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2018.10.29 Monday / - / - / -
#アーセナル×レスター(17/08/11)

8月11日(金)、ロンドン。

屋台のジャークチキンを食べた後(→参考)、いざスタジアムへ。

 

エミレーツスタジアム。(Emirates Stadium)

 

プレミア屈指の強豪アーセナルの本拠地。一度来てみたかった。

 

スタジアムの脇にあるアーセナルミュージアム。

ガナーズが築き上げてきた栄光の歴史がコンパクトに展示されている。

(写真中央は無敗優勝を達成した03-04シーズンの所属選手のサイン入りユニフォーム。)

入場料10ポンドは少々お高いが、並ばず入れたのはポイント高い。

 

 

英プレミアリーグ第1節、

 

アーセナルFC×レスターシティFC。

 

2017-18シーズンのオープニングゲームはアーセナルと岡崎慎司擁する

レスターとの対決。日本人のサッカーファンにとって、これは非常に熱い。

 

岡崎慎司。

 

「ミラクルレスター」の15-16シーズンに加入した岡崎は今季でプレミアリーグ3年目。

レギュラー争いは厳しいが、持ち前の献身的なプレーでここまで生き残ってきた。

今シーズンの岡崎にはより多くのゴールを期待したい。

 

ペットボトルのカールスバーグ。

 

エミレーツは3階席上段でもピッチが見やすく、なかなか好印象なスタジアムだが、

ビールだけは残念と言わざるを得ない。ペットボトルの触感と匂いのせいで、

ただでさえ薄味のカールスバーグが余計薄っぺらく感じる。

 

まぁ、中でビールが全く買えないスタジアムもあるし(スペイン、パリ、ミラノ等)

ペットボトルのビールでもあるだけマシといえばマシか。

 

イングランドのスタジアムは座席エリアに酒を持ち込めないので、

売店の近くでビールを飲み干してから席に着くことになる。

 

アレクシス・サンチェスは不在だが、エジルが間に合ってよかった。

岡崎慎司の先発も嬉しい。

 

―19時45分、キックオフ。

 

 

 

 

 

 

「…!!」

 

 

 

 

来た!

 

前半3分、早くもアーセナル先制。エルネニーのクロスから鋭いヘッドを突き刺したのは

アレクサンドル・ラカゼット。クラブ史上最高額の移籍金4,650万ポンドで

仏リヨンから今夏アーセナルに来た期待の新星が早くもエミレーツの大観衆を沸かせた。

 

 

その直後。

 

 

 

 

 

「…!!」

 

 

 

 

岡崎来た!!

 

レスターCBマグワイアがしぶとく頭でゴールライン内にボールを残すと、

岡崎が頭で合わせて見事にネットを揺らした。岡崎さん、幸先いい!

 

前半30分頃、鋭いカウンターからレスター逆転。(1-2)

オルブライトンのワンバウンドのクロスにジェイミー・ヴァーディが直接合わせた。

アーセナルは少々雲行きが怪しくなってきたか。

 

前半アディショナルタイム、アーセナル同点! (2-2)

中央ゴール前の混戦から幸運な形で抜け出し、ダニー・ウェルベックが難なく決めた。

ビールを買いに売店に並んでてこのゴールの瞬間は直接見られず。

 

岡崎×コラシナツ。

 

今夏シャルケからアーセナルに移籍したセアド・コラシナツ。

先日チェルシーとのコミュニティシールド(英スーパーカップ)

では値千金の同点弾を決めた。(PK戦の末アーセナルが勝利。)

 

後半50分過ぎ、コーナーキックからヴァーディの2点目で

レスター勝ち越し。(2-3) 今日のアーセナルは結構ザルだな…。

 

再びリードを許したアーセナルのヴェンゲル監督は後半60分過ぎ、

エルネニー→ラムジー、ホールディング→ジルーの2枚換えを敢行する。

一方のレスターは後半70分過ぎに岡崎を下げてアマルテイを投入した。

 

後半80分経過、スタンドのファンにも徐々に焦りの色が見え始める。

 

 

 

 

「…!!」

 

 

 

 

 

アーセナル同点! (3-3)

 

途中出場のアーロン・ラムジーが上手く抜け出し、

グラニト・ジャカのパスを受けて再び試合を振り出しに戻した。

 

 

 

 

 

「…!!」

 

 

 

 

 

うおぉ、マジか…!

