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2018.10.29 Monday / - / - / -
#シャルケ04×SCフライブルク(16/12/17)

12月17日(土)、ゲルゼンキルヒェン。

 

フェルティンス・アレーナ。

 

ブンデスリーガ第15節、FCシャルケ04×SCフライブルク。

 

シャルケ戦のアウェー現地観戦は2012年12月以来4年ぶり(通算4度目)。

シャルケのようなビッグクラブと直接対決できるのが如何に名誉なことか。

昨年2部降格を経験したことで、その有難みが身に沁みてわかった。

 

フェルティンス・アレーナは開閉式屋根、可動式の芝生など

ドイツ屈指の近代的なスタジアムとして人々から高い評価を得ているが、

もう一つの大きな特徴は、ビール。

 

同スタジアムの命名権を持つフェルティンスは、NRW州の大手ビールメーカー。

スタジアムの地下には何とフェルティンスのビールの貯蔵タンクがあり、

出来立ての生ビールがパイプラインを伝って中の売店に供給されているのだ。

ビール好きのサッカーファンにとっては夢のようなスタジアムである。

 

 

フェルティンス。(Veltins)

 

地価の貯蔵タンクから直通の出来立て生ビール、超新鮮で旨い!素朴で香ばしい

モルトの香りがふわっと鼻腔を抜け、やや強めなホップの苦味が口に広がる。

このビールを飲めただけでも遠路はるばる来た甲斐がある。

 

アウェー席からささやかなコレオグラフィー。

 

SCフライブルクの先発は以下の通り。

 

シュヴォロウ

キュブラー - グルデ - ソユンチュ - ギュンター

シュスター - フランツ

シュテンツェル - グリフォ

ハベラー - ニーダーレヒナー

 

右SBはルーカス・キュブラー。昨年夏にザントハウゼンから加入して以来

1年以上に渡って戦列を離脱していたが、今月頭のレバークーゼン戦で遂に

フライブルクデビューを果たした。他にもユリアン・シュスターの先発復帰、

シュテンツェルの右ウィング、ヤニック・ハベラーの先発など、この1ヶ月の間で

ずいぶん新鮮な顔ぶれになった気がする。そして何よりフィリップの復帰が嬉しい。

 

シャルケの内田篤人は復帰ならず。

 

 

―15時半、キックオフ。

 

 

ソユンチュ×コノプリャンカ。

 

ソユンチュの「やらかし」はアウェー戦の風物詩。

今日はやらかしませんように…と願いつつ、心の準備はしている。

 

ユリアン・シュスター。

 

ピッチに倒れ込む我らがキャプテン。


 

SCフライブルクは素早い攻守の切り替えから幾度か敵陣深くに攻め込むも、

ニーダーレヒナーが決めきれない。シャルケにはより多くのチャンスを作られた

ものの、集中した守備と相手の決定力不足で何とか失点を免れる。

 

0-0のまま前半終了、後半突入。

60分過ぎにはキュブラーと交代でフィリップがピッチに投入された。

 

 

 

 

 

「…!!」

 

 

 

 

 

うおぉ、来たあぁぁぁ!!

 

フライブルク先制!!

 

ハベラーのパスがケーラーの足をすり抜けてニーダーレヒナーに通り、

GKフェールマンと1対1。ニーダーレヒナーは落ち着き払って

フェールマンを交わし、無人のゴールにボールを流し込んだ。

ここまで外し続けてきたニーダーレヒナーが値千金の先制弾!

 

しかし、喜びも束の間。およそ10分後には左サイドからのクロスに

フリーのコノプリャンカが頭で合わせてシャルケがあっさり同点に。

その後もシャルケの攻撃は続き、フライブルクは厳しい展開。

 


最終スコア1-1。

 

万雷の拍手で試合後の選手を称えるアウェーのフライブルクサポーター。

 

最後まで気が抜けない展開も、守備陣が何とか持ちこたえてアウェーで貴重な勝ち点1。

ニーダーレヒナーはあのチャンスを決められてよかったな。

そしてソユンチュは心配だったが、今日はやらかさなかったし安定感があった。

主力選手の離脱でいつもより迫力のない面子だったとはいえ、

シャルケ相手にここまで健闘できたのは上出来といえるだろう。

 

満足感に浸りながらスタジアムを後にする。

2016.12.25 Sunday / ドイツ-サッカー / comments(0) / trackbacks(0)
#1.FCケルン×FCアウクスブルク(16/11/26)

11月26日(土)、4年ぶりのケルン。

 

 

ラインエネルギー・シュタディオン。(Rhein Energie Stadion)

 

ブンデスリーガ第12節、1.FCケルン×FCアウクスブルク。

 

前回このスタジアムに来たのは2011年2月。(→参考)

当時はケルンに槙野智章、SCフライブルクに矢野貴章がいた。

 

今は2016年11月、大迫勇也×宇佐美貴史の日本人対決である。

五輪不出場×五輪出場。元1860ミュンヘン×元バイエルン・ミュンヘン。

これが現在はケルン躍進の原動力×アウクスブルクで今季出場時間わずか8分。

わからんもんだな…。

 

ケルシュで乾杯!

 

ケルンの上面発酵ビール「ケルシュ」を代表する銘柄:ガッフェル(Gaffel)。

まず淡い甘味を帯びたモルトがフワッと香り、次にキレのあるホップの苦味が口に広がる。

久々のケルシュは実に旨い!

 

宇佐美貴史。

 

ベンチ入りしてただけでほっとした。


ヤギのヘンネス。

 

ピッチの脇で恥ずかしそうにしてる姿が何とも愛くるしい。

本物のヤギがマスコットだったり、チアリーダーが出てきたり、

ケルン独特の演出が面白い。

 

♪エフツェーケ〜ル〜ン…

 

最近RBライプツィヒとかいうエナジードリンクの広告丸出しなクラブが出てきて

うんざりしている。確かにクラブ経営のコンセプトは合理的で素晴らしいかもしれないし、

実際にいいサッカーをしてるかもしれない。バイエルンの1強体制を止める存在として

大きな期待を寄せる日本人のサッカーファンも少なくない。

 

でも、俺は反対だな。

 

カネで文化は買えない。

 

この先あそこがブンデスリーガやCLを制覇しようと、8万人収容の立派なスタジアムが

完成しようと、ケルンのように自然醸成的な素晴らしい雰囲気が生まれることはないだろう。

 

―15時半、キックオフ。

 

大迫勇也。

 

すぐそばには元SCフライブルクのヨナタン・シュミット(アウクスブルク)。

 

大迫がファウルを受けフリーキック獲得。

身体を張ったボールキープ、積極的に抜け出しを狙う姿勢など躍動している。

 

アウクスブルクGKマルヴィン・ヒッツのセーブ。0-0のまま前半を折り返す。

 

大迫&モデストの破壊力抜群なコンビも今日は不発。

 

後半80分前、宇佐美貴史登場。

 

実に開幕戦以来、超久々の試合出場。短い時間ながら前向きな姿勢が見られた。

 

最終スコア0-0。

 

ゴールは生まれなかったが、なかなか緊迫感のある良い試合だった。

ほんの数分とはいえ、大迫×宇佐美の日本人対決が実現したのも嬉しい。

2人の今後の活躍に期待。

2016.12.04 Sunday / ドイツ-サッカー / comments(0) / trackbacks(0)
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