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2018.10.29 Monday / - / - / -
#SCフライブルク×E.フランクフルト(13/02/22)
2月22日(金)、フライブルク・イム・ブライスガウ。

ブンデスリーガ第23節、
SCフライブルク×アイントラハト・フランクフルト。

前々節のデュッセルドルフ戦(ホーム)、前節のブレーメン戦
(アウェー)と、僕が見ていない間にフライブルクは2連勝。
アウェーでブレーメンに勝ったのは実に14年ぶりの快挙である。

前節終了時点の順位は以下の通り。

1位 バイエルン       … 勝ち点57
2位 ドルトムント      … 勝ち点42
3位 レバークーゼン … 勝ち点41
4位 フランクフルト   … 勝ち点37 得失点+4
5位 フライブルク     … 勝ち点34 得失点+7

今日フライブルクが勝てば得失点差でフランクフルトを上回り、
何とチャンピオンズリーグ出場圏内の4位に浮上する。

チャンピオンズリーグ。

フライブルクがこのちっぽけなマゲゾーラー・シュタディオンで
バルサレアルマンチェスターUなんかと対戦するのを
想像しただけで思わずニヤニヤしてしまう(笑)。

フランクフルトは乾貴士が前節のレッドカード(イエロー2枚)で出場停止。
新加入のスルジャン・ラキッチも出ない。乾が出ないのは個人的にとても残念だが、
今のフライブルクなら勝機はある。CL圏浮上は決して非現実的ではない。


フライブルクの先発は以下の通り。

バウマン
シュミット - ギンター - ディアネ - ゾルク
シュスター - マキアディ
クルーゼ - カリギウリ
ローゼンタール - クルーゼ

ヘーデンシュタットの離脱に伴い、今夜は右ウイングのシュミットが右SBで先発。
今最も気になるのは、前節途中出場ながらキッカーのベストイレブンに選ばれた
SBクリスティアン・ギュンター。地元紙の先発予想は右SBゾルク、
左SBギュンターだったが、ギュンターは今日もベンチスタートとなった。

―20時半、キックオフ。


前半はフランクフルトの高い位置からの積極的なプレスに大苦戦。
自陣からボールを前に進めることもままならない。
前節ドルトムントに負けたものの、ここまで4位と好調を維持している
フランクフルト。この調子だと今夜は厳しい戦いになりそうだ。


CBマティアス・ギンター。
フライブルクの守備の要。ギンター、ディアネ、控えのクルマシュと、
今季フライブルクのCBは実に安定した働きを見せている。
(一方、SBは少々頼りない印象。ホッフェンハイム戦のゾルクとか。)
僕はギンターはいつかA代表入りするんじゃないかと勝手に思っている。


フランクフルトの勢いはなかなか衰えない。
トップ下のアレックス・マイヤー、FWのアイグナーなんかがガンガン上がってくる。

それでもフライブルクは持ち前の堅い守りで
前半を無失点に抑え、0-0のまま後半突入。

後半に入ると、徐々にフライブルクが試合の流れを引き寄せ始める。


ユンクにイエローカード。敵陣PA付近でフライブルクがフリーキックを得る。


ヨハネス・フルム。
待ってた。モッサリ&イマイチの出来だったグエデに代わって途中出場。
僕はフライブルクの中で最もセンスがある選手はフルムだと思っている。
(サッカーのセンスがない僕の考えなので全く当てにならんが。)


左サイド突破を試みるカリギウリ、フルム。

カリギウリは素晴らしい。あの当たり負けしない強さ。
一度倒れながらボールを奪い返し、ドリブルで相手を抜き去った場面は痺れた。


ハイコ・ブッチャー。
元SCフライブルクのキャプテン。昨シーズン前半戦終了後のあのリストラは
結果的にはいい方向に転んだが、当時は理解に苦しむファンが多かっただろう。
選手紹介の際にもブッチャーに対しては地元サポから暖かい歓声が上がった。

残り15分くらいに差し掛かるとフランクフルトの運動量が落ちてきた。
ここからフライブルクの鬼のような猛攻が始まる。




「…!!」

クルーゼ…。中央PA内で一瞬フリーになったクルーゼが放った
シュートはフランクフルトGKケヴィン・トラップの好セーブに阻まれる。


「…!!」


フルム、あれ決めろよ…。
右サイドからのコーナーキック、一瞬マークが外れたフルムが
ゴール真正面で頭でボールを合わせるも、僅かにポストの上に浮いてしまう。

その他もう1回クルーゼ、また途中出場のテラツィーノと
超絶決定機でシュートを放ちながらことごとくゴールを奪えない。


後半ロスタイム間際、再びフライブルクのセットプレー。

…これもダメか。


マックス・クルーゼ。


ダニエル・カリギウリ。
フライブルクの攻撃は殆どクルーゼとカリギウリ
(後半途中からは+フルム)だけで回ってるようなもんだった。

シュスター、マキアディのボランチ2人は目立つ動き無し。
シュミットはそつなくこなしてたが、ゾルクはキープ力に不安が残った。
なお、今夜はクリスティアン・ギュンターの出番はなかった。
後半早い時間でディアネが下がったのはなぜだろう。

結局このまま0-0のスコアレスドローで試合終了。
フライブルク、夢のCL圏内浮上ならず。
大きなチャンスだったのに、悔しいなぁ…。

なんて会話ができること自体が凄いことである。
CLを本気で狙える位置にいたことなど今まであったか?
恐らく20年くらい前、フィンケ時代の全盛期以来ではないだろうか。

