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2018.10.29 Monday / - / - / -
#ザンクトパウリ×SCフライブルク(15/10/25)
10月25日(日)、ハンブルク。



地下鉄ザンクトパウリ駅から移動遊園地の跡地のようなところを
通ってスタジアムへ。この時点で既にただならぬ雰囲気が漂っている。



ミラントア・シュタディオン。(Millerntor Stadion)


ザンクトパウリの本拠地初訪問。念願の聖地巡礼。

ドイツ最大の歓楽街レーパーバーンに本拠地を置き、
ドクロマーク
のシンボルを掲げるザンクトパウリは、
ドイツもとい世界でも極めて異質のサッカークラブとして知られている。
数年前の(確か)Numberの記事でクラブの目標を聞かれ
「1部昇格でないことは確かだね」と言い切った
首脳陣のコメントが今も印象に残っている。

ザンクトパウリの異質さは、アウェー席のチケットにも表れていた。



シャイス ザンクトパウリ。(Scheiss St.Pauli)

直訳すると「ザンクトパウリのくそ野郎」、きれいに訳すと「くたばれザンクトパウリ」
という言葉が主催者発行のチケットに刻まれている。何だよ、このセンス。



フェンス越しに瓶ビールを販売する人々。
駅からスタジアムへ向かう間にも大勢のビール売りがいた。
何という異空間。一瞬どこの国にいるのかわからなくなる。



マチェスサンド。
さすが港町ハンブルク、スタジアムの屋台でも魚を扱っている。

2.リーガ第12節、
FCザンクトパウリ×SCフライブルク。

ザンクトパウリとの公式戦はともに1部にいた2010-11シーズン以来。
2011年1月にミラントア・シュタディオンで行われたフライブルク戦は、
現J1名古屋の矢野貴章がドイツ時代唯一のアシストを決めた試合である。

今日はもちろんザンクトパウリのグッズだけでなく、
勝ち点3を土産に持って帰ってくるつもりでいる。

SCフライブルクの先発は以下の通り。

シュヴォロウ
ムイジャ - ヘーン - ケンプ - ギュンター
ヘフラー - アブラシ
フランツ - グリフォ - フィリップ
ペーターゼン

開幕前に靭帯を切った宮市亮は最近ボールを使った練習を始めたらしい。


13時半、キックオフ。


2.リーガではチート級のペーターゼンとグリフォ。
序盤はフライブルクが先制点を伺う展開。



チケットは完売。バックスタンド1階席(前およそ2/3)が前面立ち見席というのも凄い。


クリスティアン・ギュンター。


ペナルティエリア付近からフライブルクのフリーキック。
余裕でグリフォの射程圏内だったが得点ならず、0-0のまま前半を折り返す。



ザンクトパウリのウルトラスの発煙筒。後半開始から5分以上は空気が煙っていた。


後半最初の方は引き続きフライブルクが前面に出るも、
ゾビエヒらザンクトパウリの堅い守備をなかなか崩せない。
ペナルティエリア内でフィリップが倒されたが笛は鳴らず。



気がつけば立場が逆転していた。今やフライブルクはひたすら耐える展開に。

間もなく後半90分。このまま0-0で終われたら御の字だ。





「…!!」



決壊。

後半ロスタイム、ザンクトパウリのスローインからペナルティエリア内でのシュートは
シュヴォロウがセーブするも、こぼれ球をジャトコウスキに押し込まれて万事休す。
なぜここまで来て守り切れない…。

特に前半はフライブルクの時間帯もあったが、
今日のザンクトパウリは90分を通して統率が取れてて強固だった。
単なるイロモノではない強さがあることを身をもって実感した。


結果はともあれ、聖地ミラントアの雰囲気を味わえて大感激。


2010年のハンブルク訪問時に大量買いしたザンクトパウリグッズ。



今回はTシャツとカップをゲット。

単なるサッカー観戦に留まらない、貴重な異文化体験ができてよかった。
2015.10.31 Saturday / ドイツ-サッカー / comments(0) / trackbacks(0)
#SCフライブルク×グロイター・フュルト(15/10/18)
10月18日(日)、フライブルク・イム・ブライスガウ。

