#FCアウクスブルク×SCフライブルク(14/10/25)
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10月25日(土)、アウクスブルク。
ブンデスリーガ第9節、
FCアウクスブルク×SCフライブルク。
開幕8戦未勝利のままアウェー3連戦に突入するSCフライブルク。
今日こそブンデス今季初勝利を挙げ、4日後のポカール2回戦
(vs 1860ミュンヘン)、そして次節ケルン戦に向けて弾みをつけたい。
アウクスブルク名物、
子どもの行進。
殺伐とした雰囲気のアウェースタンドも、このときばかりは一気に和む。
フライブルクの先発は以下の通り。
ビュルキ
ゾルク - トレホン - クルマシュ - ギュンター
ダリダ - シュスター
シュミット - クラウス
メフメディ - フィリップ
メフメディさん、そろそろ頼む。
15時半、キックオフ。
「…!!」
前半10分、
PK献上。
コーナーキックからクルマシュがペナルティエリア内で相手を倒してしまった。
そりゃないぜ…あっさり決められアウクスブルク先制。
前半は完全にアウクスブルクが支配する展開。追加点こそ免れたものの、
ボールがクロスバーを直撃したりサイドネットを揺らす度に肝を冷やす。
前半35分過ぎくらいからアウクスブルクの波状攻撃が一旦落ち着き、
フライブルクのターンに。しかしラストパスがことごとく通らず、
或いはオフサイドを取られてチャンスを逸する。
左ペナルティエリア付近からフライブルクのフリーキック。
バニシングスプレー、アウクスブルク初登場。シュミットが直接狙うも止められる。
フライブルク1点ビハインドのまま前半を折り返す。後半の巻き返しに期待。
しかし。
「…!!」
後半66分、
アウクスブルク追加点。
速攻から中央ペナルティエリア内どフリーでボールを受けた
ハリル・アルティントップに難なく決められる。シュート自体は
さほど難しいコースではなく、GKビュルキの虚を突かれた格好だが、
ああいう場面を作られた時点でDFの問題である。
フライブルクもペナルティエリア付近まではボールを進められるのだが、そこからが
全然話にならない。頼みのメフメディは完全に
ロストマシーンと化している。
フライブルク攻撃陣の不甲斐なさはもちろんだが、それを差し引いても
アウクスブルクの最終ラインはとても集中してて統率が取れている。
キーパスを通させない、そして上手くオフサイドに掛けてチャンスの芽を摘む。
最終スコア
0-2。内容的には
点差以上の完敗。
とにかく攻撃がショボすぎてイライラする。
シュミット、クラウスという自慢の両ウイングはすっかり鳴りを潜め、
メフメディはW杯で燃え尽きてしまったかのようにスランプから抜け出せない。
で、交代のカードがフライスとかだもんなぁ。
ビュルキ、ケンプ、トレホンと守備の補強はまずまず成功した印象だが、
攻撃陣に関しては「ハズレ」と言わざるを得ない。
ツーレヒナー? ダニシャヒン? 全然出れもしないじゃんか。
何が「オーストリアの怪物ツーレヒナー」だよ。
↑そんなことを言ってたのは俺だけだが(笑)。
もっとも、冬に誰か一人「当たり」を引ければ解決するというほど
物事は簡単ではないだろう。何より今は現有戦力で回すしかない。
ツーレヒナーやシャヒンなどに全く期待できない以上、
メフメディの復活、フィリップの覚醒などを辛抱強く待つしかないのだ。
次のスタジアム観戦は11/8(土)ホームのシャルケ戦。
果たしてその前の2試合でポジティブな結果を得られるだろうか。
少なくともポカールは勝ち進んでほしい。