モルゲンバーデンGmbH

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2018.10.29 Monday / - / - / -
#ハヤシライス/ボルドーワイン試飲会
4月27日(土)。
今週末はどこにも行かず、家でのんびり過ごす。
今夜は先日パリで買ったボルドーワインを開けよう。

赤ワインに合う料理を作ろうとして思いついたのは、
牛肉の赤ワイン&トマトソース煮。
スーパーで食材を調達し、昼過ぎから料理に取り掛かる。



牛肉の塊を適当な大きさに切って塩コショウを振り、赤ワインに浸して軽く揉み込む。
牛肉は1キロ4.79ユーロのアンゲボート(Angebot=お買い得)品。スジと脂身が多い
スープ用の肉である。赤ワインはもちろん料理酒として使う紙パックの格安品。


タマネギとニンジンを適当な大きさに切る。
タマネギは2個買ったうちの1個が半分腐っていた。もったいないので
中のまだ腐ってない部分は使うことに。ニンジンはそのままだと硬くて切れないので
一度レンジで加熱して柔らかくしたのだが、少々加熱しすぎて皮を剥くときに
崩れそうになった。最初に皮を剥いてからレンジにかけるべきだったか。


マッシュルームとニンニク。
ニンニクは最初買ってきたやつにカビが生えてたので、慌てて
別の店に行って買い直した。タマネギといい、今日はあまりツイてない。


鍋の中でオリーブ油とニンニクを熱し、ニンニクに色がつきかけた
ところでさきほど赤ワインに漬けておいた牛肉を入れて炒める。


牛肉に火が通ったところで野菜投入。


タマネギがしんなりしてきたら、牛肉を漬けておいた赤ワインの残り汁とトマトソースを投入。
味付けはウスターソース。日本のではなく欧州のウスターソースである。何だか微妙な味で
使い道に困っていたのだが、これなら行けると思い、残ってたのをドボドボと全部入れる。
隠し味にバルサミコ酢を少々。しばらく中火にかけた後、弱火で2時間ほど煮込む。



―そして、晩飯。


Merrain Rouge 2007。
先日パリで買ったボルドーワイン。
スーパーで売ってる10ユーロ少々のワインである。
2010年のワインコンクール入賞作らしい。
3年後の2013年、こうして栓が開けられたわけである。



「…!!」


おぉ、うめぇ!
実に芳醇な香り。華やかさがありながら派手すぎず、
しっかりとした旨味を湛えながら決して重すぎず、絶妙なバランス。
たかだか10ユーロ少々の安ワインでも思わず感心してしまうほど旨い。
さすがボルドー。いつかボルドーにも行ってみたい。


つまみ。
チーズは先日ノルマンディーの村で買ったもの(→参考)。
白カビの素朴な発酵臭とミルキーなコクが美味。
サラミは家の近所で買ったフランスサラミ。
熟成した旨味はスーパーのPB商品とは思えぬほど旨い。
いずれもワインとの相性は最高である。


―ワインがほとんど空きかけたところで、メインディッシュ。


牛肉の赤ワイン&トマトソース煮。
牛肉の形を残したまま柔らかく煮込む…というのが当初の狙いだったのだが、
ボロボロに崩れてしまった。かなり筋ばってた肉だったのでちょっとやそっとじゃ
煮崩れしないと思っていた。きっと赤ワインに2時間ほど漬けておいたせいだろう。
ワインの酵素で肉の繊維を分解する、みたいな作用が狙い以上に働いたと思われる。
或いは煮すぎだろうか。肉の原形を留めつつ柔らかく仕上げるにはどこか修正が必要だ。


うん、これは牛肉の煮込みというよりハヤシライスと言うべきだろう。


トロトロに煮崩れするまで柔らかくなった牛肉。これはこれで旨そうだ。

最初のチーズとサラミでワインはほとんど空。
アテというよりシメの気分でハヤシライスを口に運ぶ。




「…!!」


うめぇ!
トロトロ牛肉の旨味が文字通り溶け出している。
赤ワインの風味とトマトソースの柔らかい酸味も相まって、
適当に作ったわりにはかなり上等な味わいに仕上がっている。
そのままだと微妙な味のウスターソースもこれには合ってる気がする。

