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2018.10.29 Monday / - / - / -
#FSVマインツ05×E.フランクフルト(15/11/28)

11月28日(土)、マインツ。

俺だってたまには1部の試合を見たい。


コーファス・アレーナ。(Coface Arena)

1.ブンデスリーガ第14節、
1.FSVマインツ05×アイントラハト・フランクフルト。

今シーズン初の1部リーグ観戦は、因縁のライン=マイン・ダービー。

もとい、 武藤嘉紀×長谷部誠 の日本人対決である。

マインツ加入後すでに6ゴールとブレイク中の武藤嘉紀。
慶応経済卒、政治家の娘さんと結婚し、サッカーでも成功している。
そんな非の打ち所のない人生に軽い羨望と嫉妬を覚えながらも、
そんな武藤の雄姿を今シーズン中に絶対見たかった。

一方、恥骨炎と報道され、数日前に練習復帰したばかりの長谷部は
出ないものと思っていたが、フタを開ければ先発。間に合ってよかった。


You'll never walk alone。

さきほど「因縁のライン=マイン・ダービー」と申し上げたが、
ゴール裏のウルトラスが「シャイスSGE!」って叫んでたのを除き、
マインツのお客さんはダービーとは思えないほどおとなしい。
フランクフルトの選手がアップで出てきたとき、僕はいつものノリで
ブーッってやってたのだが、周囲から微妙に浮いてしまった(笑)。
ダービーのときぐらい、もっと敵対心剝き出しになるもんだろう。

僕はブンデスリーガのスタジアムを全制覇した経験から、

ブンデスリーガで最も善良なサポーターはマインツのサポーターである。

という結論に至ったわけだが、今日で自分の説に一層確信を深めた。


―入場セキュリティの遅れにより、通常より15分遅い15時45分キックオフ。



武藤嘉紀。



「…!!」




武藤キター!!

前半5分、早くもマインツ先制。
デブラシスが見事なドリブル突破で右ペナルティエリア内に進入、
グラウンダーのクロスに武藤がワンタッチで合わせた。
武藤、いい位置に走り込んできたな。



「日本とマインツのエース 武藤」

という横断幕をバックにスローインする、日本代表キャプテン長谷部誠。



アレクサンダー・マイヤー。

昨季のブンデス得点王。ときどき「マイヤーをドイツ代表に」
なんていう意見を目にすることがあるが、ちょっと同意しかねる。
マイヤーよりペーターゼンだろう、どう考えても。



前半40分、マイヤーが2枚目のイエローで退場。

♪Auf wiedersehn… あれはちょっと不用意だった。



「…!!」



来たあぁ!!

その僅か数分後、マリのゴールでマインツ2-0。

やべぇ、今日は流れが来まくってるな。
相手はマイヤー抜きで10人のフランクフルト。後半はもっとボコボコになるかも。



長谷部誠。

途中で右SBから中盤にポジション変更。恥骨炎からの復帰直後
とは思えないほど堅実なプレーでフランクフルトに貢献している。



ヨハネス・フルム。

今日も出番が来る気配なし。結果論かもしれないが、こんなことなら
フライブルクに残ってた方がまだチャンスはあったんじゃないか。

後半60分過ぎ、セフェロビッチのゴールでフランクフルトが1点を返す。
前半のうちにマイヤーが退場してマインツの楽勝ムードになるかと思いきや、
予想以上にフランクフルトが健闘している。



武藤嘉紀。

後半開始直後の超絶決定機を決められなかったのは非常に勿体ない。



オフザボールの動きが上手くなった武藤。岡崎のビデオを見て研究しているらしい。

武藤は後半81分、長谷部は後半84分に途中交代した。



ユヌス・マリ。(Yunus Malli)

今日で今季8点目を挙げたマインツの稼ぎ頭。
武藤とマリで「M&M's」って、ベタだなぁ…。


乱入者。

鬱憤の溜まったフランクフルトのサポーター。やっちまったな。


最終スコア2-1。

後半は苦しみながらも何とか逃げ切り成功。
ホームのマインツがライン=マイン・ダービーを制した。
武藤、マリ、デブラシス、ハイロといったマインツ攻撃陣の素晴らしいプレー
もさることながら、マイヤー退場後もあわや同点の場面を作るなど
試合を壊さなかったフランクフルトの粘りも印象的だった。
なかなかの好ゲーム。武藤のゴールも見られたし、見に来て良かった。



