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2018.10.29 Monday / - / - / -
#ボスニア・ヘルツェゴビナ初上陸
8月11日(火)。

ドブロブニクからの日帰りバスツアーで、ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルへ。


ボーダー到着。ドライバーがツアー客十数名分のパスポートを集めて検問へ。

欧州24ヵ国目、ボスニア・ヘルツェゴビナ初上陸。

あの凄惨な紛争から20年余。
まさか今こうしてボスニア・ヘルツェゴビナへ
遊びに来ることになるとは、当時は思いもよらなかった。


マイク片手にガイドしながら運転するドライバーのお兄さん。(運転大丈夫か?)
デペッシュ・モードの「Just Can't Get Enough」を思い出す。



遠方に大きな湖を望む、最初の休憩スポット。平和で静かな光景だ。

さらに小一時間ほど走り、次の休憩スポットに到着。
巨大な駐車場には欧州各国からの車が止まっており、ドイツナンバーの車も多い。


妙に新しい教会。ミサの途中なのか、大音量の音楽が聞こえる。
中を覗いてみようと思ったが、人が多すぎて入れないようだ。
(前に立っている人々は中に入りきらなかった様子。)


道路の対面には、宗教グッズを売る店が数十も軒を連ねている。
何か記念に買おうかと品定めするも、ここは妙な胡散臭さが漂っていて手が出ない。

出発時間が近づいてきたので、再び教会を通ってバスに戻ろうとすると、外にあぶれた
揃いの黒Tシャツを着た10名ほどの団体が跪いて懸命に祈りを捧げているのが目に入る。



これ、いわゆる 「カ○ト」 宗教ってやつじゃないか…。


なぜこんな場所に寄らなければならないのか。ガチすぎて笑えない。
外は35度近い真夏日だが、嫌な寒気がしてきた。



さらに1時間弱ほどバスに乗り、目的地モスタルに到着。


モスタル旧市街。
かつてオスマン帝国の支配下にあったモスタル。オリエンタルな雰囲気が漂っている。




「…!!」



スターリ・モスト。

ネトレヴァ川に架かる美しい橋。
モスタル旧市街とセットでユネスコ世界遺産に登録されている。

自由時間はわずか2時間弱。
あんな教会なんか寄らなくていいからもっと長く居たかった。


まずは、メシ。


Irma-Tima。
ボスニア・ヘルツェゴビナの料理が味わえる店。満席近かったが、外の席に座れた。


モスタルスコ。(Mostarsko)

ボスニア・ヘルツェゴビナのビール初体験!
よく冷えた軽めのラガービールが喉に染みわたる。



肉盛り合わせ。

せっかくなのでいろんな料理を試してみたい。
そんなニーズを叶える盛り合わせメニューがあった。
(英語で「mix meat」と書いてある。)


チェヴァプチチ。
これはボスニア・ヘルツェゴビナというか、旧ユーゴ圏全体を代表する料理。
粗挽き肉の力強い旨味。生タマネギとパプリカペーストで一層旨さが引き立つ。


豚のハーブ焼き。あっさり淡白な旨み。


つぎは、これ。




「…!!」




焼き鳥。

大ぶりで柔らかい正肉(モモ肉)を噛み締めると、ジューシーな肉汁が滲み出てくる。
塩加減は程よく、炭火で焼いた焦げ目の香りも香ばしい。ビールおかわり!

焼き鳥、つくね(チェヴァプチチ)でビールか…。
ボスニア人も日本のガード下のサラリーマンもあんま大差ないな。



チェヴァプチチとはちょっと違う、ハンバーグのような挽肉料理。
(正式名称は不明)


ソーセージ。粗挽きで焦げ目が香ばしく、なかなか行ける。


盛り合わせの底に敷いてあった、ピタのようなパン。
僕はナイフとフォークで切って食べたが、中は袋になっていて、
具を挟んで食べられるようになっている。

一皿でボスニア・ヘルツェゴビナ料理を満喫することができてよかった。
やっぱりMVPは焼き鳥だな。

満足感に浸りながら会計を済ませ、モスタル観光へ。
2015.08.31 Monday / ボスニア・ヘルツェゴビナ / comments(0) / trackbacks(0)
#ドブロブニクの老舗レストラン「プロト」
8月10日(月)、ドブロブニク。

旧市街をぶらぶら歩いた後、お楽しみの晩飯へ。


プロト。(Proto)
創業1886年の老舗レストラン。ここは一度行ってみたかった。
一応日本語メニューもある(スタッフは喋れない)。


僕はシーフードのコースメニュー、嫁は前菜、サラダ、リゾットを注文する。
値段は高めだが、せっかくここまで来たのだから好きなものを存分に食べたい。



白ワイン。
ダルマチア地方(アドリア海沿岸)の白で最も安い銘柄のグラス。
ちょっと古酒のような後味があってなかなか面白い。



スズキのマリネ。
コースメニューの前菜。ルッコラの鮮やかな緑が食欲をそそる。


「…!!」


おぉ、うまい!
お酢の酸味が脂の乗ったスズキの旨味を最大限に引き立てている。
ルッコラの爽やかな食感と香り、ケッパーの苦みもいいアクセントだ。


マグロの燻製。
嫁が注文した前菜。これも旨い!! 新鮮で濃厚なマグロの旨味がギュッと凝縮している。


―ほどなくして、期待のプリモ登場。


手長エビとトリュフのフェットチーネ。



小ぶりな手長エビの剥き身と黒トリュフのスライスがどっさり。
食べるのがもったいないくらい贅沢だ。

いつもより緊張しながら、フェットチーネを口に運ぶ。





「…!!」



うますぎ。


極上なトリュフの香り、エビのダシ。



ここへ白ワインを口に含んだらどうなるか。



…あまりの旨さに思わず悶絶してしまった。

黒トリュフのスライスをコリコリと噛み締め、注意深く味わってみる。
味そのものはそんなにないのだが、とにかく香りがいい。



ダルマチアの白ワイン。
1杯目より少し高いワインにチェンジ。やっぱ全体的にこっちの方が行けてる。



干しダラのリゾット。
嫁のオーダー。タラのダシ、濃厚なクリームのコク、絶妙な硬さの米。
上に乗ってる黄色いコーンみたいなものは焼きチーズで、
これをパリパリ崩してリゾットに混ぜて食べると一層味が濃くなる。



コースメニューのメイン: 魚のグリル。

うん…まぁ普通に旨いが、あの手長エビとトリュフのパスタのインパクトが強すぎて
どんな凄いメインが来るのかと期待が膨らみすぎたせいか、正直ちょっと拍子抜けした。
パスタと順番が逆だったらもっと喜んで食べてたかもしれない。


デザート。
全体的にこってり目。


ダルマチアチーズ盛り合わせ。
黄色いのは香りが強いハードチーズで白は優しい味。オリーブも上等で美味。

前菜で一気に気分が盛り上がり、あのパスタを食べているときに絶頂を迎えたが、
あのパスタが旨すぎたせいで以降の料理がレベル的に物足りなく感じてしまった。
(量的には十分すぎるほど多い。)前菜とパスタだけ頼むというのも一つの手かもしれない。

ともあれ、旨い料理を味わえてよかった。

満腹感に浸りながら、路線バスでラパッドの宿に戻る。
2015.08.30 Sunday / クロアチア / comments(0) / trackbacks(0)
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