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2018.10.29 Monday / - / - / -
#ブラウンシュヴァイク×SCフライブルク(13/11/23)
11月23日(土)、ブラウンシュヴァイク。


アイントラハト・シュタディオン。

ブンデスリーガ第13節、
アイントラハト・ブラウンシュヴァイク×SCフライブルク。
今節最大の注目カードといえば、何といってもドルトムント×バイエルンの頂上決戦。
しかし、その3時間前にもう一つ、黄色×の直接対決があるのを忘れてもらっては困る。
ドルトムントの方は優勝争い、こちらは残留争いの行方を占う極めて重要な試合である。


ブラウンシュヴァイクは28年ぶりの1部昇格。
さすがに厳しい戦いが続く今季のブラウンシュヴァイクだが、今月は何と
レバークーゼンに勝利、翌週ハノーファーとのダービーを0-0のドローで凌ぐなど
調子は上向き傾向。決して舐めてかかれる相手ではない。


フライブルクの先発は以下の通り。

バウマン
ゾルク - ギンター - ヘーン - ギュンター
ヘフラー - フェルナンデス
フライス - ピラージュ
メフメディ - ハンケ

シュスター、シュミット、ダリダを怪我で欠く苦しい布陣。
ピラージュ先発、ゾルクが出場停止から戻ってきたのが救いか。

ブラウンシュヴァイクの選手はマルコ・カリギウリしか知らない。
(元SCフライブルク:ダニエル・カリギウリの兄) 先発じゃないし。

―15時半、キックオフ。


前半はブラウンシュヴァイクに攻め込まれる苦しい展開。
一度フリーキックからヘフラーがポスト直撃のシュートを放つ
惜しい場面はあったが、概ねブラウンシュヴァイクのペースで推移する。


オリバー・バウマン。
コーナーキックから迎えた大ピンチで見事なセーブ。
今季のフライブルクは以前にも増してバウマン頼みである。


マティアス・ギンター。


あのヘフラーのポスト直撃以降は特に大きな見せ場を作れず、0-0のまま前半終了。

後半50分過ぎ。






「…!!」


来たあぁ! フライブルク先制!!
まず左サイドのメフメディからゾルクに展開、中央の前に開いたスペースに
飛び込んできたフェルナンデスへゾルクから完璧なタイミングのパスが通った。


オリバー・ゾルク。見事なアシストだった。


後半のフライブルクは明らかに良くなっている。
特にさっきゴールを決めたジェルソン・フェルナンデスが冴えている。
フェルナンデスを中心としたハイプレスで相手に圧力を与え、苦し紛れのパスを誘発する。

幾度か2点目のチャンスもあったが、例の如くフライス辺りが決めきれず。

それにしても、今日のハンケはちょっと怠慢すぎる。2ちゃんねるでいうと「地蔵」。
今の右サイドからの低いクロスとか、もうちょい一生懸命走れば合わせられたんじゃないか。
隣のおっさんもしきりに溜め息をついていた。

ブラウンシュヴァイクも盛り返してくる。
リードは僅か1点。こういうヒリヒリした展開は久しぶりだ。
バウマンやギンターらがブラウンシュヴァイクの猛攻を必死で跳ね返す。





試合終了、1-0でフライブルク勝利!
最後まで気の抜けない、息詰まる試合だった。
ブラウンシュヴァイク相手にあの試合運びでは相変わらず
先が思いやられるが、とにかく結果が得られたのは大きい。
順位は16位で変わらずも、フランクフルトと勝点差で並び
(シャルケがやらかさなければ抜いてたのだが…)
降格圏脱出が見えてきた。

EL、リーグ戦、DFBポカール…これから怒涛の連戦が待ち受けている。


ブラウンシュヴァイクグッズ。
ぬいぐるみのライオンは襟足が長く、まるでヤンキーの子供みたいだ。
ハノーファーのテディベア(シュタイフ製の高級品)、
ヴォルフスブルクの狼と同じ列に並べておいた。

