#SCフライブルク×FSVマインツ05(15/04/18)
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4月18日(土)、フライブルク・イム・ブライスガウ。
ブンデスリーガ第29節、
SCフライブルク×1.FSVマインツ05。
残り6試合、自動降格圏との勝ち点差は僅かに3。
今季も厳しい残留争いの最中にいるSCフライブルクだが、
直近3試合で2勝1分け(前節はアウェーでシャルケとドロー)と
ようやくエンジンがかかってきたかに見える。
今日の相手は
岡崎慎司擁するマインツ。
前節終了時点の勝ち点はマインツ:31に対し
フライブルク:29と、案外マインツも苦戦している。
今日の試合はお互いにとって重要な分岐点になるだろう。
昨年11月のアウェー戦ではあと一歩で勝利を逃したが
(→
参考)、岡崎を抑え込めれば勝機はあるだろう。
フライブルクの先発は以下の通り。
ビュルキ
リーター - クルマシュ - ミトロビッチ - ギュンター
シュスター - ゾルク
グエデ - シュミット
フランツ - メフメディ
―15時半、キックオフ。
ヨナタン・シュミット。
シーズン前半戦は冴えなかったが、徐々に復調しつつある。
岡崎慎司。
ステファン・ミトロビッチ。
あの最悪だったシュトゥットガルト戦からよく立ち直った。
今やフライブルクのCB陣の中で最も高いパフォーマンスを見せている。
岡崎慎司。
体を張ったセットプレーから抜け出しのタイミングを狙う。
イケメン風。
前半は概ねフライブルクが支配する展開。主にギュンター - シュミット -
メフメディの左サイドから素早いショートパスで一気に敵陣奥深くまで攻める。
今日は岡崎目当ての日本人のお客さんをちらほら見かけたが、
こういう日にフライブルクがいい試合をしてくれるのは嬉しい。
マインツの守備は決壊寸前、フライブルクに先制点が入るのも時間の問題かと思われた。
「…!!」
岡崎のゴールでマインツ先制。
セットプレー後のクリアボールからマインツの高速カウンターが炸裂。
右ゴール前に走り込んだハイロに超ロングパスが収まってマインツの数的優位。
ハイロからのグラウンダーのパスは1人がスルー、しかしすぐ後ろに岡崎がいた。
岡崎速すぎだろ、いつの間にこんなとこまで走ってきたのか。
今まで守備は集中力あったのに、こうしてあっさり入れられちゃうんだよなぁ…。
岡崎2点目。
コーナーキックからゴール前の混戦で岡崎に押し込まれた。何という決定力。
失点場面そのものよりも「ビュルキが危なっかしいボール回しをしてたところを
相手に詰められた」というコーナー献上までの流れが頂けなかった。
はしゃぎすぎ?
フライブルク2点のビハインドで後半突入。
後半開始からグエデに代えてフィリップ、60分前にはフランツに代えて
ペテルセンを投入する。ダリダやペテルセンをベンチに座らせて
グエデを先発させるってのがちょっともったいないような…。
オフサイド。
うん、知ってた。
0-2のまま80分経過。今日はもう無理だな。
「…!!」
来た!
メフメディのスーパーミドル!!
フライブルクがようやく1点を返す。
盛り上がってきた。最終的に追いつけたら最高だ。
…orz
メフメディのゴールから僅か数分後、マインツに3点目を献上する。
後半ロスタイムにシュミットが1点を返すも、とき既に遅し。
最終スコア
2-3。
2点とも岡崎らしい泥臭いゴールだった。参りました、としか言いようがない。
勝ち点3を手にしたマインツはもう残留争いから抜け出したと見ていいだろう。
一方のフライブルクはどうか。
下位4チームが全て負けたため結果的には差を詰められなかったが、
自動降格圏との勝ち点差は依然3のまま。しかも残り試合で
「罰ゲーム」バイエルン戦を残しているのは相当不利である。
SCフライブルクは次節、アウェーでシュトゥットガルトとの「頂上対決」に臨む。