#ブラウンシュヴァイク×SCフライブルク(13/11/23)
|
11月23日(土)、ブラウンシュヴァイク。
アイントラハト・シュタディオン。
ブンデスリーガ第13節、
アイントラハト・ブラウンシュヴァイク×SCフライブルク。
今節最大の注目カードといえば、何といっても
ドルトムント×バイエルンの頂上決戦。
しかし、その3時間前にもう一つ、
黄色×赤の直接対決があるのを忘れてもらっては困る。
ドルトムントの方は優勝争い、こちらは残留争いの行方を占う極めて重要な試合である。
ブラウンシュヴァイクは28年ぶりの1部昇格。
さすがに厳しい戦いが続く今季のブラウンシュヴァイクだが、今月は何と
レバークーゼンに勝利、翌週ハノーファーとのダービーを0-0のドローで凌ぐなど
調子は上向き傾向。決して舐めてかかれる相手ではない。
フライブルクの先発は以下の通り。
バウマン
ゾルク - ギンター - ヘーン - ギュンター
ヘフラー - フェルナンデス
フライス - ピラージュ
メフメディ - ハンケ
シュスター、シュミット、ダリダを怪我で欠く苦しい布陣。
ピラージュ先発、ゾルクが出場停止から戻ってきたのが救いか。
ブラウンシュヴァイクの選手はマルコ・カリギウリしか知らない。
(元SCフライブルク:ダニエル・カリギウリの兄) 先発じゃないし。
―15時半、キックオフ。
前半はブラウンシュヴァイクに攻め込まれる苦しい展開。
一度フリーキックからヘフラーがポスト直撃のシュートを放つ
惜しい場面はあったが、概ねブラウンシュヴァイクのペースで推移する。
オリバー・バウマン。
コーナーキックから迎えた大ピンチで見事なセーブ。
今季のフライブルクは以前にも増してバウマン頼みである。
マティアス・ギンター。
あのヘフラーのポスト直撃以降は特に大きな見せ場を作れず、0-0のまま前半終了。
後半50分過ぎ。
「…!!」
来たあぁ! フライブルク先制!!
まず左サイドのメフメディからゾルクに展開、中央の前に開いたスペースに
飛び込んできたフェルナンデスへゾルクから完璧なタイミングのパスが通った。
オリバー・ゾルク。見事なアシストだった。
後半のフライブルクは明らかに良くなっている。
特にさっきゴールを決めた
ジェルソン・フェルナンデスが冴えている。
フェルナンデスを中心としたハイプレスで相手に圧力を与え、苦し紛れのパスを誘発する。
幾度か2点目のチャンスもあったが、例の如くフライス辺りが決めきれず。
それにしても、
今日のハンケはちょっと怠慢すぎる。2ちゃんねるでいうと
「地蔵」。
今の右サイドからの低いクロスとか、もうちょい一生懸命走れば合わせられたんじゃないか。
隣のおっさんもしきりに溜め息をついていた。
ブラウンシュヴァイクも盛り返してくる。
リードは僅か1点。こういうヒリヒリした展開は久しぶりだ。
バウマンやギンターらがブラウンシュヴァイクの猛攻を必死で跳ね返す。
試合終了、1-0でフライブルク勝利!
最後まで気の抜けない、息詰まる試合だった。
ブラウンシュヴァイク相手にあの試合運びでは相変わらず
先が思いやられるが、とにかく結果が得られたのは大きい。
順位は16位で変わらずも、フランクフルトと勝点差で並び
(シャルケがやらかさなければ抜いてたのだが…)
降格圏脱出が見えてきた。
EL、リーグ戦、DFBポカール…これから怒涛の連戦が待ち受けている。
ブラウンシュヴァイクグッズ。
ぬいぐるみのライオンは襟足が長く、まるでヤンキーの子供みたいだ。
ハノーファーのテディベア(シュタイフ製の高級品)、
ヴォルフスブルクの狼と同じ列に並べておいた。
去年のヴォルフスブルクとハノーファーを含め、
ニーダーザクセン遠征は3戦全勝と非常に相性がいい。