#SCフライブルク×SCパーダーボルン07(15/11/22)
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11月22日(日)、フライブルク・イム・ブライスガウ。
2.リーガ第15節、
SCフライブルク×SCパーダーボルン07。
ほんの半年前に1部リーグで対戦したときは
「ツヴァイテリーガ第0節」
なんて言ってたが(→
参考)、果たしてその通りになった。
シュテファン・エッフェンベルク。
パーダーボルンのようなクラブにとっては破格の超大物が先月から監督に就任した。
エッフェ就任後の4試合で2勝2分と持ち直しつつあるパーダーボルンだが、
本人がプレーするわけでもないし、今日は全く負けるイメージがない。
SCフライブルクの先発は以下の通り。
シュヴォロウ
トレホン - ヘーン - ケンプ - フェーレンバッハ
ヘフラー - アブラシ
フランツ - グリフォ
フィリップ - ペーターゼン
故障のギュンターは招集外、代表戦で負傷したムイジャはベンチスタート。
今日はトレホンとフェーレンバッハが両SBを務める、いささか心許ない布陣である。
フランツはSBだとイマイチなので、もしかしたらトレホンは妙案かもしれない。
代表戦ウィークを境に世界は一変してしまった。
仏パリで発生したテロ事件の犠牲者に、黙祷。
―13時半、キックオフ。
「…!!」
はやっ!(笑)
前半3分、フライブルク先制。
敵陣右サイド奥深くでフィリップとの連携からフランツのクロス。
なぜか誰もマークしていないペーターゼンが難なく押し込んだ。
エッフェンベルクさん、あれはちょっとマズいんじゃないかな。
前半20分、フランツがいい位置でボールを奪う。
「…!!」
2-0!
フランツ、キレキレ。
素晴らしいボール奪取と完璧な軌道のクロスで
ペーターゼンの2点目をお膳立て。あれは半分以上フランツのゴールだ。
前半30分過ぎ、左ペナルティエリア付近でFK獲得。
パーダーボルン主将バカロツが2枚目のイエローで退場。
やべぇ、今日は風吹きまくってる。
「…!!」
3-0!!!
ヴィンチェンゾ・グリフォの直接FKが今日も炸裂!
大量リードで前半を折り返す。
「…!!」
4-0!!!!
ペーターゼン、ハットトリック達成。
開幕節ニュルンベルク戦はPK2回を含むハットだったが(→
参考)、
今日は全部流れから、文句のつけようがないハットトリック。
なお、ペーターゼンは今年2月のフランクフルト戦でもハットを達成している(→
参考)。
1年で3回ハットトリックって、あり得ないだろう。
ペーターゼン、超人すぎ。
今日は冴えまくりの
マイク・フランツ。
ファビアン・シュロイゼナー。(Fabian Schleusener)
バーリンガーSC(4部)から這い上がって来た苦労人。
今日はこんな新戦力を試す余裕がある。
ヨナス・フェーレンバッハ。
U20ドイツ代表。本職CBも、今日は右SBをそつなくこなしてた感じ。
最終スコア
4-1。
無失点で締められないところが少々歯がゆいが、序盤から
全く危なげない展開でエッフェンベルクのパーダーボルンを粉砕。
難なく首位を維持し、RBライプツィヒ(同勝ち点)とともに頭一つ抜け出した。
ゴール裏のウルトラスが待つ「お立ち台」に呼ばれたのは、
ハットトリックのペーターゼンではなくマイク・フランツだった。