モルゲンバーデンGmbH

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2018.10.29 Monday / - / - / -
#(ドブロブニク)ラパッド地区の人気イタリアン
8月15日(土)、ドブロブニク。

翌日の朝便で帰国するので、今日が実質最終日ということになる。

朝起きて、水着を着て宿を出発。
セミの鳴き声を聞きながら、徒歩で坂を下ってラパッドビーチへ。


ラパッドビーチ。

降り注ぐ太陽。アドリア海の澄んだ水。
遠くの浮きまでクロールで泳ぎ、小魚の群れを観察する。
残り少ないクロアチアでの夏を存分に満喫する。

水着を着たまま徒歩で宿に戻り、シャワーを浴びて昼飯を食べに行く。



ここはサッカーのスタジアムのようだ。



Pantarul。

ここは以前夜に突撃したら満席で入れなかった店である。(→参考)
半ばダメ元でトライしてみたところ、今回は普通に空いてた。よかった…。


オジュイスコ。
毎度同じような表現で恐縮だが、泳ぎ疲れた身体に冷えた瓶ビールが染みわたる。

地元で人気の創作イタリアン、的なこの店。
せっかくなので、前菜みたいなのも一皿頼んでみよう。


カツオ菜っ葉。

手でつまめるピンチョスみたいなのを想像して頼んだら、全然違った(笑)。
カツオといったら「たたき」と鰹節しか思いつかないが、欧州ではこうやって食べるのか。


「…!!」


おぉ、うまい。
新鮮なカツオのあっさりした旨味と菜っ葉の仄かな「えぐ味」、
オリーブ油のコク、酢漬けのラディッシュの酸味が一体となっている。


野菜のリゾット。
嫁の注文。トマト、ズッキーニ、ブロッコリーなどの甘味と
モッツァレラ(?)チーズのコクが相まって美味。



ツナステーキ。

粒コショウがかかった分厚いツナ、お洒落な盛りつけ…旨そう!




白ワイン。
店員曰く、ツナステーキに合う「ミディアムボディ」の白。フルーティーな辛口。

期待に胸を膨らませながら、ツナステーキにナイフを入れる。





「…!!」




うん、いい。

繊維質の赤身肉を噛み締めるたびに、マグロ特有の濃い旨味が滲み出てくる。
ミディアムボディの白ワインがマグロの味をしっかり受け止める。
こうして新鮮なマグロが味わえて本当に嬉しい。


モスタルツアーと3島巡りを頼んで世話になった旅行代理店。
ここで帰りの空港までの送迎を手配する。


―その後、路線バスで旧市街へ。



きょう8月15日は聖母マリアの被昇天の日。


固唾を呑んで教会で行われる儀式を見守る大勢の人々。
写真や動画を撮る者はごく僅かで、殆どの人が真剣に儀式を見ていた。
2015.09.29 Tuesday / クロアチア / comments(0) / trackbacks(0)
#ドブロブニクのレストラン「コプン」
8月14日(金)、ドブロブニク。

島巡りツアーの後(→参考)、旧市街へ晩飯を食べに出かける。


今夜の店は、この階段を上ったところにある。


コプン。(Kopun)

ネットで調べて美味しそうだった店。外のテラス席は大勢の客で埋まっている。
幸い屋内の席は空いていたので、中に通してもらう。
外の開放感も捨てがたいが、中の方がむしろ静かでいいかもしれない。


オジュイスコ。

どうよ、このグラスの「汗」!
ギンギンに冷えた生ビールが遊び疲れた身体に沁みわたる。


シーフードの前菜盛り合わせ。

涼しげなガラスの皿に6種類、いいねぇ。

・生ガキは最後のお楽しみに取っておく。
・途中で生ビールが空くから白ワインにスイッチする。


これで行こう。

まずは全ての前菜に中央のレモンをギュッと絞り、
左上のイワシから一口ずつ時計回りに手を付ける。




「…!!」




イワシの酢漬け。

うめぇ!! 地味ながらめちゃくちゃ旨い。
キュンと強い酢の酸味にイワシの濃い旨味。ビールを飲んだ後の
イワシの後味(魚臭さがしないこと)で鮮度の良さがわかる。


タコ。

グニュグニュと柔らかい食感、新鮮な甘味。


生ガキはスキップして、次いってみよう。



マグロの燻製。

熟成されたマグロの旨味! 程よい塩気と微かな燻製香、オリーブ油のコク。
これも旨いなぁ。


剝きエビのマリネ。プリプリ新鮮!



手長エビのマリネ。

しっとりした食感で旨味が濃い。グレープフルーツの酸味もいいアクセント。

生ガキ以外の5種類をチビチビ食べているうちに、生ビールが空になった。




白ワイン。

注文してから30秒足らずで出てきた。すぐそばで注いでるとはいえ驚愕の速さだ。
味はもちろん申し分なし。古酒っぽい香りもなく、程よい酸味で飲みやすい。



生ガキ。

クロアチアが誇るカキの産地・ストン島の生ガキである。
レモン汁を再度ギュッと絞り、いただきます。


ツルンッ。




「…!!」


小ぶりな身に濃厚な旨味と磯の香りが凝縮している。

ここへ白ワインをクイッと口にしたらもうね、悶絶するほど旨い。



カポン。(Capon)

嫁のオーダーは鶏肉のニョッキ。
モチモチかつ歯切れのいいニョッキの触感、鶏肉の優しい旨味がいい。

注文の際にカポンとは何かと尋ねたら「鶏肉です」という簡潔な答えが
返ってきたが、今こうして旅行記を綴るに当たって再度調べてみたところ、
ただの鶏肉ではなく、去勢した雄鶏であることがわかった。
生後6-20週間で去勢することにより肉質が良くなるのだとか。



―そして、俺のメインディッシュが来た。



ロブスター!

丸ごと1尾で735クーナ(1万3千円弱-2015年9月現在)。
でも、俺はどうしても今日ここでロブスターを食べたかった。
宿代や交通費はケチっても、メシには金に糸目をつけない。

プリップリの身をナイフでえぐり、フォークで口に運ぶ。





「…!!」




プリップリ! うまっ!!

引き締まった身を噛み締めると、極上の旨味が滲み出てくる。
そしてエビ味噌。濃厚なエビ味噌を啜った直後の白ワインときたらもうね、最高!!

長年積み上げてきた「ロブスターへの憧れ」が遂に現実のものになった。



パンナコッタ。

濃厚、絶妙な甘さ加減。期待通りデザートのクオリティも高かった。


水槽のロブスターに別れを告げる。


明日はドブロブニク最後の夜。またここに来よう。
2015.09.27 Sunday / クロアチア / comments(0) / trackbacks(0)
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