。
で、これが何かというと、ティップキックという
サッカーゲームの駒。日本代表カラー。
「Star-Kicker JAPAN」
宇佐美貴史の今後の活躍に期待したい。