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2018.10.29 Monday / - / - / -
#SCフライブルク×ハノーファー96(14/12/21)
12月21日(日)、フライブルク・イム・ブライスガウ。

ブンデスリーガ第17節、
SCフライブルク×ハノーファー96。
2014年ブンデス1部最後の試合は、SCフライブルクと
清武弘嗣&酒井宏樹を擁するハノーファーとの対戦。


フライブルクの先発は以下の通り。

ビュルキ
リーター - クルマシュ - ケンプ - ギュンター
シュスター - ダリダ
クラウス - シュミット
フランツ - メフメディ

右SBはサシャ・リーター。2トップの一角はマイク・フランツ。
今日は何とか勝ち点3を奪い、前向きな気分でウインターブレイクに入りたい。

―17時半、キックオフ。



序盤はハノーファーのペース。


清武弘嗣のコーナーキック。


酒井宏樹。
定位置を掴んだ酒井宏樹。フライブルクに来るのは確か
これで3度目だが、過去2回はいずれも出番がなかった。



再び清武のコーナー。

立ち上がり不安定な守備で何度か決定機を献上するも、
ビュルキの攻守などでフライブルクが凌ぎきる。


攻撃陣は先週のHSV戦よりはいい印象だが、
パスミスが多くてなかなか前に運べない。

両者決め手を欠き、0-0のまま前半終了…と思いきや。





「…!!」





来た!! 前半45分、フライブルク先制!
速攻からギュンターのシュート、クリアボールをフランツが押し込んだ。
フランツは元々中盤やサイドの選手だが、フライス、グエデ、シャヒン
なんかの冴えないFW連中よりよほど決定力がある。


後半に入ってもフライブルクの勢いは続く。

右ペナルティエリア付近に飛び出したクラウスにパスが渡るも、
後ろからあからさまなファールで止められる。

…えっ? あれで笛鳴らないの?

信じられん。ちょっと勘弁してくれよ。


キャンドルサービス。
メフメディの意表を突くミドルは僅かにバーの上。

間もなく後半80分、フライブルク1点のリード。
これはまた終盤で追いつかれるパターンだろうか。
あと1点欲しいが厳しそうだな…。





「…!!」





おぉ、来たあぁぁ!!
後半81分、コーナーキックからケンプのヘッドでフライブルク2-0!
直後に1点を返されて2-1となるも、今日は行ける。


間もなく後半ロスタイム。一気に緊張してきた。

後半ロスタイムは4分。
長すぎる。ホームなんだから2分くらいで切り上げてくれよ。
スタンドのファンは総立ち。固唾を呑んで試合の行方を見守る。

頼む…。















2-2



後半ロスタイム3分、ハノーファーに速攻を許すと、GKビュルキが痛恨のクリアミス。
このボールをどフリーのホセルがダイレクトで叩き込み、土壇場の同点弾となった。

あのまま勝ちきれれば得失点差で14位に浮上できたところを、
不用意な失点で最下位のままウインターブレイクに突入することになった。

怒り、悲しみ、絶望。様々なマイナスの感情を抱えながら、
今日も勝ちきれなかった情けない試合後の選手たちを睨みつける。

しかし、熱狂的なサポーターで埋まる北スタンドから沸き起こったのは
ブーイングではなく、健闘を讃える「ローマン・ビュルキ」コールだった。





悪いけど、俺は納得行かない。
もううんざりだ。





今シーズン、ここまでの致命的な勝負弱さを振り返ってみよう。

第04節 ヘルタ戦: 2-2 … 後半ロスタイム6分に失点(→参考)
第05節 ホッフェンハイム戦: 3-3 … 後半ロスタイム3分に失点(→参考)
第12節 マインツ戦: 2-2 … 後半88分に失点(→参考)
第14節 パーダーボルン戦: 1-1 … 後半89分に失点(→参考)
第17節 ハノーファー戦: 2-2 … 後半ロスタイム3分に失点 ← New!!

PK失敗で勝利を逃した試合も2回ある(ボルシアMG戦、HSV戦)。

何度期待を裏切られたことか。
僕は2010-11シーズンからスタジアム通いを始めたが、
昨シーズンまではこんな経験は一度もなかった。

こんな調子では本気で降格するし、俺は降格してほしくない。
たとえ本当のファンでないと言われようと、この結果には納得行かない。

SCフライブルクの年明け初戦は1/31(土)ホームのフランクフルト戦。
年が変わって風向きも変わることを祈るばかりである。

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12月22日(月)。
ショッキングな同点劇の翌日、SCフライブルクは2選手の獲得を発表した。

FWニルス・ペテルセン。ブレーメンからレンタルで移籍。
ちょっと前に宇佐美のそばでベンチに座ってたあのペテルセンである。

・元FCバイエルン。
・2012年CLファイナリスト。
(ベンチメンバー)

すげぇ、超大物じゃないか。

ブレーメン加入後最初の12-13シーズンは11ゴールとそこそこ活躍した。
最近は低迷中のブレーメンでさえも出場機会のなかったペテルセンだが、
少なくとも今いるメフメディ以外の面子よりは実績・実力とも遥かに上だし、
一時期噂のあったチ・ドンウォンより遥かに期待できる。