2.リーガ第11節、
SCフライブルク×SpVggグロイター・フュルト。

2012-13シーズンに1部で対戦して以来の顔合わせ(→当時の様子)。
マックス・クルーゼやダニエル・カリジウリが大ブレイクした年だ。

前節カールスルーエSCとのバーデンダービーは棚ぼた勝利を
土壇場で消されたが(→参考)、今日は着実に勝ち点3を積み重ねたい。



フライブルクの先発は以下の通り。

シュヴォロウ
フランツ - ヘーン - ケンプ - ギュンター
ヘフラー - アブラシ
フフナーゲル - グリフォ - フィリップ
ペーターゼン

メンズール・ムイジャは累積で欠場。
右SBはヘーデンシュタットかと思ったらマイク・フランツだった。



―13時半、キックオフ。



ゼバスティアン・フライス。

昨季ウインターブレイク中にフライブルクからフュルトへ移籍。
今季はここまで10試合で4ゴールと活躍している。中でも先月行われた
ニュルンベルクとのダービーでは途中出場から後半ロスタイムに決勝ゴール。
いい仕事してるなぁ…。

フライブルク時代のフライスといえば、11-12シーズン後半戦のシャルケ戦で
GKヒルデブラントを落ち着いて交わして放った先制ゴールが忘れられない。
(→参考) 以降目立った活躍はなかったが、あの1点だけでもフライスは功労者である。
今日も試合前の選手紹介でフライブルクサポから温かい拍手が沸き起こった。



序盤から完全にフライブルクが試合を支配する。
レベルの差は歴然、先制するのも時間の問題だ。

そう思いながらもなかなかゴールを割れず、間もなく前半終了。
だんだんやきもきしてくる。





「…!!」





来た!

前半45分、セットプレーからイマヌエル・ヘーンが足で合わせてようやく先制。





ゼバスティアン・ミーリッツ。

昨季はビュルキの控えとしてフライブルクに在籍した。
フライブルクの降格・ビュルキのドルトムント移籍を皮切りに、
今夏はツヴァイテでGKの玉突き移動のようなことが起こった。
※ヘスル以降の因果関係は自信がないが、結果として。

ビュルキ: フライブルク → ドルトムント
シュヴォロウ: ビーレフェルト → フライブルク
ヘスル: フュルト → ビーレフェルト
ミーリッツ: フライブルク → フュルト
クラント: FSV → フライブルク



クリスティアン・ギュンター。



ヴィンチェンゾ・グリフォ。

後半も勢いは止まらない。




「…!!」




2-0!!

後半55分、フライブルク追加点。
右ペナルティエリア内でマクシミリアン・フィリップがシュート。
相手DFに当たって軌道を変え、ミーリッツの虚を突いてネットを揺らした。



3-0!!!

ヴィンチェンゾ・グリフォの直接FK!



4-0!!!!

直接FKの僅か1分後、またもヴィンチェンゾ・グリフォ。
あのトラップは思いっきりハンドだった(笑)。


その数分後、フライスのゴールでようやくフュルトが1点を返す。
一部フライブルクサポから温かい拍手。



5-1!!!!!

ペーターゼンが倒れながら押し込む。足だいじょうぶか?


最終スコア5-2。SCフライブルクは驚異的な破壊力でフュルトを
難なく粉砕、再び首位に返り咲いた。やはりツヴァイテでは抜けてる。



試合後、メインスタンド裏で出待ちを決行する。

お目当てはもちろん、あの方だ。





ニルス・ペーターゼン!

現在進行形、フライブルクの生き神。
軽く言葉をかけても純朴な人柄が伝わってきてますます好感が持てる。



ペーターゼン様のサイン、いただきました!

我が家にまた一つ家宝が増えた。

SCフライブルクは次節、アウェーでザンクトパウリと対戦する。
2015.10.30 Friday / ドイツ-サッカー / comments(0) / trackbacks(0)
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