次の試合はポカール準々決勝、アウェーでマインツ戦。
ここは是非勝って悲願の初タイトル獲得に一歩前進したい。

ブンデス次節はアウェーでニュルンベルク戦。
清武弘嗣、そして最近噂の金崎夢生。これは見逃せない対決だ。
ニュルンベルクには日帰り弾丸ツアーを予定している。
2013.02.24 Sunday / ドイツ-サッカー / comments(0) / trackbacks(0)
#ヴェルサイユ宮殿(及び帰りの電車に関する顛末)
2月17日(日)。
パリ・モンパルナス駅から電車で約30分、ヴェルサイユに到着。

本当は近郊電車RERで行くつもりだったが、最寄駅ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ
行きのRERは走っていないことが判明。2013年2月現在、モンパルナスから
普通の電車でヴェルサイユ・シャンティエ駅へ行くのが唯一のルートのようだ。


ヴェルサイユ宮殿。
太陽王ルイ14世が造り上げた絶対王政の象徴。金ピカの門の装飾が
目に眩しい。前回のパリ訪問時には時間がなくて行けなかったが、
ヴェルサイユ宮殿は死ぬまでに是非一度訪れてみたかった。

入口前には長蛇の列。しかし進みは意外と早く、15分程度で入場。


さて、行くか。
入口で無料のオーディオガイドを入手し、宮殿内の見学開始。


ここは教会だろうか。
僕はオーディオガイドをもらってもあまり、というか
殆ど聞かない(笑)。もしくは聞いてもすぐ忘れてしまう。

確かに知識・情報があればより楽しめるのは間違いない。
しかし最も大事なのはインスピレーションだろう。



「…!!」


鏡の回廊。
17世紀当時は大変貴重だった鏡が壁一面に惜しげもなく張り巡らされている。
ただでさえ豪華な装飾が鏡の向こう側にも映し出された様は溜息が出るほど美しい。


深い感慨に耽りながら、眩く輝くシャンデリアと金の装飾の下を歩く。


ここは誰かの寝室。(←適当)
壁に張り巡らされた刺繍模様が美しい。


ヴェルサイユ宮殿は現在大掛かりな改修中。
天井のフレスコ画にも修復のためのシールがペタペタ張ってある。


戦争の様子が描かれた巨大壁画が並ぶ回廊。


広大な庭園。


アポロンの泉。
手持ちのガイド本には「ルイ14世ご推薦の見学コース」
なんてのが載ってたが、時間がないのでここまで真っ直ぐ歩く。

近くでレンタサイクルを借りて、次の目的地へ。
自転車乗るのって本当久しぶりだな。


マリー・アントワネットの離宮。
プチ・トリアーノン。


グラン・トリアーノン。
大理石の立派な柱が美しい。

最後の方はかなり駆け足になってしまったが、念願のヴェルサイユ宮殿制覇。
大きな達成感に浸りながら、長い帰路に着く。

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午後6時40分過ぎ、パリ東駅からストラスブール行きのTGVに乗り込む。
事前にネットで注文したチケットの席番号に着き、しばらくすると
フランス人の中年夫婦が僕らに声をかけてきた。

「すみません、ここ私たちの席なんですけど…。」

えっ?

まさか、そんなはずはないだろう。
僕らの車両番号と席番号をもう一度確認すると、やっぱり合っている。
一方、彼らが持っているチケットも全く同じ車両&席番号だ。

一体どうなってんだ…。






「…!?」


俺らのチケット、2月じゃなくて3月17日じゃないか。

そう、僕は今日2月17日のチケットを買ったつもりが
何と来月の3月17日のチケットを買ってしまった挙句、
今の今までその事実に気がつかなかった
のだ。

あり得ぬ呆け。何という失態。一気に血の気が引く。
もし今日中の電車に乗れなかったら…最悪だ。
慌てて席を離れて一旦電車を降り、ホームにいた駅員に相談する。



「とりあえず電車に乗って新しくチケットを買ってください。」

よかった、電車には乗れるようだ。
言われた通り15号車に乗り、新しくチケットを買い直す。

元々買ってたチケットの値段は1人57ユーロ。
車内で新たに買ったチケットの値段は1人99ユーロ。
これが2人分である。

痛すぎる出費。しかし背に腹は代えられない。
これが飛行機だったら完全にアウトだった。
同じ電車に乗れただけでも御の字としなければならない。


中華のテイクアウト。ほろ苦い味がする。

午後9時15分過ぎ、ストラスブール中央駅到着。幸いにもチケットセンターが
まだ開いていたため、間違って買ったチケットを払い戻してもらうことに成功した。
もし今日中に払い戻しができなければまた改めてストラスブールを訪問しなければ
ならなかったが、何とか損失を最小限に抑えることができた。

こんな失敗をした一つの要因は、2月と3月の曜日が全く同じだったことである。

閏年・オリンピックイヤーを除き、2月は28日とちょうど4週間。
つまり、今年は2月17日も3月17日も同じ日曜日である。知らないうちに
ウェブサイトの注文フォームのカレンダーが2月から3月にずれていて、
これに気がつかぬまま3月の17日(日)のチケットを買ってしまった…
ということなのだろう。いくら何でも曜日が違ってたら俺だって気づく。

今はチケットのオンライン購入が怖くて仕方がないが、
少なくともあと1回はパリに行きたいと思っている。
2013.02.24 Sunday / フランス / comments(0) / trackbacks(0)
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