モルゲンバーデンGmbH

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2018.10.29 Monday / - / - / -
#SCフライブルク×TSGホッフェンハイム(15/02/21)
2月21日(土)、フライブルク・イム・ブライスガウ。

ブンデスリーガ第22節、
SCフライブルク×TSG1899ホッフェンハイム。

2015年最初のバーデンダービー。
そして、オリバー・バウマン移籍後フライブルク初上陸。
例年よりも遥かに沸き上がる対抗心。


謎のゆるキャラ。



フライブルクのホームゲームでは毎回試合前にこうして観客席にTシャツを投げ入れる
イベントがある。VAG(ファウアーゲー)というフライブルク市の公共交通機関の会社が
スポンサーをやっているのだが、小さい子供がTシャツをゲットしてはしゃぐ姿は心温まる。








「…ボフッ!」






来た! ファンTシャツゲット!!

確かにあの角度はこっちに来そうな気がしたが、まさか本当に来るとは。
2010年からスタジアムに通い続けて4年半、遂に一つの夢が叶った。


フライブルクの先発は以下の通り。

ビュルキ
リーター - ヘーン - トレホン - ギュンター
ダリダ - ゾルク
クラウス - シュミット
グエデ - フィリップ

フランツはインフルエンザでダウン。
メフメディ、ペテルセン、メラー=デーリ等々怪我人続出で厳しい台所事情の中、
結果を出した前節ヘルタ戦(2-0で勝利)と全く同じメンバーとなった。
メフメディが久々にベンチメンバー入りしたのは明るい話題である。
ゾルクがボランチでキャプテンというのはまだ見慣れない。



―15時半、キックオフ。





Booooooooooo!!


スタンドから沸き起こる激しいブーイング。




オリバー・バウマン。



ユース時代から14年間在籍したフライブルクを捨て、昨年夏ライバルのホッフェンハイムへ。
ボルシアMGやACミランなんて噂もあった中、よりによって最悪の移籍先に決まってしまった。
どの面下げて来やがった、このカネの亡者め!

可愛さ余って憎さ百倍とはまさにこのことである。



カリム・グエデ。
前節ヘルタ戦では強引な突破で先制点を演出した。基本的に荒っぽくて下手くそだが、
シーズン後半戦・残留争いが盛り上がってきた頃にときどき予期せぬ活躍をする…
僕の中ではそんなイメージだ。グエデが2試合以上続けて結果を出した記憶はない。

序盤はフライブルクのペースで推移。中盤右サイドでファールをもらい、フリーキック。





「…!!」






来たあぁ!! 前半25分、 フライブルク先制!
シュミットの完璧なクロスにダイレクトで合わせたのは、CBイマヌエル・ヘーン。
2部アーレンにレンタルで放出される直前で呼び戻されたヘーンである。

バウマン、ざまぁ見やがれ。



セヤド・サリホビッチ。




…orz

前半39分、ホッフェンハイム同点。
速攻からケビン・フォラントに豪快なミドルを決められる。弱いよなぁ…。



セバスティアン・ルディ。


1-1のまま前半終了&後半突入。



マーク・トレホン。
守備の要。イエロー4枚で累積にリーチがかかっている。

後半開始からしばらくは完全にホッフェンハイムのペース。勝ち越し点献上も時間の問題
かに思えたが、ローマン・ビュルキが強烈なミドルを好セーブしたり、アンソニー・モデストが
ゴール前で放ったシュートがポストに助けられたり。よく無失点で済んだものだ。


ケビン・フォラント。
ドイツ期待の若手ストライカー。あのミドルには参りましたとしか言い様がない。

その後、フライブルクも反撃。主にギュンターとシュミットの左サイドを起点に
ワンタッチのパスをポンポン繋いでスピード感のある攻撃を幾度も展開するが、
肝心のラストパスがことごとく通らない。

ところで、キム・ジンスがライン際でクラウスに犯した激しいファール。
あれはどう見てもイエローだろう。2枚目のイエローでキムは退場のはずだ。



アドミール・メフメディ!
後半70分過ぎ、フィリップと交代でピッチに登場。
まずまずの動きでフライブルクの攻撃にアクセントを与えていた。

その後両者決め手を欠き、90分経過。後半ロスタイムは2分。

フライブルクのセットプレーからホッフェンハイムのカウンター。
これをトレホンがラフプレーで止めにかかる。



一発レッドで退場。マジかよ…レッドはないわ。
後半ロスタイム2分、ホッフェンハイムのフリーキック。

この流れ…

どうせ一発でパスが通ってホッフェンハイムが逆転するんだろ?