 

アーセナル、ついに逆転!! (4-3)

 

コーナーキックからオリヴィエ・ジルーのヘッドが決まった。

頼りない印象だったジルーだが、今日この土壇場で大仕事をやってくれた。

 

♪Nah nah nah nah nah nah nah, nah nah nah nah, Giroud...

 

「ヘイ・ジュード」をパロったジルーのチャントの大合唱。

今やエミレーツスタジアムは完全に興奮のるつぼと化している。

 

最終スコア4-3。

壮絶な打ち合いを制したアーセナルがホームでの開幕戦を勝利で飾った。

 

アーセナルはラムジーとジルーの交代策がズバリ的中。素人の日本人の贔屓目を承知でいうと、

一方のレスターは身体を張って守備してた岡崎を下げたのが結果的に良くなかった気がする。

 

ともあれ、凄い試合を見られて本当に良かった。本物のガナーズサポは守備の脆さなどを

憂えているかもしれないが、僕のような観光客にとっては神試合と言っていい。

 

 

ユニフォーム、マフラー、アヒル。

今季のユニは赤が暗めで個人的には凄くいいと思う。

2017.08.27 Sunday / イギリス / comments(0) / trackbacks(0)
#エミレーツスタジアム周辺のジャークチキンの屋台

8月11日(金)、ロンドン。

ホテルのチェックインを済ませ、地下鉄ピカデリー線(北行き)に乗り込む。

 

アーセナル駅。(Arsenal Station)

 

今日はこれからアーセナルの試合を見に行くことになっている。

 

その前に腹ごしらえ。時刻は午後6時前後だが、昼飯を食いそびれて猛烈に腹が減っている。

 

エミレーツスタジアム周辺の道路脇には食べ物の屋台がたくさん出ている。

ハンバーガーやホットドッグなどのファストフードの屋台が立ち並ぶ中、

奥の方に一つだけ明らかに異彩を放つ屋台があった。

 

ジャマイカ。

 

なぜここでジャマイカ…!? あまりの唐突さに思わずその場で硬直してしまった。

 

 

焼き鳥。

 

ドラム缶を改造したグリルからもうもうと立ち上る煙、そして香ばしい香り。

 

旨そう! このライブ感は素晴らしい。絶対食べよう。

 

ここに限らず、エミレーツスタジアム周辺の屋台はいずれも

ビールを売ってないという致命的な問題を抱えている。

屋台に並ぶ前にどこか別の場所でビールを確保しなければならない。

 

スタジアム沿いの通りを歩いて一旦アーセナル駅まで戻り、

スタジアムと逆方向にしばらく進むと、ビールを扱う小さな商店があった。

 

レッドストライプ。(Red Stripe)

 

何という偶然。ジャマイカのビールがあった。

ジャマイカの焼き鳥とジャマイカのビール。点と点が一つの線で繋がった。

少々線は細いが、さっぱり軽快な飲み口で暑い夏にいい。

 

ジャークチキン。(Jerk Chicken)

 

炭火でこんがり焼かれた鶏の脚1本が豆ご飯(Rise n' Peas)の上に乗っかっている。

鶏には「ジャークソース」というソースがかかっている。

 

まさかこんなところでジャマイカの飯を食べることになるとは全く想像していなかった。

ともあれ、腹減ってるからさっそく食べよう。

 

 

 

 

 

「…!!」

 

 

 

 

おぉ、うまい!!

 

炭火で豪快に炙られた鶏モモのジューシーな旨味と皮の脂のコク、仄かなハーブの香り、

豆ご飯の甘味、まるでオタフクソースみたいな甘辛味のジャークソース…

全てが一体となって得も言われぬ美味。後から来るジャークソースの辛味もいい。

そこへ冷たいレッドストライプを流し込んだら…もう最高に幸せ。

 

ジャマイカの焼き鳥。思わぬ場所で思わぬ料理に出会った。

満足感に浸りながらスタジアムへ。

2017.08.27 Sunday / イギリス / comments(0) / trackbacks(0)
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