MFマッツ・メラー・デーリ。英2部カーディフから移籍。

・プレミアリーグ経験者。
・マンチェスターUユース出身。

・若干19歳にしてノルウェーA代表。

すなわち、未来の超大物である。

シーズン後半戦は新戦力がいきなり大活躍し、
これに刺激を受けたメフメディやフィリップが覚醒。
守備陣の試合終盤の勝負弱さも嘘のように解消し、
めでたく1部残留を勝ち取る…そんな妄想に浸っている。
2014.12.25 Thursday / ドイツ-サッカー / comments(0) / trackbacks(0)
#SCフライブルク×ハンブルガーSV(14/12/13)
12月13日(土)、フライブルク・イム・ブライスガウ。

ブンデスリーガ第15節、
SCフライブルク×ハンブルガーSV。

今日はSCフライブルク監督クリスティアン・シュトライヒ
ブンデスリーガ公式戦通算100試合目である。
これまでの成績は99試合32勝31分36敗。(1試合あたり勝ち点1.28)
11-12シーズン前半戦最下位に低迷するチームを率い、奇跡的な追い上げ
1部残留を果たすと、翌12-13シーズンにはUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得。
シュトライヒは疑問の余地のない名将である。フライブルクのような
貧乏弱小クラブでここまでの成績を残せる監督が他にいるだろうか。

記念すべき100試合目。今季ここまでは苦戦中だが、
1部残留に近づくため今日は勝ち点3を積み上げたい。


今日の先発は以下の通り。

ビュルキ
リーター - トレホン - ケンプ - ギュンター
ダリダ - ヘフラー
クラウス - シュミット
グエデ - メフメディ

ケンプ久々の先発復帰。2トップの一角はグエデ。

―15時半、キックオフ。






「…!!」




キックオフ直後、ペナルティエリア内でクラウスが倒されPK獲得。


キッカーはヴラティミール・ダリダ。
今季ここまでPKを4回蹴って全て成功している。





「…!!」




PK失敗。同じくチェコ人のGKドロブニーに完璧に読まれた。

正直、あのPKの判定は微妙だった。
もうこれは「無かったこと」にして、残り時間でリードを奪うしかない。


ラファエル・ファンデルファールト。


ルイス・ホルトビー。
シャルケから英トッテナムを経て今夏ブンデス復帰。
将来を嘱望されたホルトビーもイングランドではイマイチだった。
新天地HSVで再び輝けるか。


ヴァロン・ベーラミ×アドミール・メフメディ。
スイス代表同士のマッチアップ。ベーラミは今夏ナポリからHSVに来た。

今季のHSVはなかなか積極的に動いた印象だ。
ベーラミもホルトビーも僕の物差しでは「大物」である。


フライブルクの数少ない決定機はオフサイド。
序盤のPK以降は盛り上がる場面も少なく、「しょっぱい」展開で前半終了。


ピエール=ミッシェル・ラソッガ。
HSVが誇るドイツ期待の若手ストライカー。


ニコライ・ミュラー。
昨季は岡崎慎司の同僚、今夏マインツからHSVに移籍。
こうして振り返ると、HSVはいい選手が揃ってるよな。
とても残留争いをするような面子には見えない。


ユリアン・シュスター。
後半ヘフラーと交代で久々の出場。気迫のこもったミドルを放つ。


後半はどちらかというとHSVのペース。
右サイドのクロスからバー直撃、あわや失点の場面も運よく凌ぎきる。
フライブルクも幾度かチャンスを作るが、ドロブニーに阻まれる。


マーク=オリバー・ケンプ。
安定した守備でチームの危機を救う。
今日のフライブルクのMOMはケンプで差し支えないだろう。

最終スコア0-0。
序盤にPKをゲットしながら、スコアレスドローでまたも勝利ならず。

依然として深刻な得点力不足に悩む今季のSCフライブルク。
第15節終了時点で15得点はリーグで2番目に少ない。
(ちなみにドルトムントも15得点。最も少ないのは今日対戦したHSVの9得点である。)

まず頼みのメフメディが絶不調。そしてグエデ、フライス、シャヒン、
ツーレヒナー等々、他の面子が揃いも揃って全く使えない。2部降格を
免れるには、今冬の移籍市場で得点力を補強することが重要である。

そんな中、現在フライブルクが獲得に乗り出そうとしているのは…

韓国代表FWチ・ドンウォン。

今夏アウクスブルクからドルトムントに移籍も実質戦力外。
出場機会がセカンドチームに限られているチ・ドンウォンである。

僕はいわゆる「ネトウヨ」ではないが、地元ファンからも危惧されている
ように、チ・ドンウォンに命運を託すのは結構危険なんじゃないかと思う。

柿谷曜一朗(バーゼル)山田大記(カールスルーエ)あたりはどうだろう。
柿谷は給料高そうだし無理か。ライバルのカールスルーエから
山田を強奪できたら面白いが、来たばかりだし冬は厳しいか。

もちろん実際にチの獲得が決まったら、例のごとく
「あのドルトムントからアジアの大砲獲得! 残留確定待ったなし!!」
とか言って大騒ぎするのがお約束である(笑)。

次節はアウェーのバイエルン戦という「無理ゲー」。前向きな気持ちで
年を越せるよう、来週末のハノーファー戦(ホーム)は何とか勝ってほしい。
2014.12.15 Monday / ドイツ-サッカー / comments(0) / trackbacks(0)
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