満腹感と幸福感に浸っていると、急に眠気が襲ってきた。
ボルドーワインがもたらす上質の酔いに任せて深い眠りに着く。
2013.04.28 Sunday / ドイツ-食品・自炊 / comments(0) / trackbacks(0)
#シュトゥットガルトのフリューリングスフェスト
4月21日(日)、シュトゥットガルト。


フリューリングスフェスト。(Frühlingsfest)
今まで気づかなかったが、シュトゥットガルトやミュンヘンでは
秋のオクトーバーフェストの小規模版みたいな感じで
この時期に春祭り=フリューリングスフェストというのをやるらしい。

VfB×フライブルクを観戦後(→参考)、スタジアムから徒歩で会場へ。
春祭りっていうほど春らしくない、どんよりとした天気である。


ディンケルアッカーのビールテント。
おぉ、ビール祭りみたいにテントまでちゃんと出てるのか。
ビール祭りよりも遥かに空いてるし、去年や一昨年に
フリューリングスフェストの存在を知らなかったことが激しく悔やまれる。



「ドスン!」


マース一丁! 連れは特別仕様?のビンビール。
ではでは、頂きます。


「…!!」

うまい。秋のビールよりもやや軽いように感じる。
(昼飯のときやスタジアムにいたときにも散々飲んだからかもしれない。)
ビール祭りのときほど騒がしい雰囲気ではなく、
みんなまったりと、ゆっくりビールを味わっている。


移動遊園地の絶叫マシーン。
ストッパーがいきなりガタッと外れてイスが急降下するやつか。
みんなよくこんなのに進んで乗るよなぁ。俺は金貰ったってやだよ。


「ガタッ!」


思ったほど急激な落下ではなかった。
でもやっぱ無理だな。そんなことを考えながらビールをグイグイ呷る。

今日はここへ来る前にも散々ビールを飲んだので一杯で切り上げる。

ビール祭りといえば、もう一つのお楽しみ。


くじ引き。
射幸心をくすぐるお宝の数々。いつ見てもワクワクするぜ。


ハズレなしのくじを10枚購入。いざ勝負!

今日の目標は、これ。


鎧。
特撮戦隊ヒーロー系のカッコいいアーマーだ。


「…。」

しかし、例の如く点数は伸び悩む。
最初に買った10枚だけでは泣けるほどショボい景品しかもらえない。

くそぉ…追加じゃ!

今度はハズレありのクジを10枚購入。
しかしハズレが混ざっていることもあり、気休め程度のポイントしか増えない。



くそぉ…また追加じゃ!

いつものパターンだな(笑)。今度は再びハズレなしのを10枚。

うぅむ…あの鎧は無理そうだが、それなりのもんはゲットできるだろう。



クマのぬいぐるみ。
まるでモップのような毛の質感といい、左右の腕の長さが違う
ところといい、合計投資額12.5ユーロには見合わない代物だが、
この可愛らしい表情は本物のテディベアにも劣らない魅力がある。
(と、僕は勝手に思っている。)


観覧車の上から見た会場の風景。


空中ブランコ。
よし、乗るか。これなら俺も行けそうだ。




「…!!」


ギエー!!
っていうほど別に怖くはない。ギラギラとネオンが灯り始めた
春祭りの会場を眺めながら、グルグルと高速で空中を回転する。
これは爽快な乗り物だ。

シュトゥットガルトの春祭り。短時間ながら存分に楽しめた。
酔いが回ってきて、帰りの電車では口を開けて思いっきり爆睡した。
2013.04.28 Sunday / ドイツ-ビール祭り / comments(0) / trackbacks(0)
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