カーニバル仕様のエンテ(アヒル)。

こういうご当地エンテを見るとどうしても欲しくなってしまう。

2015.11.29 Sunday / ドイツ-サッカー / comments(0) / trackbacks(0)
#SCフライブルク×SCパーダーボルン07(15/11/22)
11月22日(日)、フライブルク・イム・ブライスガウ。

2.リーガ第15節、
SCフライブルク×SCパーダーボルン07。

ほんの半年前に1部リーグで対戦したときは「ツヴァイテリーガ第0節」
なんて言ってたが(→参考)、果たしてその通りになった。


シュテファン・エッフェンベルク。

パーダーボルンのようなクラブにとっては破格の超大物が先月から監督に就任した。
エッフェ就任後の4試合で2勝2分と持ち直しつつあるパーダーボルンだが、
本人がプレーするわけでもないし、今日は全く負けるイメージがない。


SCフライブルクの先発は以下の通り。

シュヴォロウ
トレホン - ヘーン - ケンプ - フェーレンバッハ
ヘフラー - アブラシ
フランツ - グリフォ
フィリップ - ペーターゼン

故障のギュンターは招集外、代表戦で負傷したムイジャはベンチスタート。
今日はトレホンとフェーレンバッハが両SBを務める、いささか心許ない布陣である。
フランツはSBだとイマイチなので、もしかしたらトレホンは妙案かもしれない。


代表戦ウィークを境に世界は一変してしまった。

仏パリで発生したテロ事件の犠牲者に、黙祷。











―13時半、キックオフ。






「…!!」



はやっ!(笑)

前半3分、フライブルク先制。
敵陣右サイド奥深くでフィリップとの連携からフランツのクロス。
なぜか誰もマークしていないペーターゼンが難なく押し込んだ。
エッフェンベルクさん、あれはちょっとマズいんじゃないかな。



前半20分、フランツがいい位置でボールを奪う。





「…!!」





2-0!

フランツ、キレキレ。

素晴らしいボール奪取と完璧な軌道のクロスで
ペーターゼンの2点目をお膳立て。あれは半分以上フランツのゴールだ。


前半30分過ぎ、左ペナルティエリア付近でFK獲得。
パーダーボルン主将バカロツが2枚目のイエローで退場。
やべぇ、今日は風吹きまくってる。






「…!!」




3-0!!!

ヴィンチェンゾ・グリフォの直接FKが今日も炸裂!
大量リードで前半を折り返す。






「…!!」




4-0!!!!

ペーターゼン、ハットトリック達成。

開幕節ニュルンベルク戦はPK2回を含むハットだったが(→参考)、
今日は全部流れから、文句のつけようがないハットトリック。

なお、ペーターゼンは今年2月のフランクフルト戦でもハットを達成している(→参考)。

1年で3回ハットトリックって、あり得ないだろう。


ペーターゼン、超人すぎ。



今日は冴えまくりのマイク・フランツ。



ファビアン・シュロイゼナー。(Fabian Schleusener)
バーリンガーSC(4部)から這い上がって来た苦労人。
今日はこんな新戦力を試す余裕がある。


ヨナス・フェーレンバッハ。
U20ドイツ代表。本職CBも、今日は右SBをそつなくこなしてた感じ。


最終スコア4-1。

無失点で締められないところが少々歯がゆいが、序盤から
全く危なげない展開でエッフェンベルクのパーダーボルンを粉砕。
難なく首位を維持し、RBライプツィヒ(同勝ち点)とともに頭一つ抜け出した。

ゴール裏のウルトラスが待つ「お立ち台」に呼ばれたのは、
ハットトリックのペーターゼンではなくマイク・フランツだった。
2015.11.28 Saturday / ドイツ-サッカー / comments(0) / trackbacks(0)
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