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2018.10.29 Monday / - / - / -
#SCフライブルク×FCアウクスブルク(14/02/22)
2月22日(土)、フライブルク・イム・ブライスガウ。

ブンデスリーガ第22節、
SCフライブルク×FCアウクスブルク。

去年のホームでのアウクスブルク戦は2-0で勝利(→参考)。試合後、
残り2節を残して降格の危機に瀕していたアウクスブルクサポーターが
電車に乗る間際に一言「Bis nächstes Jahr.(また来年)」
と言い残した場面を今でもよく覚えている。

―あれから1年。

晴れて1部残留を果たしたアウクスブルクは現在6位に勝ち点3差と
UEFAヨーロッパリーグ出場圏を狙える好位置につけている。
そして片やSCフライブルクはまさに残留争いの真っ只中。
両者の置かれた立場は完全に逆転してしまった。

フライブルクの先発は以下の通り。今日の試合、結構正念場だと思う。

バウマン
ゾルク - クルマシュ - ヘーン - ギュンター
ギンター - フェルナンデス
シュミット - クラウス
ダリダ
メフメディ

ハンケはベンチ外、ニコラス・ヘフラーが久々のベンチ入り。


15時半、キックオフ。


ヨナタン・シュミット。
復帰後好調を維持しているジョニーに今日も期待。


ジェルソン・フェルナンデス×ハリル・アルティントップ。
ここ最近のフェルナンデスは素晴らしい。
アルティントップは今季のアウクスブルク躍進の原動力である。

―前半8分、試合が動いた。



「…!!」



だあぁ…orz アウクスブルク先制。
トビアス・ヴェルナーにあっさり抜け出しを許し、
見事にバウマンの股を抜くシュートを喫してしまった。
やれやれ。

「やれやれ。」なんて言い回しは実生活の中では全く使わないし
聞かないが、村上春樹の小説には頻繁に「やれやれ。」が出てくる。
今は「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)」を読んでいる。



この位置でフライブルクのフリーキック。
キッカーはシュミット。



「…!!」



ジョニー来たあぁ!!
直接フリーキック炸裂、フライブルク同点!
シュミットは年明け最初のレバークーゼン戦(→参考)でも直接FKを
決めたばかり。ああ見えてキックの精度が抜群に素晴らしい。


1-1のまま前半終了。今日は行ける気がする。


アドミール・メフメディ。
辛抱強くボールキープしながら突破口を探る。

その後プレーが落ち着いたところでトイレ&ビールおかわりのため一旦席を外す。





「…!!」




うおぉ、来たあぁぁ! フライブルク逆転!!
クリアボールを奪ったメフメディがペナルティエリア付近から見事なシュート。
フライブルクのスタジアムで初めてゴールの瞬間を見逃しちゃった(笑)。

うん、今日は行けると信じてた。
4杯目のビールを片手に、意気揚々と席に戻る。





「…。」




僅か数分で同点。
2/22・第22節・2-2。 悪い冗談はよしてくれ。



瞬く間に逆転。

悪い冗談はよしてくれ。



フィリップ・ツーレヒナ−!
ブンデス初出場、オーストリアの怪物が遂にベールを脱いだ。
といっても後半87分から途中出場じゃ如何ともし難いわな。


後半ロスタイム、2-4

やれやれ。
なぜ守りきれない。あの展開で勝てない。
これでSCフライブルクは自動降格圏の17位に転落した。
そろそろ「心の準備」をすべきだろうか。

残り12試合、まだ十分に巻き返せると信じたい。
2014.02.24 Monday / ドイツ-サッカー / comments(0) / trackbacks(0)
#ミュンヘンの匠(2回目)
2月15日(土)、ミュンヘン。
地下鉄Theresienstrasse駅から徒歩数分。


麺処 匠(ミュンヘン店)。
昨年9月以来2回目。前回はビール祭りの帰りにシメのラーメンを
食べに来たのだが(→参考)、今夜はラーメン前の飲み食いを含む
「フルコース」で行きたい。餃子とか、唐揚げとか。

餃子と唐揚げ。

学生時代ときどき世話になった弁当屋の「ギョーカラ」
をふと思い出した。餃子の味は全く覚えてないが、
唐揚げのクドさは今も鮮明に記憶に焼きついている。

時刻は午後6時半過ぎ。入った瞬間は例によって満席、僕の前に
3組ほど客が順番待ちをしていたが、10分くらいですぐ座れた。
客は7割弱がドイツ人だった。


キリン一番搾り。
貴重なヤパーニッシュビア(日本のビール)。
ドイツに長く住んでて日本酒が恋しくなることはあっても
日本のビールが恋しくなることはないが、こうして久々に
飲むとヘレスやピルスとは違った良さがあることに気づく。


焼き餃子。
我が家ではときどき餃子の代わりに「ピエロギ」というポーランドの餃子を
焼いて食べるのだが、こういう日本の餃子を久しぶりに食べたかった。



「…!!」


餃子、うまい!
野菜の甘味、薄い皮の香ばしい食感…。


鶏の唐揚げ。
その旨さは前回食べた唐揚げ丼で確認済み。
こうしてビール飲みながら唐揚げ単品を食べてみたかった。



「…!!」



唐揚げ、うめぇ!
片栗粉の衣のサクサクした食感、モモ肉のジューシーな旨味、皮の脂の濃厚なコク。
学生時代よく世話になった江戸川橋の食堂「キッチンミユキ」の唐揚げを彷彿とさせる
非常にレベルの高い、そして限りなく理想に近い唐揚げである。


餃子+唐揚げ+ビール=幸せ。
カウンター席の片隅で一人幸福感に浸る。
隣のドイツ人カップルに視線を移すと、エビフライに付いてきた
中濃ソースを餃子や唐揚げにべったり塗りつけて食べていた。

―ビール3杯と餃子と唐揚げを平らげ、「シメ」に移行する。


坦々麺。
醤油は前に食べたので、今回はどうしても坦々麺をトライしてみたかった。


青々としたネギとゴマベースのスープのコントラストが食欲をそそる。

ではでは、さっそく。




「…!!」



坦々麺、旨い!
具の中に白菜があること、その白菜が恐らく挽き肉と一緒に炒められてて
挽き肉の味付けが少々弱いことなど若干イメージと異なる点はあるものの、
ピリ辛&こってりゴマスープの旨味、そして西山製麺の中太縮れ麺の
コシと味とかん水の香り、いずれも申し分ない。

隣のドイツ人カップルがゆっくりと時間を掛けて一杯の醤油ラーメンを
分け合って食べている間、僕は一心不乱に目の前の坦々面を啜る。
いいか、日本ではこうしてズルズル音立てて食べるんだぜ。



麺を食べ終えたところで、単品ライスにスープをぶっかける。
チャーシュー丼にしようかどうか結構長い間迷ったが、やはり
チャーシュー丼ではこの「ぶっかけ」の楽しみが損なわれてしまう。
(ほら、あのちょっと甘辛いタレみたいなのがかかってるし。)
ピリ辛坦々スープを存分に吸い込んだライスの旨さを実際に
味わってみて、僕の選択に間違いがなかったことを改めて確信した。

匠は素晴らしい。
唐揚げのサクサクとピリ辛坦々スープの余韻に浸りながら、徒歩でホテルに戻る。
2014.02.17 Monday / ドイツ-飯 / comments(0) / trackbacks(0)
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