去年のヴォルフスブルクとハノーファーを含め、
ニーダーザクセン遠征は3戦全勝と非常に相性がいい。
2013.11.25 Monday / ドイツ-サッカー / comments(0) / trackbacks(0)
#ブラウンシュヴァイクの大衆酒場(おふくろの味)
11月23日(土)、ニーダーザクセン州ブラウンシュヴァイク。
この街を訪れたのはサッカーの試合を見るためだが、
その前に街の中心部で昼飯を食べることにする。


ムッター・ハーベニヒト。(Mutter Habenicht)
1870年創業の老舗クナイプ。クナイプ(Kneipe)はドイツ語で大衆酒場を指す。
雰囲気溢れる佇まい。「この店は旨い。」僕の直感はそう告げている。


ムッター=お母さん。
中部地方の方しかわからないかもしれないが、あの「ムッターハム」
の「ムッター」である。ムッターハムってもうとっくに潰れたのか…知らなかった。

かなりの人気店らしく、普通のテーブル席は客か予約の札で全て埋まっていた。
長椅子の席に腰を下ろし、ビールと料理を注文する。


いかにも年季の入った大衆酒場。こういう雰囲気、いいなぁ。


ハノーファー10:00 / ヴォルフスブルク11:00 / ブラウンシュヴァイク12:00。
もちろんドイツ国内で、しかも同じニーダーザクセン州の都市間で時差なんか
あるわけないのだが(ヴォルフスブルクに至ってはブラウンシュヴァイクより東である)、
地元のサッカークラブ:アイントラハト・ブラウンシュヴァイクとハノーファー96、
VfLヴォルフスブルクとは時差ほどの隔たりがある憎きライバル関係にある。


リューバー。(Lübzer)
聞きなれないブランドのピルス。ドイツ北部の
メクレンブルク=フォアポンメルン州のビールである。
苦味が強くてなかなか行ける。


ムッターズ・ブラウンコール。(Mutter's braunkohl)
日本語でいうと「お母さんのケール」、つまり「おふくろの味」ってわけか。
これはかなり旨そうだ。立派なソーセージと豚の三枚肉が食欲をそそる。


こういうの、久しぶりに食べるなぁ。

まずはソーセージにナイフを入れ、ケールとマスタードをつけて。







「…!!」



おぉ、うめぇ!
手作り感溢れる粗挽きソーセージの濃厚な旨味とコク、
ケールの優しい香りと甘味がお互いの味を最大限に引き立てている。
そして塩分がきつすぎないのがいい。日本の感覚ではまだ少し濃い目
かもしれないが、ドイツでここまで加減された料理が出てくるのは珍しい。


付け合わせのジャガイモ。これがまた抜群に旨い。
ベーコンのダシとタマネギの甘味がよく馴染んでいる。
日本の「ジャーマンポテト」そのものだと言って差し支えないだろう。

そして、豚バラ。





「…!!」



脂身ちゃん最高。
皮と脂身の部分をグニュグニュと噛み締めると、
脂肪のコクと甘味がジワジワ滲み出てくる。茹でてあるのでクドすぎない。
ソーセージもしかり、ビールが鬼のように進む。


ドゥックシュタイン。(Duckstein)
ブラウンシュヴァイクのすぐ東にあるケーニッヒルッター・アム・エルム
という町のビール。デュッセルドルフのアルトみたいな味わいで旨い。
ちなみにここはディーベルス(デュッセルドルフのアルト)の生もある。

ドイツのおふくろの味、存分に堪能した。

ブラウンシュヴァイクを訪れる機会は滅多にないかと思うが、
この店は自信を持ってお薦めしたい。(URL http://www.mutter-habenicht.de/)
2013.11.25 Monday / ドイツ-飯 / comments(0) / trackbacks(0)
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