こういう場面で勝敗に影響する失点を喫するのをもう何度も見てきたから、
もう嫌な予感しかしない。入っても驚かないぞ、絶対に…。




「…!!」



キッカーが放ったボールはあっさりとローマン・ビュルキの手の中へ。
よかった…スタンドから安堵の歓声が沸き上がる。

最終スコア1-1。試合終了のホイッスルと同時に、
トレホンをレッドで退場させた審判団に激しいブーイングが沸き起こった。

最後にひと悶着あったが、久々にポジティブな印象のドローだった。
怪我人だらけの中、粒ぞろいのホッフェンハイムとほぼ対等に渡り合った。

次節はアウェーでレバークーゼンと対戦する。年明けからあまり調子の上がらない
レバークーゼンとはいえ苦戦は必至だが、負けても悲観的になる必要はない。
これまでの経験から、本当の山場がまだまだ先にあることはよく承知している。
来るべき残留争いの佳境に向け、徐々に状態を上げていけばいい。



―お楽しみのTシャツ。さっそく開けてみよう。


でかっ!

ポリエステル100%でサイズはXL、フリースの上から着ても余裕で入る。
ガタイのいいドイツ人でも着られるよう、敢えて大きめにしてあるのだろう。
ともあれ、非売品のファンTシャツ。貴重なお宝が増えた。
2015.02.23 Monday / ドイツ-サッカー / comments(0) / trackbacks(0)
#SCフライブルク×ボルシア・ドルトムント(15/02/07)
2月7日(土)、フライブルク・イム・ブライスガウ。

ブンデスリーガ第20節、
SCフライブルク×ボルシア・ドルトムント。



マティアス・ギンター。
SCフライブルクが生んだブラジルW杯優勝メンバー。

香川真司の鮮烈カムバックに沸いた昨年9月(→参考)。
その後も香川は着実にゴールを積み重ね、ギンターは成長してフンメルスと最終ラインの
双璧を成し、ドルトムントはバイエルンの対抗馬として今季の優勝争いを盛り上げる

…僕の頭の中ではこういう予定になっていたのだが、現実はどうか。

・香川はあのフライブルク戦以来ノーゴール。
・ギンターはたまに出れば拙いミスを犯してベンチが定位置。
・ドルトムントは第19節終了時点で最下位。


生粋のドルトムントサポーターの心労には到底及ばないが、僕自身も
日本人として、そしてギンターを送り出した者として心苦しい日々を送っている。

裏を返せば、今日はドルトムント撃破の最大のチャンス。
少なくとも僕がドイツに来て以来、フライブルクはドルトムントに全敗している。
バイエルンとはドローが2回あるのに、ドルトムントには全敗(9連敗中?)。
ここ数ヶ月でドルトムント撃破の価値は大暴落しているわけだが、
それでも我々にとって大金星であることに変わりはない。


今日の先発は以下の通り。

ビュルキ
ゾルク - クルマシュ - トレホン - ギュンター
フランツ - ダリダ
クラウス - シュミット
ペテルセン - デーリ

前節ボルシアMG戦でデビューしたノルウェー代表MF
マッツ・メラー=デーリがフライブルクで初出場。
45分でハットトリック男のペテルセン(→参考)とともに激しく期待。
ドルトムントは香川真司が久々の先発、ギンターはベンチスタート。


マッツ・メラー=デーリ。

ボルシアMG戦は器用なボール捌き、シュミットへのあわやの
アシスト未遂(あれ決めろよ…)とポテンシャルの高さが見られた。


―15時半、キックオフ。


イルカイ・ギュンドアン。

生で見るのは結構久しぶりな気がする。



マルコ・ロイス。

ドルトムントがこのまま来季のCL出場を逃せば
ロイスの来夏の移籍は既定路線とも囁かれているが、果たして…。



香川真司。

9月のフライブルク戦以来、クラブでも代表でも冴えない日々が続いている。
弱気なプレーにイラッとさせられることが多い。



「…!!」



前半9分、ドルトムント先制。

フランツの身の毛もよだつバックパス。低迷中のドルトムントに
リボンをつけて貴重な先制点をプレゼントしてしまった。



ピエール=エメリク・オーバメヤン。さっき速かったなー。


香川真司。


フライブルクにとっては苦しい時間帯が続く。


前半終了間際にゾルクがミドルを放つも同点ならず。
フライブルク1点のビハインドで前半を折り返す。ペテルセン謎の交代。


ドルトムント2点目。

後半50分過ぎ。中盤でボールを奪われると、絶妙なタイミングで
飛び出したオーバメヤンに見事パスを通されてそのままフィニッシュ。



ドルトムント3点目。

後半70分過ぎ、中盤から流れるようなパス回し。
ハーフラインを跨いで歓喜の輪に加わるヴァイデンフェラー。
オーバメヤンへのラストパスを出した香川にアシストがついた。


最終スコア0-3。

フライブルクは全体的に酷い出来だった。9月の試合の方がまだ見どころがあった。

なぜ俺たちだけがドルトムント撃破の喜びを味わえないのか。
いや、これが本来あるべき姿なんだよ。
ドルトムントがこれで復調するとは限らないところが寂しい。

複雑な思いを胸に、ハウプトトリビューンの出待ちスポットへ。
しかし、香川とギンターのサインゲットはならず。
あまり晴れやかでない気分のまま今季のドルトムント戦は終わった。
2015.02.17 Tuesday / ドイツ-サッカー / comments(0) / trackbacks(0)
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