9月22日(日)、ミュンヘン。
午前11時前にホテルを出て、Sバーンと地下鉄を乗り継いでテレジエンヴィーゼへ。
オクトーバーフェスト(2日目)。
時刻は午前11時半過ぎ。寝坊して少々出足が鈍ってしまった。
間髪入れずにビールテントに向かう。
シュパーテンのビールテント。
テレジエンヴィーゼ駅の出口から最も近いテントである。
混み合ってはいたが、正午前という比較的早い時間だったせいか
待ち時間ゼロで2人分の空席に滑り込むことに成功した。
僕が知る限り、オクトーバーフェストで待たずにビールを飲むための攻略法は二つ。
・できるだけ早い時間帯に突撃する。 ※初日は正午のセレモニーが終わってからでないと飲めない。
・有料エリアのオイデヴィーズンに入る(→参考)。 ※バヴァリア中央農業祭(ZLF)と同時開催の年はオイデヴィーズンは無い。
荷物がある人はミュンヘン中央駅のコインロッカーに預けるといい。
コインロッカーも中途半端な時間帯では全部塞がってる可能性があるので、
やはり気合を入れて早い時間から行動するのがベストだろう。
シュパーテンのフェストビール。僕は2年前に
フェストビール6ブランド全制覇を達成しているので(→
参考)、
今は特にブランドに対するこだわりはない。ただ早く飲めればいい。
ではでは、
プロースト!
「…!!」うめぇ。フェストビール独特の力強い味わい。昨日飲んだアウグスティナーよりも
若干苦味が強く、アウグスティナーはシュパーテンよりも若干甘みがある。
この二択なら嫁はアウグスティナー、僕はシュパーテンの方が好きだ。
白ソーセージ。朝食をがっつり食べたのでそれほど腹は減っていないが、軽く何か食べたい気分だった。
午後2時までの限定。鮮度抜群の牛肉ソーセージ、優しい旨味とハーブの香りが最高。
ビールテントを出て、会場内をぶらぶら歩くことにする。
僕らが出る頃にはだいぶ人が増えてきた。
Rotor。ビックリハウス系。
いざ、突撃。
「…!!」おぉ、何だこれ。
遠心力で人が浮かび上がっている。これはなかなか面白そうだ。
そして、僕らの番がやってくる。
すげぇ、みんな浮かび上がってる!足場があるわけではなく、本当に遠心力で浮き上がっている。
しかし、
なぜか俺だけが浮かび上がらない。壁に足をつけて上ろうとしてもずり落ちてしまう。
別に体重が重いからではない。俺より明らかに重そうな男も普通に浮かんでいる。
僕だけ浮かばなかった理由は、恐らく回転が始まったときに
上半身を壁に正しくくっつけていなかったためだと思われる。
ちょっと前かがみで写真を撮ってるうちに回転が始まり、
浮かぶチャンスをみすみす逃してしまった。残念!
射的。オクトーバーフェストの屋台遊戯の定番。
よし、やるか。狙いはスーパーマリオのぬいぐるみ。
「スカッ!」 「スカッ!」バラ(笑)。それほど酔っ払ってたわけではないのだが、20発打って半分も当たらなかった。
ホバーカート。これ乗るぞ。
小学校高学年くらいのワルガキ2人組目がけてガンガンぶつかり、
ぶつけられ。思わず年甲斐もなく盛り上がってしまった。
風船割り。これは射的よりも遥かに与し易い。風船の壁を目がけてダーツを投げつける。
カエル。アイラブユー(笑)。
こうしてしょうもない景品をもらって喜んだりするのも
オクトーバーフェストの一つの楽しみである。
というわけで、今年も最高に楽しかった。
ドイツにいる限り、オクトーバーフェストは今後も毎年の恒例行事としたい。
--------------------------------------------------------
今年はちょっと豪華な買い物をしてしまった。
バイエルン・ミュンヘンのジャージとアウェーユニフォーム。今年は何と
オクトーバーフェスト仕様!
民族衣装をモチーフにしたデザインは個人的には凄くいいと思う。
オクトーバーフェストでは左側のジャージを着て歩いていたのだが、
周りから予想以上に反響があって驚いた。
*本当はどこのファンかなんてとても言えなかった(笑)。
ビール祭り仕様のエンテも併せてゲット。